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* kapi *

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2004.06.21
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この間、本屋に行った時に、Kazeが見つけた本、
『おれはティラノサウルスだ』宮西達也:作。


「感動するから、読んで!」
え?(*゜▽゜*)?
ここ、本屋なのに、読むの??

まっ、いっか!
どれどれ。。。


内容は、プテラノドンの子どもと、大人のティラノサウルスの心温まる、お話。

ひとり立ちしなければいけないプテラノドン。
でも、うまく飛べない。
そんな時。肉食のティラノサウルスが、巣のすぐ近くまで、やってきました。

あぁ・・・ 食べられてしまう!!!と思った、そのとき。
岩山が崩れて、下敷きになってしまったティラノサウルス。
これで逃げられる・・と思ったプテラノドンだけど、お母さんの「どんな人でも、困ってたら助けてあげるのよ」という言葉を思い出して、岩の下から助け出します。

身体も動かない。目も見えないでいるティラノサウルスを見て、
可哀想に思ったプテラノドンは、
自分もティラノサウルスだ!と嘘をついて、看病してあげます。

お母さんにしてもらったように、葉っぱをかけて雨から守ったり、
お父さんにしてもらったように、赤い木の実をとってきて食べさせたり。。


それから、何日も、何日もたったある日。
木の実をとって戻ったプテラノドンは、目をギラギラさせて魚をくわえているティラノサウルスを見つけます。
元気になったティラノサウルスが、どんどん近づいてきます。

(どうしよう・・・)と思いながらもプテラノドンは、お父さんの”翼をいっぱい広げて、地面を力いっぱい蹴るんだ”という言葉を思い出して、
エーーーーーイッと空へ飛び立ちます。


遠ざかるティラノサウルスを見ながら、プテラノドンの子どもは、
”ティラノサウルスが元気になって、よかった。。
 ボクが、本当のティラノサウルスだったら、
 仲良しになれたかもしれないな”と思います。

ガォォォォーーーと叫びながら追いかけてきたティラノサウルスは、
「 おまえがプテラノドンだってことは、初めから、知ってたさ。
  せっかく、おまえの大好きな魚をとってきたのに。
  いっしょに食べたかったのに。。。
  そして、お前の顔を見て、ひとこと言いたかったんだ。
  ”ありがとう”って。
 
  ほんとうに、ありがとう・・・・ 」

そう言って、いつまでも、いつまでもプテラノドンの子が飛んでいった方を見上げていたのです。。。。




(T∇T)(T∇T)(T∇T)うるうるうる・・・
           (T∇T)(T∇T)(T∇T)うるうるうる・・・
                      (T∇T)(T∇T)(T∇T)うるうるうる・・・

もう、感動の嵐。。 (T▽T )
親子で泣いてしまったよ。。
そう!本屋さんなのに!!!  ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!!



 『 だれかを思うと 優しくなれる。  
   だれかを思うと 強くなれる 』


そうだね。。
そうだよね。。。




いいお話です。 みなさんも、ぜひ!
(くれぐれも、ハンカチの準備を、お忘れなく。。)  Σ( ̄□ ̄; それって、うちだけ??



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後日談。  
Kazeは昨日、その本を自分のおこづかいで買ってました!

また、泣いちゃいそう。。。



「おまえうまそうだな」も、泣けます。。)





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Last updated  2004.06.21 09:02:28
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