カテゴリ:カテゴリ未分類
先週末、市役所の支所から『排泄管理支援用具受給者証等の更新について』という文書が届いた。
これは、要するに人工肛門の周囲に貼付けるパウチ(袋)の購入のための補助金の支給を受けるための申請書を提出しなさい、というものである。 人工肛門造設から3年が経った。初めの頃は、腸をもとに戻すかもしれないと医者から言われていたので、半年ごとに更新していたが、最近は一年ごとにしている。もとに戻す手術を受けるには、また全身麻酔されて開腹される。痔瘻の再発も考えられる。そういうことをウダウダ考えているうちに、今のままで暮らそう、という気持ちが強くなってきた。 もちろん、『自然な体』でないことに対するコンプレックスは、人工肛門になる前よりも強くなった。 それでも生きなければならないのだ。いわゆる『寿命』が訪れるまで。 生活を優先して考えると、人工肛門と共に生きる方法を選ぶしかない。 明日は支所が遅くまで開いているので、仕事帰りに申請書を提出しに行こう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月28日 21時08分52秒
コメント(0) | コメントを書く |