本日の「茶飯事」

　50周年記念とやらの吉本興業のツアーで、岡山でも公演するらしいという話を少し前に聞いた。父が宅建協会の会員で（父は不動産関係の仕事をしている）、そこの協賛（スポンサー）が宅建協会らしい。なので、チケットが安く手に入るから、一緒に行かないか、と母に言われ、父と母とわたしで、岡山シンフォニーホールへ見に行った。

　２階席だったので、ステージから距離があり、目に障害のある母は、さっぱり見えていなかったようだった。こんなときにはだいたい母はオペラグラスを持参するのだが、今日は持ってくるのを忘れていたらしい。

　そうはいってもわたし自身も、舞台上の人間の顔までははっきり見えなかったのだが。

　でも、３人のうち、一番笑っていたのはわたしだった。

　帰りは、駅前の「ビックカメラ」の入っているビルの5階の飲食店で、夕食。といっても、９時ごろ。夕食というより、夜食？わたしは豆腐の料理を注文したのだが、それがものすごく辛くて、（とうがらしがぷかぷか浮いていた）ほとんど父に食べてもらった。わたしは、脂肪も繊維もダメなのだが、刺激物もダメ。（香辛料は刺激物に分類されるらしい。）

　他のものも、塩気がどれも強くて、体に悪そうだった。ダシだけで煮物を作って食べることの多いわたしには、特に。言っておくが、調味料がないからというわけではない。

　塩分と脂肪の多い料理は、人間の舌はおいしく感じるから、そういうものを中心にメニューを作っているのかもしれないけど、外食ばかりしている人は、薄味のものをたべられない舌になってしまうのかも。

　まあ、この店の唯一のいいところは、駅から近いところ、だな、と思った。