2006/09/30(土)02:49
ストレスは誰にもである。
私はストレスの勉強をしています。
私自身、同じようなストレス性の病気を体験しました。
しました・・・というより現在進行中かな?
私の場合は、集団で行動する時など、個人の自由の利かない状態の時に
お腹が痛くなって、吐き気もします。
常に薬を持参していますが、そうなった時のつらさが耐え切れなくて、最近はなるべく、
集団行動はさけています。
以下に、日本成人病予防協会の参考資料を抜粋します。
予防医学を推進している協会で、健康管理士の資格を取得。
あらゆる病気の原因と予防を勉強しています。
ストレス病は心のトラブルが身体の異常として現れる病気です。
あらゆるストレスは、最終的に脳の中心の大脳皮質というところで感受される。
そこから神経伝達物質が分泌される。
(怒りのノルアドレナリン、恐れや驚きのアドレナリン、
嬉しさ、楽しさのドーパミン、眠気に対して分泌されるセレトニン)
大脳皮質から送り出されたこれらの物質により、それぞれの情報が視床下部(間脳)というとところに伝えられ、
視床下部では、ホルモンの分泌や自律神経の中スイとして、体温や食欲、血圧の中スイとして心の働きを密接に映し出しています。
人間の身体はよくできていて、暑さ寒さなどの外部環境の変化(ストレスとなる刺激)に対して、
跳ね返そうとする力が自然に働き、簡単には病気になったっりしない。
(ホメオスターシス=恒常性の維持)
しかし、非常に強いストレスにより、防御力を超えてしまった場合には、何らかの原因で、ホルモン相互バランスが崩れたり、不足したり、自律神経系の異常が現れる。
神経系の病気も起きる。
ストレスに耐えられる「ストレス耐性は」人それぞれ。
ストレスを強く感じる人のタイプは
タイプAといわれている。
負けず嫌い、頑張りや、過度に競争的、責任感が強い、せっかち、いらいらしがち、
心身症になりやすいタイプは
自分と周囲に対し欲求レベルが高く、満足しない、徹底的にやらないと気がすまない、
人から頼まれると自分の事を後回しにして頑張ってしまうタイプ、
神経症になりやすいタイプは、
神経質な心配性の人、完ぺき主義、潔癖症、自分に自信がないなどのタイプ
うつ病は、現代病といわれているが、
うつ病になりやすいタイプは、何事も真面目で一生懸命な人、環境の変化、など。
最近増えているパニック傷害は、
普段、健康そのもので、ばりばり仕事している人20代~30代に発症しやすい。
PTSD(心的外傷後ストレス傷害)
耐え難い心理的ストレスの後に特異な症状が現れる事。
その事件を連想させるような刺激によってその時のフラッシュバックにより、様々な身体症状が長期に伴う。
ストレスをどのように克服するのか?
◎完璧を目指さない
◎物事を前向きに考える
◎過去にこだわらない
◎適度な休養をとる
◎毎日、自分自身の時間を持つ
◎夜遅くまで仕事、遊びをしないで、睡眠を十分とる・12時前に寝る
正しい睡眠時間は、PM10時からAM4時の間の睡眠がよい)
◎風呂にゆくりはいる(足浴がよい、大きく深呼吸をする・腹式)
◎スポーツをする・適度な運動→サイクリング、散歩、ジョギングなど
◎音楽(自分の症状にあった音楽を専門家に選んでもらう)
◎食事
高たんぱくで消化のよいもの・・・白身魚、豆腐、卵、バナナ
脳はブドウ糖でできているので、たんぱく質を摂る
神経のビタミンといわれる、ビタミンB,C
カルシウムは「天然の精神安定剤」である
心楽しく、くつろいで食べる。
専門的治療
◎カウンセリング
◎精神分析療法
◎森田療法・・・1920年ごろ、森田正馬博士が始めた、あるがままにうけいれる治療法
◎自律訓練法・・段階的訓練を経て、任意に全身の緊張をとり弛緩状態を作る
◎行動療法・・・学習理論に基づいた治療法。
◎生活療法・・・日常的な創作的作業行う事で、自発性を促して自己の役割を認識させて社会性を 獲得する目的
◎家族療法・・・家族の機能に問題があるとして、個人のみならず、
家族全員を対象にカウンセリングする