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本日の「茶飯事」

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2016年01月15日
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 病院へ行った。
 
 福山のへ来てからは、血液検査→点滴→診察の順で受けていたが、岡山の病院へ行っていたときと同じ順、血液検査→診察→点滴の順にしてもらうよう、先月電話をかけていたので、今日はその順に受けた。

 血液検査では、かつて入院していた時の点滴を抜き差ししていたせいでかたくなった皮膚・血管から針を入れようとした看護師がうまく針を入れられず、失敗した。別の血管に入れ直しされ、計2か所刺された。診察では、先月から、腹痛と、その反対側の背中の痛みがあることをを訴えた。前回の診察(11月初旬)の時にも言ったが、体重減少が回復するどころかさらに減っていることも伝えた。しかし、触診されただけで、「胃の内視鏡と大腸の内視鏡検査をしましょう。一度に両方はできませんから、二日にわたって検査を受けてください」と言われた。わたしは言った。「この病気は、胃や腸が悪くなることで腹痛はあるでしょうが、背中は痛くなりませんよね?」と。医者は言った。「そうですね(無表情)」
 ・・・・前回の診察で体重減少を訴えた時、「CT検査しましょう」と言われたが、そのときも感じたが、この医者についていて大丈夫なんだろうか、と、ものすごく不安になった。(その検査結果は異常は見つからなかった)

 わたしの病気は、栄養を吸収しづらくなることで、体重減少が起こることはある。
 が、その時は、今までの経験から言って、腹痛、下痢、微熱が続き、次に体重減少が起こる。
 今回は、逆に起こっている。
 私が不安なのは、この持病からではなく、ほかの病気にかかっているのではないかということである。
 例えば、がん。食事量が減っているわけではないのに、体重減少が起こるのは、がん細胞が栄養を奪っているからなのではないかと思った。初期のがんでは、自覚症状があまりないうちに、進行すると聞いたことがある。
 それを言ったら、「血液検査で腫瘍マーカーの数値はでてません、背中の痛みで多く考えられるのは腎臓や膵臓や肝臓ですが、血液検査にそれらの異常はありません」と言われた。血液検査でわからないなら、ほかの方法でこの背中の痛みの原因を解明してくれないんだろうか。
 多くの外来患者が感じていることだろうが、痛みを感じた時にすぐ検査を受けられない。空いている日時にまず予約を入れてもらい、患者はそれに合わせて絶食や下剤の準備をしなければならない。そんなことをやっているうちに、症状が悪化して動けなくなったら、一人暮らしの人間は、もう病院へ行くことすらできなくなる。
 それが一人暮らしの人間の末路なんだろうか。
 もちろん入院患者が優先的に医療(治療)を受けるのは当然なのだが、外来患者に対してもう少し真剣に向き合ってくれる医師に出会いたい。

 この病気になって以来、背中の痛みを感じるのは初めてであり、わたしはとても不安である。






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最終更新日  2016年01月17日 22時27分30秒
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