職場の先輩の奥様に呼ばれて玉島のご自宅まで行った。
会ったのは約二か月ぶりだったが、わたしの顔を見て最初に言ったのが「やせた?」だった。
この人だけではない。
昨年の秋から約一年、職場の人にもそれ以外の人にも、「やせたね」と言われる。
ふつうの女性は、言われてうれしい言葉なのかもしれない。
だが、わたしには、不安要素でしかない。
そもそも、大人でも子供でも、ダイエットもしないのに体重が減少すること自体が、異常事態である。
わたしの叔父は、肺がんで最近手術した。術後、太り始めたといっていた。栄養が、行くべきところへ行っているからだと思うといっていた。逆に考えると、行くべきところへ栄養が届いていないために、やせていくのだ。行くべきでないところに栄養が奪われているというと、やはり、がん細胞に栄養を奪われているのではないかという考えに至ってしまう。
昨年まで51キロあった体重が、今46キロくらいしかない。体重が減るだけならまだいいが、右上腹部と背中の痛みも少しづつではあるが、だんだん強くなっている。
今月12、13、14日は夏季休暇なので、前回とは別の病院へ紹介状を書いてもらう依頼をするために病院へ行こうと思っている。
今年に入ってから、有給も夏季休暇も、ほぼすべて通院のためのみに取得している。
旅行なんて行きたいのに行けない。自分の不健康が恨めしい。
モーリシャス島に行きたーい。
元気な体と心がないと、仕事も遊びもできなくなる。できるうちに、できることをやっておかなければ。