本日の「茶飯事」

　妹が早朝からまた旅に出た。

　前回と同じく、行き先は不明である。島に行くのか、陸に行くのか、飛行機で行くのか新幹線で行くのか。一人で行くのか、友人と一緒なのか。知るよしもない。
　昨日「どこへ行くん」とたずねたら、やっぱり回答は「どこでもええじゃろ」だった。一泊二日だという。無事に帰ってきておくれやす・・・・。

　わたしは今日は休暇をとって病院へ。
　とはいえ、急ぎの仕事がきのうのうちに片付いていないので、しかたなくスーツを着て職場へ出勤。上司が「後輩に引き継いで早く病院へ行け」と言ったので、ほぼむりやり後輩に引継ぎ、きのう夜なべして書いた手紙を、今日退職する先輩に渡しに、彼のいる部門へ。そのあと、病院へ行って、血液検査と診察と点滴を受けた。あいかわらず白血球は少ない。免疫抑制剤を入れているから、当たり前といえばそうなんだが。

　後輩がちゃんと仕事をしてくれたかが気がかりで、点滴の間はいつもは爆睡しているのに、今日はあまり眠れなかった。

　いつもより早く病院を出られたので、職場へ行こうかと思ったが、やめた。
　
　10日ほど前、自転車同士で衝突して以降、自転車の調子がおかしい。ペダルがすごく重い。それがずっと気になっていたので、自転車屋に自転車を持っていって相談した。そしたら「こりゃ、タイヤ近くの部分が曲がっている、修理どころか、部品の交換が必要」といわれた。修理不可というより、「修理したくない」という感情が伝わってきて、なんだか気分が悪かった。わたしの自転車は、広島の研修所から鳥取へ着任したときに、大型スーパーで買ったものであり、もう１５年近く使っている。当時３万円くらいした自転車だが、メーカー品（ブリヂストン）で、ほとんど壊れることもなく、使ってきたものである。ここ数年で、かごの錆びやサドルの破損は目立ってきたものの、ちゃんと動いてくれていた。

　自転車屋の一言で、買い換えようかな・・・という気分になってきた。