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ちょっと日記にするには出遅れた感がありますが、また残念な事件が起こりましたね。戦場で命を落とす戦争記者は少なくないですが、彼等は命の代償に何を得られたのでしょうか。今回の橋田さんは戦争記者として日本でも認められた人で、私も何回かテレビでお見かけしたことがあります。比較的寡黙で、記者として事実を淡々と述べる姿勢は戦場記者だなと思った印象があります。先の2人組邦人人質や3人組人質もジャーナリストと言っておりましたが、同じジャーナリストで片づけられたら可哀想ですね。 この点について、一昨日くらいの読売新聞社説に、今回の橋田さんらは記者として自己責任のもとに行ったのであり、先の人質事件のように国の施策転換を要求するようなものとは事件の本質が違う、とのコメントを掲載しておりました。かつてはふぬけたコメントばかり掲載していた読売新聞はいつからまともになったのでしょうか(汗)。また、別の戦争記者は、橋田さんらと先の人質ジャーナリストでは、危機管理や状況判断力などの能力のレベルが全然違う、とのコメントも述べていました。昨日は、テレビで橋田さんの特集もやっていました(司会が森本哲郎というのが気にくわないが)し、多少は報われたと言えるでしょうか。そんな中、先の人質J.Y氏が人質の体験談のようようなものを出版しましたね。当然、中身は読んでいませんが、このスピーディーさといい、羞恥心のなさにはいささか呆れるものがあります。 さて、戦場記者というのは何なのでしょうか。日常の事件記者とは違って、本来一般人が立ち入ることのない非日常の世界を取材するわけですから、そこにある大義とか正義とかいった殺人行為に翻弄される人々(兵士も民間人も)の姿を送り届けるのが一つの使命だろうと思います。しかし、あくまでも読者あっての記者ですから、スクープ的な記事が優遇されるのは仕方のないことでしょう。ただ、それだけに記事の内容が偏ったものになったり、事実を歪めたものになる可能性は否めず、記者自身の信頼性というものが大変重要になると思うのです。現地にあるのは、両陣営の兵士にしろ民間人にしろ、喜怒哀楽を持ち合わせた一人の人間であり、かつ非日常の出来事が多発する場であり、数少ない写真や記事でそれを漏れなく伝えることは大変難しいことでしょう。 こういったことから、単に興味本位で取材に入った記者が兵士に嫌われるのは第二次世界大戦でも、ベトナム戦争でもよくあることで、より戦場を理解するために前線へ赴く記者は相当に兵士達に入れ込まなければならないわけです。入れ込めばその分偏向した理解にもなりかねず、命の危険性も増すわけです。 戦争記者は大抵中立の立場として戦場に入りますが、彼等の配信する記事は必ずしも中立ではないわけですね。その時点で、当事者からすれば第三の敵とみなされても仕方のないところとなります。これを逆説的に見ると、戦場記者は自己保身のためにも、スクープのためにもあらかじめ取材姿勢、戦争の大義的ポリシーを持っていなければならないということになります。つまり、争いのどちらかの体制の庇護下にいる必要があるわけです。この時点においてまだ中立的立場を取る場合は、殺されても仕方がないと割り切ったものと認められます。もちろん、そういう記者もいるのでしょうが、通常はどちらかの庇護下のもとに限定された取材をしていると思われ、本当の意味での中立な取材などは事実上無理なのではないかと思うのです。これも一つの危機管理の手法なので仕方がないと思います。逆にきちんとそのことを意思表示していない戦場記者は、一種のゲリラのようなものですね。 戦場記者は、非日常の世界で日々刻々と変わる大義のもと、命を賭して瞬時の判断で取材をしていくわけですから、その苦労は図りしれません。その割に取材されたネタは興味本位でとらえられがちで、事件ネタというよりは芸能ネタに近い扱いのような気がします。記者の体験談とかルポというのは読み物としては面白いのですが、戦場の本質をとらえているわけではないですね(もともとそんな気がないのかも知れませんが)。果たして戦場の本質をとらえようとしている記者はどれくらいいるのでしょうか。我々は戦場からの記事をきちんと判断する能力が必要とされているような気がします。 また、戦場記者はその言論によって第三の勢力となっていることも自覚して貰わねばならないでしょう。近年のネット社会化の故、記事が新たな紛争の火種となっているケースもあります。逆に紛争当事者に悪用されるケースもあります。記者の倫理性にもかかわってくる部分だろうと思います。加えて、ネット社会の進展で現場の兵士の声もリアルタイムで伝わるようになっています。戦場記者の果たす役割は変わりつつあるのかも知れません。米第4歩兵師団のホームページイラク戦死者の名簿が悲しいですね。にしても、戦争記者を引きつける戦場の魅力とは何なのでしょうか。(うう閉まらん) 最後に戦争記者を題材にした映画はいくつもあります。「ワンス・アンド・フォーエバー」ベトナム戦争前線で兵士とともに戦った記者の逸話です。私の映画レビュー「キリング・フィールド」カンボジア内乱の話です。私の映画レビュー「ウォー・ストーリーズ」はウズベキスタン内戦の話です。「ウエルカム・トゥ・サラエボ」ボスニア紛争の話。私の映画レビュー「地雷を踏んだらサヨウナラ」カンボジア内戦で死亡した戦争カメラマン一ノ瀬泰造氏の話 ところで、本当はこの日記はバレーボール男子の惨敗ネタで、日本は徴兵制がないからフルセットの末精神力で負けるのだという、お馬鹿な論調にしようとしていたのですが、徴兵制の韓国に勝ってしまったので、おじゃんとなりました。ということで、お馬鹿な徴兵制ネタはまた後日。
2004年05月31日
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マイクロアーマーの1/144戦車第10弾が発売されたとのことで、早速昨日買いに行きました。コンビニにはまだ並んでいないので、ジョーシンのキッズランドへ潜入。まだ手つかずの箱が出ていたので、セオリー通りに6個購入しました。シークレットは出ませんでしたが、一応一発でノーマルコンプ。ちょっと小さめの3号戦車はかわいいですね。特に砲兵観測戦車は物干し竿がついているみたいで、なかなかいいです。1937年にA型ができてから最終型N型まで有ります。マイクロアーマのページマイクロアーマー 第10弾 PANZER III ドイツ三号戦車 BOX
2004年05月30日
アメリカの「西部戦線異常なし」を念頭において、イギリスで製作された戦争名作映画。今や古典に近づきつつあるが映像の鮮度は目を見張る。監督の経歴等からも反戦映画としてあげられており、英雄を作らず戦争のむなしさを強調した映画と評されている。題材はイギリスの植民地政策下にある南アフリカ。一応史実を根拠にしている。 1879年、南アフリカ最大の部族ズール族とイギリス軍は戦闘状態にあった。1月22日に大規模な戦闘があり、イギリス軍1000名余りが全滅した。次に狙われるのはローク浅瀬にあるローク砦。1月23日、ついにズール族4,000名が押し寄せてきた。砦を守るのは、イギリス軍第24連隊第2大隊B中隊南ウェールズ辺境警備隊のわずか100名ちょっと。隊長はブロムヘッド中尉だが、たまたま橋の建設に来た工兵隊のチャード中尉が指揮を執ることになる。この地に教会を持つ宣教師とその娘は撤退を勧めるが、中尉らは砦の死守を決める。ズール族の武器は槍が主体だが、先の戦いで奪ったライフル銃も持っている。何次にも渡って押し寄せるズール族。イギリス軍は防壁を作り、組織的なライフル銃撃で応戦する。次々に倒れるズール族兵士。イギリス軍も次第に兵力を失っていく。・・・・ 1963年製作とすれば十分立派な作り込みである。映像的にも、音楽的にもしっかりと内容にマッチしている。さすがに名作と唱われるだけのことはある。ただ、年代を感じさせるのは戦闘シーンの稚拙さ。銃撃シーンにしろ格闘シーンにしろ優れた指導がなかったのだろうか、二流の西部劇程度でしかない。また、カメラワークもせっかくズール族の人数をかけたスケールがうまく生かされていない。場所の位置感がつかめず、全体像が見えてこないので臨場感につながっていない。とはいえ、押し寄せるズール族など最後まで十分引き込まれる圧倒感はさすがだ。 確かに、反戦的というか戦争に英雄を作らないという姿勢は伝わっては来る。ズール族を極度に卑下したものでもなく、イギリス軍を過当に英雄視したものではない。しかし、イギリス人ではない我々から見ると、そもそも南アフリカの植民地政策がおかしいと思うので、あまり反戦感に入れ込むことはできない。 ちなみに、この戦いでイギリス軍の最高武勲ビクトリア勲章を11名もが授与されているそうだ。あと、余談だが、ズール族の女性達のハリのある裸はなかなか圧巻です。1963 イギリス 監督:サイ・エンドフィールド出演:スタンリー・ベイカー、マイケル・ケインほか 138分 カラー興奮度★★★★沈痛度★★★爽快度★★感涙度★ズール戦争スペシャル・コレクターズ・エディション(期間限定)
2004年05月29日
翌年以降にカラー作品の明治天皇3部作が製作される新東宝が製作したモノクロ作品。スカパーで放映したものを見たのだが、映像や音声はボロボロ。戦前の作品かと思わせるほど。監督は後にはポルノばかりを撮る志村監督がまじめに撮っている。主演は寡黙な感じのする佐分さんだが、本来は他作で山本元帥を演じている大河内さんがやるはずだったとか。参謀役でかなりイメージの違う細川俊夫、宇津井健が出演している。 さて、ストーリーは題名のとおり、山本五十六海軍大将の人生を描いたもので、海軍少将?の時代対米開戦を阻止しようとするところから始まる。ロンドン軍縮会議への参加、故郷長岡への帰郷など有名なエピソードも盛り込まれている。平成15年から新潟日報や北日本新聞で連載中の「海続く果て-人間山本五十六 -」(工藤美代子著)を読みながら見ると益々五十六の人柄がわかりやすいだろう。山本五十六は海軍の国際派と称される良識派であり、海軍軍人としては航空戦に長けている人物である。対米開戦では1年は頑張れるが物量からそれ以上は無理と踏んでいた。しかし、五十六の努力むなしく、日米開戦となり、皮肉にも連合艦隊長官となっていた五十六は軍人として全力をもって戦う。緒戦の真珠湾攻撃、レイテ沖海戦、ミッドウェー海戦と戦い、次第に連合艦隊は疲弊する。山本五十六は前線のラバウル基地に陣を置き、指揮を取るが、ブイン基地への移動の途中、暗号解読で待ち伏せをした米軍P-38に撃墜され戦死する。 いずれもとにかく有名な話で、全編通して特に目立ったエピソードはない(製作当時はあったかもしれないが)。淡々と史実を戦記物らしく進めていく。映像はかなりの部分を実写(記録映像)を利用しており、それなりの迫力がある。ただし、日本側の撮影したフィルムは当然のごとく少ないので、大部分は米軍側のフィルムを利用しているようだ。特に、ミッドウェー爆撃のシーンでいかにも日本軍が爆撃して地上を機銃掃射しているように見えるのだが、どうも地上の飛行機は日本軍のじゃないかなあと見える。つまり、米軍のフィルムを流用しているようなのだ。また、空戦や対艦戦のシーンは、有名な特攻シーンの映像が使われていたり、米軍の艦砲射撃(多分、沖縄など)の映像が流用されている。したがって、迫力はあるけれど、挿入映像はストーリーと全く関係ない。とはいえ、零戦や一式陸攻などが飛び立っていくシーンなどは戦時当時の映像なので、見ていてとても興味深い。 というわけで、作風や実際の映像はかなり前代的な映画といえる。戦記物として見る分には興味深いといえるだろう。1956 新東宝 監督:志村敏夫出演:佐分利信、細川俊夫、宇津井健ほか 101分 モノクロ興奮度★★★沈痛度★★★爽快度★★感涙度★軍神山本元帥と連合艦隊
2004年05月28日
5/23日付けロイターの報道で、ドイツのある歴史学者が、ヒトラーの著書「我が闘争」に関して、ヒトラーの最も近い相続人(オーストリア人)が著作権使用料についてバイエルン州を提訴すれば確実に勝てると申しているそうだ。ただ、相続人とおぼしき人(彼の父がヒトラーの甥にあたる)は「ヒトラーの相続に関しては、すべて承知している。でも、関わりを持ちたくないし、何もしたくない。ただ、そっとしておいてほしい」と述べたそうな。我が闘争はヒトラーが反政府活動で投獄された1923年に執筆し、1925年に出版、1939年までに500万部が売れた本です。 なんだか、おせっかいな笑い話のような話だが、相続人本人からすればそりゃそうでしょう。いくらヒトラーの血縁者とはいえ、彼の著書で儲けたとなっては世間の目が厳しかろう。 ということは、今まで「我が闘争」の著作権は相続されていなかったってこと?相続者がいない場合は著作者が死亡した時点で著作権が消滅してしまうのだけれど。ただし、ドイツでは著作権の保護期間は著作者の死後70年間とされているので、1945年にヒトラー死亡であれば2015年まで保護期間となります。 バイエルン州を提訴?良くわかりませんが、要はこれまでの間にバイエルン州が「我が闘争」に関して得た利益を遡って返せということなのですかね。で、何でバイエルン州なんでしょうか。ミュンヘン党本部、ニュルンベルグの党大会会場、ベルヒテスガーデンのヒトラーの山荘などヒトラーゆかりの遺跡があるからですかね。でも、著作権使用料と言っているくらいなので、著作の版権かなにかをバイエルン州が持っているのでしょうか。 そういえば、日本でも角川書店が「我が闘争」を翻訳出版してますね。あれはどこに著作権料を払ったんでしょうかね。タダだったのだろうか。しかし、戦後60年近くになろうというのに、こうしていまだ影響を及ぼしているヒトラーは、ある意味偉大です。あのカリスマ性をいい方向に使っていれば世に傑出した偉人となれたでしょうに。そういう意味で「叩き上げ」でトップの座についた人というのは、欲望が強すぎるのか、虐げられてきた反動なのか、おかしな方向に行ってしまうことがあるようです。ソ連のスターリンにせよ、北朝鮮の金日成にしろ。これからの選挙は血筋で選ぼうかなあ、などとバカなことを考えついたのでした。 ちなみに、「我が闘争」をネットで調べてたら、フランスはナチス関係商品の販売は違法となっているらしいですね。よってフランス人は「我が闘争」を購入することはできないみたいです。これも、未だ戦争がひきずる影と言えましょう。 あと、ついでですが、著作権の保護期間が最も長いのはどこかというと、コロンビアの死後80年です。短いのはイランの30年なんだそうです。ただし、イランとは現在条約関係にないのでイランの著作物を守る必要はありません。イランの原著作物なら好き放題し放題ってことです。なお、日本はベルヌ条約と万国著作権条約、TRIPS協定、WIPO著作権条約、WIPO実演・レコード条約に加入しています。 直接関係ないけど、同名のDVD映画我が闘争 【IVCF-2010】 =>20%OFF!《発売日:02/05/25》
2004年05月27日
刑務所もの映画で、ロバート・レッドフォードの熱演が前評判。同じ刑務所ものの秀作「ショーシャンクの空に」「チェーン・ヒート」並の出来を期待したが、2つも3つも格下。設定や背景は多少おかしな点があっても許すが、脚本が単調で結局盛り上がりのヤマは一つしかなく、意外性が全くない。映像的にも、ヒューマンドラマなのか、アクションなのか中途半端でどちらにしてもインパクトに欠ける。 ストーリーは、作戦の失敗(大統領命令違反)で有罪となった伝説の英雄アーウイント陸軍中将が、ウインター大佐が所長を務める軍刑務所に入所する。ウインター大佐は当初英雄に敬意を表するが、中将が大佐のコレクションを「実戦経験のないものがやることだ」とけなすのを聞いてしまい、敵意を示し始める。もともと、厳しい管理で囚人を統制する大佐であり、次第に中将を始めとする囚人たちと険悪な関係になる。中将と懇意になった元海兵隊伍長が大佐に殺害されたことを契機に、ついに囚人達は軍人の尊厳を守るため、中将の指揮下のもと刑務所占拠をもくろむ。 まず、気になる点がいくつか。伝説の英雄である中将が収監される経緯が何一つ描かれていないこと。これで、中将に対する思い入れができなかった。次に、囚人達がすぐに中将に慣れていったこと。もちろん軍人として崇拝することもあるだろうが、重犯罪を犯した軍人達である。もっと荒くれの印象が欲しかった。中将が終日労働をクリアして皆の尊敬を勝ち取るシーンもあることはあるが、あまりにチンケ。そして、極めつけは、所長大佐の不当弾圧に堪忍袋の緒が切れたという状況だが、そんなにひどいかなあという印象。確かに、囚人を殺害させはしたけど、所長は職務に忠実なだけともとれるし、他の映画の横暴所長や看守に比べれば全然問題ない。むしろ、大佐に心ない言葉を言った中将のミスから発しているし、囚人としての軍規を守っていないのは中将側じゃないのかなと思わせる。ある程度押さえつけられるのが軍隊でしょ。 看守側と囚人の戦闘シーンも面白くない。確かに、囚人側は武器がないけど、投石機や火炎弾など意外性はあるものの、そればかりではほんと迫力ない。しかも、看守側はゴム弾や催涙弾などで殺す気はないのに、中将達は見張り塔を破壊したり、炎上させたりと軍の持ち物である施設を破壊しまくり。基本的に殺し合いはしない程度の争いという、なんとも中途半端で歯切れの悪いアクションシーンは設定のミスか。そもそも、中将はどんな状態(レベル)まで反乱しようとしたのか、ラストのシーンを見ても今ひとつピンとこない。 中には感動的になりそうなエピソードやシーンもあったので、しっかり脚本を練り直して欲しいなあ。ちなみに、最新発売のDVDには監督の製作コメントバーションもありました。どうも、役者に対する思い入れや起用法、映像への固執ばかりが強すぎて、聴衆への配慮というか、練られたストーリーという点ではあんまり考えてないのかなというコメントでありました。2001 アメリカ 監督:ロッド・ルーリー出演:ロバート・レッドフォードほか 132分 カラー興奮度★★沈痛度★★★爽快度★★感涙度★★1枚買って1枚もらえる!ラスト・キャッスル(期間限定)
2004年05月26日
ミリタリーもののタクティカル・ブーツは結構高いですよね。いい物はほとんどが輸入物ですが、取り扱っている店は非常に少ないです。しかも、ほとんど定価販売なので安売りする機会は逃せません。ということで、今回ポリス、ミリタリーグッズ専門店のシーザムさんで、「ハイテック」と「ローキー」のミリタリーブーツがかなりの安売りとなっています。品数は少ないので品切れ必至。シーザムさんtop ハイテックはトップページから。ローキーはタクティカル・ブーツのページから入るとあります。お早めに。ちなみに自分は雨靴仕様で使うためゴアテックスねらいなので今回は残念ながらパス。カーゴパンツを履くときはブーツでないと格好つかないのですよね。でも、欲しいなあ。←自制心でひたすら押さえている。
2004年05月25日
食玩のフルタから「メタルガンマニア」が発売されています。コンビニではほとんど見かけませんね。なので、6個入りBOXを2つもネットで購入してしまいました。もともとミリタリー好きではあるのですが、ガンにはほとんど興味がありません。昔昔に銀玉鉄砲を買ったことがありますが、学校で禁止されて以来遊ばなくなりました。ガンは手にしたら絶対に撃ちたくなりますからね。そういうことで、サバゲーにも少しは興味があるのですが、はまるととても高くつきそうなので、避けている次第です。 このミニチュアなら問題ないだろうということで購入いたしましたが、なんでしょう、ちょっと中途半端な出来と大きさですね。メタル製なので、重たさはズンと来ますが、可動部分は各1箇所。シリンダーが回ったり、弾倉が取り出せたりといった感じ。男心をくすぐるにはちょっと寂しい。あとは、ディスプレイなんでしょうが、どうやって飾ればいいのか今ひとつ思案しかねます。また、一つ一つがディスプレイ用っぽいケースに入っているのですが、このあたりもどう活用すればいいのか。一つ210円とかなりお安いのですが、活用面で困りますね。 そこで、考えたのが、1/6スケールのGIジョーの人形に持たせること。なかなか様になっています。が、うちのGIジョーは子どもの虐待動物なので、メタルガンまで子どもの口にくわえられる始末。で、撤去しました。 なお、これは全9種類です。フルタはBOXで買っても全種類揃うとは限らない、ランダムシャッフルアソートです。2BOX12個買って8種類まで揃いました。1種類はあきらめかな。メタルガンマニア BOX
2004年05月24日
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小泉首相が訪朝して、日本人拉致被害者の家族5人が帰国だとかで、目出度いことです。それにしても、小泉首相はおいしいところをしっかり持っていきますね。これも政治手腕の一つなのでしょうか。でも、テレビ等のマスコミは曽我さん一家が帰国しないので失敗だと報道していますね。曽我さんの夫ジェンキンス氏は自らの意志で断ったというのに、論点をすり替えた報道は、なんだか訪朝前の某TV排他問題への報復というか、世論操作のような気がしてなりません。本当にTVで言う「世論は怒っている」のでしょうか。世論って誰のこと?でしょうか。 さて、今日は曽我さんの夫である元米兵ジェンキンス氏について。ジェンキンス氏は朝鮮戦争が停戦を迎えてから約10年を経過した1965年の1月5日、米軍軍曹として停戦ラインを巡回中に失踪、数ヶ月後に北朝鮮から亡命者として受け入れられたとされています。これを額面通りとらえれば、米軍からすると「逃亡罪」が適用され「脱走兵」として扱われるのです。米国防総省は、ジェンキンス氏を脱走兵と見なし、来日の暁には訴追する方針を示しています。ジェンキンス氏はそれを懸念して来日を断ったということです。 さて、軍を脱走する逃亡罪にはいくつかのランクがあるようで、簡単に言えば罪の重い方から「敵前逃亡」「戦時逃亡」「普通逃亡」になります。「敵前逃亡」は敵と臨戦中での逃亡であり、味方の志気にも安全にも直接影響するため重罪扱いで、第二次大戦中はそもそも捕虜になることを禁じた日本や、ソ連、ドイツなどでは銃殺刑になることも少なくなかったようです。比較的フランクな米軍にしても、敵前逃亡は前線の志気を大幅に低下させるため、銃殺刑となる例が映画でも良く描かれていますね。「戦時逃亡」とは接敵中ではないが、交戦中や戒厳中の場合の逃亡。「普通逃亡」とはさしたる敵がない平和時の軍からの無断離脱を指します。 ジェンキンス氏の場合は、停戦中であり「敵前」と「戦時」の中間くらいのイメージですね。時代も時代なので、銃殺刑というほどの罪ではないでしょう。ベトナム戦争時にも逃亡兵に対して大統領の「恩赦」が多数適用されているので、今回もそれが適用されるのではないかとの憶測も出ています。しかし、米国防総省はかなり強硬な姿勢を崩していません。この事件の数年後の1968年には北朝鮮のソウル襲撃「青瓦台事件」、さらに数年後には北朝鮮軍の南進トンネル発見と極めて緊迫した時期であり、米軍に与えた影響は大きかったと言えますし、共産国家への米兵の亡命が極めて異例であることを重視しているのは間違いないでしょう。核問題など米朝交渉への影響も絡んでいるのかも知れません。おっと、ちょっと政治問題に入り込みすぎたのでここで辞めます。 遅ればせながら、実は本日の裏主題は「敵前逃亡」なのです。敵前逃亡をする兵士の心情とはこれ如何に。ジェンキンス氏は、もしやもすると共産主義思想を信奉しての意図的亡命であったかもしれませんが、ここではそうではない無思想の場合を考えてみます。まず、何故敵前逃亡を図るのか。無思想であれば、理由は単純で「死にたくないから」「人を殺したくないから」のいずれかであり、敵前となればほとんどが前者ではないでしょうか。後者ほどの意志があれば徴兵時で拒否しているでしょう。「死にたくない」というのは、死への恐怖、愛する家族への思い、現世への執着など様々でしょうが、普通の人間ならばこの思いは少なからず持っているはずです。なのに、何故大多数の兵士達は脱走しないのか。それは、死にたくない気持ちを押さえつけるほどの「軍の規律」と「連帯感」からなのだと思います。先にも出ましたが、第二次大戦中では逃亡=即射殺ですから、どちらにしても殺されるという諦めにも近い束縛があります。ちなみに、日本の自衛隊は軍隊ではないので、軍法会議システムはなくて、当然「敵前逃亡罪」はないそうです。あっても「職務放棄」位だそうです。心おきなく逃げられますね。と、ふざけた話はさておいて、戦場で束縛する最も大きな力は後者の「連帯感」ではないかと思うのです。この「連帯感」とは何かと言えば、仲間を見捨てない気持ちの「友情」、祖国を守る気持ちの「義務」、臆病者ではない気持ちの「勇気(恥)」を共有する感覚のことで、一種の運命共同体的脅迫観念とも言えます。特に日本軍は最後の「恥」の要素が強かったのではないのかな。こうした感覚は戦争映画でも多く取り上げられていますし、感情的シーンの名場面を構成する主要な要素となっています。 しかし、戦争映画では、何となく感情移入しているつもりで涙したりするのですが、果たして本当に前線での兵士の気持ちになっているのだろうかという疑念が常々あるわけです。先に申した「連帯感」は経験した者でなければ理解できないのだろうと思うのです。例えば、自分が一兵卒で、このままでは全滅するので敵のトーチカを粉砕するため囮で飛び出してくれと命令されたとします。飛び出せば戦死は必至。自分が死ねば戦友皆が助かる。よし、行くぞ。で行けるでしょうか。脳裏に田舎の母親の姿が、身重の女房の姿が、抱いたことのない子供の姿が浮かびます(ちょっとやりすぎか)。「なんでわしだけ死ななきゃならんのだ」。そう思ってもおかしくはないですよね。しかし、実際の戦争では多くの若い兵士が飛び出して行ったわけです。その心情はいかばかりか計り知れぬものがあります。 これほど強い絆である「連帯感」が弱くなった軍隊は「軍の規律」だけで統制するわけですが、それではちょっと形勢が悪化しただけで逃亡兵が続出してしまいます。歴史上でも第二次世界大戦における白ロシアのソ連軍、末期のドイツ軍、朝鮮戦争における北朝鮮義勇兵などが如実に語っています。「連帯感」そのものは私ではとうてい理解に及びませんが、如何に軍隊において「連帯感」が影響力を持っているかはわかります。ジェンキンス氏が来日を断った理由のひとつにこの「連帯感」に対する懺悔の念があったのではないかと思わせる日でありました。(とりあえず締まったか?) 脱走兵を扱った映画は多数ありますが、ぱっと思いついたものをあげてみます。地上より永遠に(1953米)突撃(1957米)春婦伝(1965日本)最後の突撃(1957日本)
2004年05月23日
ただでさえ、溜まっていく映画のDVD。今年の夏に向けて大量に発売されるようです。特に戦争映画物は終戦記念日に向けて発売が多いようで、FOX20世紀センチュリーでは「戦争映画クラシックコレクション32」とやらいう、多分32本入りDVDBOXを発売する。ここのは全て名作ばかりなので、垂涎ものだ。例えば、「空軍大戦略」「ならず者部隊」「ガダルカナルダイアリー」など。もちろんバラ売りもします。戦争クラシック・コレクション32(初回限定生産) このほか、米映画「レッド・バロン」「戦場」といったややマイナー級、韓国映画「ホワイト・バッジ」も再販される。珍しいのはやや古めの「戦争は終った」で多分IVCからの発売ではなかろうか。ポニーキャニオンからは「極寒激戦地アルデンヌ 西部戦線1944」という聞いたことのない映画が出るようだ。ここは今正月に「東部戦線1944」というソ連映画を出したので興味津々。 これらの情報はこちらのページにまとめたのでご覧あれ。 しかし、戦場ロマンシリーズ第4弾を注文したばかりだというのに、全く持ってどうしてくれようか。資金繰りは悪化の一途である。戦場ロマンシリーズ(4)第三帝国~神々の黄昏 DVD - BOX
2004年05月22日
「イラクで米軍が結婚式を誤爆して45人死亡」という記事が出ましたね。またやってしまったかという感じです。こういった誤爆は第二次世界大戦にしろ、現代戦にしろ少なからず発生し、それが敵国民であったり味方であったりします。とにかく、本来殺されるべきではない人が死んでいくということは極めて残念で悲しいことであります。 報道では結婚式の祝砲を攻撃と誤認したか、とされています。そもそも、こういう事態の時に誤解されるような行動しなければと思いますが、それはさておきどうしてこういう事態が発生するのかということを考えてみたいと思います。 完全なる交戦状態の場合には、敵とおぼしき姿を確認すれば即発砲します。敵というは敵兵のことであり、敵国民間人は除きます。しかし、相手が兵士か民間人かを確認することはなかなか困難です。ましてや相手の姿をほとんど見ない現代戦では尚更のことです。従って、弱者は自国民間人の間に入り込んで戦う戦法(ゲリラ戦)を取り、強者はそれに悩まされる訳です。そのため、ジュネーブ条約では民間人に紛れ込んでの交戦を禁じている(はずだ)し、そういう行為は戦場では卑怯な行為とされるのです。これに、準じて言えば映画「スターリングラード」で登場する狙撃手も卑劣な行為として嫌われており、第二次大戦中では狙撃手が捕虜となった場合は即射殺されることも少なくなかったようです。 これが、交戦状態ではない場合は、相手が敵対行為を取る(発砲など)ことを確認してから、防衛行為として攻撃をします。日本の自衛隊などは防衛隊なので正にそのままですね。昨日、国内で拳銃発砲の暴力団員が籠城の末自殺しましたが、警察も発砲されてから防衛発砲しましたね(一緒の女性は先に警察が発砲したと言っていたようですが)。警察に怪我人が出なかったのは幸いでしたが、こうした防衛発砲しか認められていない警察や自衛隊が第一線に勤務した場合、かなり危険であることは容易に想像できます。何にしても、先制攻撃は的を絞りやすいので初撃で倒すことも容易です。こういう身で第一線に立つ兵士は怖いでしょうね。 さて、今回のイラクでの誤爆がどんな状況下であったのかは良くわかりませんが、反対勢力の掃討作戦中だったということなので、交戦中とも取れます。もし、自分が攻撃命令を許可する指揮官だったらどうだったでしょうか。部下から「発砲されました」と報告があがります。すぐに反撃させるか、もっと状況を把握するか。今、冷静な自分なら「相手が敵兵かどうか再度確認しろ」と命令するでしょう。しかし、その間に部下が狙撃されて命を落とすかもしれない。本当に相手が敵兵だった場合、遺族にどう伝えようか、後で後悔の念に苛まれるでしょう。また、指揮官としては部下の信頼を失うでしょう。反対に、民間人だったとしたら同様に部下の信頼を失うばかりでなく、その責任をどうやって負うべきか苦しむことになるでしょう。こういったことを、極めて少ない情報のもとで瞬時に判断しなければならない。それが戦闘なのですね。自分には米軍指揮官を擁護も批判もできません。こうした状況を映画化したものに英雄の条件があります。是非、ご覧遊ばせ。 最後に、誤爆のミスはミス。米軍は遺族に対して十分な補償をしてあげて欲しいと思うのであります。それがなければ、新たな遺恨を増やすだけになります。とはいえ、米軍はなんだかんだで正当化するんだろうな。いちいち補償してたら戦争になりませんものな。そのあたりは私の論域を出るのでやめておきます。それにしても、戦争とはげに不可思議なものであります。
2004年05月21日
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日頃は戦争映画のレビューを書いているのですが、毎日ではネタが切れてくるので、たまにはということで戦争ネタの与太話でも書こうかなと思いました。ただ、戦争にまつわる時事ネタは重くて複雑であるため、持論をふりかざした話や他人ネタへの批判はできるだけ避けることとします。ネット上は明文の一方通行でしかないので、真っ当な議論はできないからです。ということで、文中に不愉快な点がありましてもご容赦願いたいと思います。 今日の新聞には米軍のイラク人捕虜虐待に対する軍法会議結果が出ていましたね。24歳の憲兵隊技術兵が禁固1年、三階級降格、懲戒除隊だそうです。そもそも、捕虜虐待という行為については、戦時においては山ほどある行為ですし、戦争を経験した国家や民族においてはほぼ間違いなく、加害者であり被害者になっていますね。そういった意味では、特定の国に対する国家レベルの批判については意味を持たないといえるでしょう。しかし、捕虜虐待、殺害という行為については人道的な面からは間違いなく悪行であり、「バレ」てしまった以上軍法会議において裁きを行う必要があります。まあ、第二次大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東戦争などを通して「バレ」なかった大多数の行為が何ら裁かれていないということの方が気になるのですが、今日はそんなことはどうでも良いのです。 今日の視点は、捕虜虐待に参画して裁かれた兵士についてです。24歳の技術兵(伍長相当)は陸軍第372憲兵中隊所属で、上級の二等軍曹らとともに殴る蹴るなどのほか裸で人間ピラミッドを作らせたという。裸で人間ピラミッドというのがかわいげがあって笑えるのだが、それも今は関係なかった(すぐ話がずれてしまう)。技術兵がどういう精神心理で暴行に加わったのかということなのです。涙ながらに反省陳述をしたということですから、本質的に暴力的性質というわけではなさそうです。戦時の軍隊の階級的規律による強制的従属。強者(看守)と弱者(捕虜)という支配的構図における潜在的暴力性の爆発。身内(米兵)殺害等に対する報復的興奮。戦時の恐怖から来る自己防衛的反発。いずれにしても、戦時という非常事態においては、自己の理性をどこまで保てるのかということが気になるのです。こういうものは自分がその場に置かれなければ想像すら出来ないのですが、果たして自分がその場にいたらどうしていただろうか、ということを考えてしまうのです。上官の命令に反発すれば命令違反。「私は正義だけを貫き通す」とその場で言えるだろうか。軍隊に限らず「組織」においては理不尽な命令、間違いの抹殺はありがちなもの。「生」をとるか、「死」をとるかほどの問題ではないにせよ、大きな人生の岐路であることには違いないでしょう。非行少年の集団リンチも似たケースですね。明確な首謀者がいないのに始まり、段々と過剰になって歯止めが利かなくなって死に至らしめる。「そんなつもりはなかった」「怖くなった」。人の持つ潜在的な暴力性というものをコントロールする能力は大事だなと思う反面、コントロールできる兵士は前線では役に立たないのだろうななんて思ったのでありました。
2004年05月20日
マイク・ニコルズ監督が手がけた、第二次世界大戦の在イタリア米軍爆撃基地を舞台とした反戦的要素の強いブラック・コメディ。と映画評には載っている。確かに、映画の当初は、変な登場人物が次々登場し、トラブルで爆発炎上する部下の爆撃機に見向きもせずに立ち去る部隊長など、何が起こっているのかわからないほどのブラックコメディタッチ。しかし、ストーリーの展開やブラック・コメディの意図するところは全然見えてこない。と、眉をしかめているうちに、映画はなんだかシリアスなストーリー展開になっていく。 はっきりいって一度見ただけでは何だかわからない。新発売のDVDには監督の解説つきバージョンが付いており、これを見て初めてなんだかわかった。それだけ、映画の意図と、シチュエーションの意味がわからんのです。監督も相当悩んだようではありますが。 実はこの映画、原作がある。ジョーゼフ・ヘラーという実際にイタリア戦線に航空士として参加した人の「キャッチ-22」という小説が原作。邦訳もある。このわかりにくい展開はマイク・ニコルズ監督の手法かと思いきや、実はこの原作からして混乱した内容なのだそうだ。回想的なエピソードが時系列を無視して幾度も繰り返されたり、登場人物が皆狂気の沙汰だったり。これを表現したかったのだなとようやく理解できる。とはいえ、全く時系列やストーリー無視かと言えばそうでもなく、しっかりとエンディングまであるのが更に混乱を増す。 話は大戦末期のイタリア降伏後のイタリアヒピアノーサ島にある米軍B-25ミッチェル爆撃隊基地が舞台。爆撃手のヨサリアン大尉は死の恐怖から狂気を装って出撃免除を試みるが、ここには「出撃免除を申し出る者は正気である。本当に狂気のものは出撃免除を申し出ない」という軍の裏規律「キャッチ22」に支配されており、認められない。さらに、部隊長の大佐、副官の中佐は自分たちの名誉のためだけに25回の規定出撃数を50回、80回と勝手に伸ばし、隊員達の不評を買っている。軍物資を横流しして会社を組織して利益をあげることに執着するマイロー中尉。このほか、墜落するがいつも生還するオア大尉。自分のことしか考えない軍医大尉。変わり者の牧師大尉など、出てくる人物が何らかの欺瞞と狂気に満ちている。また、映画の中では狂気のエピソードが満ちている。裸で勲章授与を受けるヨサリアン。商売のため敵国ドイツと契約して自軍を爆撃させる大佐とマイローなど枚挙にいとまがない。こうした中で、ヨサリアンの友人オア大尉がついに撃墜死する。他の友人たちも死んでいく。失意の中でヨサリアンは大佐と取引し本国送還に妥協するが、死んだ友人の恋人に逆恨みされて刺されてしまう・・・・ はっきり言って、複雑怪奇なストーリーはうまく書ききれないのだが、きちんとエンディングはある。見終わるまでは何がなんだかわからないのだが、終わりにはある程度理解ができる。フラッシュバックとかモンタージュとか言う手法を多様しているため、かなり奥が深いというか、詰め込んである感じ。これを十分に理解するためには是非DVDの特典解説をご覧いただきたい。映画製作の裏がよくわかって愉しい。 兵器的にはB-25ミッチェルがふんだんに出てくる。ロケ地メキシコに実機を持ち込んだようだ。飛行シーンも実写が多く、離陸シーンは密集しすぎてかなり危険だったようだ。また、機内のシーンなどはプロジェクション(背景を別写しする?)という手法を取り入れている。このほか、ローマ市内に出てくる戦車はプラスティック製だとか。一人で持ち上がるそうだ。 蛇足:キャッチ=落とし穴という訳になっている。マーティン・シーンはチャーリー・シーンの父。1970 アメリカ 監督:マイク・ニコルズ出演:アラン・アーキン、マーティン・バルサム、マーティン・シーンほか 120分 カラー興奮度★★★沈痛度★★★★爽快度★★★感涙度★キャッチ22(期間限定)原作本も読んでみるといいこの日記と同じ内容だけど原作本下にリンクあり
2004年05月19日
架空戦記もの映画。アメリカの若きスター競演といううたい文句で製作された、どちらかというと青春調な作り。若き日のパトリック・スウェイジ、チャーリー・シーンが拝める。 話は、コロラド州の小さな町に突如、空から空挺部隊が舞い降りてくる。それは、ソ連・キューバ、ニカラグアの社会主義連合軍だった。町は無差別殺戮の場と化し、高校生のジェッド(パトリック)、弟のマット(チャーリー)ら8人は命からがら山中に逃げ込む。しばらく山中で息を潜めているが、情報を得るため町に戻る。町はソ連・キューバ軍の支配下となり、反抗的な者は再教育センターに送り込まれ、虐殺されている。米国南部、北部ともに攻め込まれており、自由アメリカとソ連・キューバ軍は第三次世界大戦を始めたことが判明した。ある時、山中に来たソ連兵を殺害してしまう。これに対してソ連・キューバ軍は報復の民間人殺害を始める。ジェッドらは、ゲリラとして戦う道を選ぶ。撃墜された米軍パイロット大佐も仲間に入り、ゲリラ戦を戦っていくが、反撃を受け次々に仲間が命を落としていく。 まあ、なんでしょう、あからさまにソ連を敵視した「戦争高揚映画」として批判されたこともあるのですが、冷戦真っ直中としてはこんなもんでしょうか。はっきり言って、ストーリー展開や戦闘シーンについては、ありえないパターンが多々あるので、青春アクション映画の延長上でしかないですな。初めは、架空の展開にどうなることかと期待を持っていたのだが、段々と緊張感が薄れてきて、若きスターが頑張ってますという程度になってしまった。もう少し、リアリティを求めた方が面白かったと思うのだが。例えば、か弱き女の子が、いきなり機関銃を乱射できるのか?高校生がロケットランチャーを扱うは、馬で攻撃ヘリコプターと戦うわ。もし、できたとしても普通の高校生がそこに至る過程が欲しかったな。この当たりがシリアスものではなくて、青春ものとされる所以だ。 出てくる兵器はぼーっと見てしまったので、戦車類をあまり覚えてないのだが、共産圏の装甲兵員輸送車、対空機関砲搭載の自走砲、戦車(T-72風)が出てくる。なんだかおもちゃっぽいので米軍か何かの改造だとは思います。航空機系は戦闘機類は飛行機雲だけで省略(爆)、ヘリが米軍とソ連軍が出てくる。米軍は遠くで小さく出るのみ。ソ連軍は大写しになるが、MIL-24ハインドに極似するが、ちょっとフロントシールドが違う。何かの改造なのか、ハインドの変形なのか。←2人乗りの有名なのはD型で、映画のは3人乗りのA型なんだそうです。(食玩のヘリボーンコレクションの解説書に書いてあった)ところで、どっから借りてきたのかな? まあ、激安DVDだったので、そこそこ楽しめたということにしておきましょう。1984 アメリカ 監督:ジョン・ミリアス出演:パトリック・スウェイジ、チャーリー・シーンほか 114分 カラー興奮度★★沈痛度★★★★爽快度★★感涙度★★若き勇者たち(期間限定)
2004年05月18日
DVDが発売されたので早速見直してみました。映画館で見たときにはレビューを書いていなかったということに気づき、改めて書いてみます。 DVDを見ての印象は、映画館での感動より若干冷めたかなという感じ。まあ、家では音源も悪いし、何と言っても、ストーリーが読めていることが最大の要因。ストーリーが読めていても感動できる作品もあるので、そういった意味では感動が意外性に依存している部分が多いと言えるかも知れない。 さて、この映画はハリウッドで製作された日本映画とでもいうべき、出演者の多くが日本人で内容は明治維新直後の日本を描いた作品だ。特にアメリカ人に理解できるだろうかという「武士道」の精神、侍の心を取り上げた冒険的なものだ。さらに、主役はアメリカ軍大尉役のトム・クルーズだが、脇役として反乱軍武将勝元に渡辺謙、真田広之など蒼々たる役者を揃えており、たちまわりや時代背景などにも意見を述べたということでかなりの期待ができる。設定に難癖をつけている人もいるようだが、あくまでフィクションだし仮にこうだったらという設定なので、問題ない(あり得る)だろう。また背景映像の山村(ニュージーランドで撮影)もおかしいという人がいるけど、実際あんなもんじゃないかな。山奥に寺があるなんておかしいというコメントも見たことあるけど、密教や禅宗って山岳寺院だわな。なので、外国人に誤解を与えるほどの間違いはないと言える。 明治維新直後の日本は列強に対抗するべく近代国家造りに邁進する。政府の大村は軍事面での発展のためアメリカ軍大佐と大尉、軍曹を招聘する。政府に反抗する武将勝元は天皇に忠誠を誓っているが、天皇は大村に良いようにいいくるめられており、ついに大村の策略により反乱軍扱いとなってしまう。トム・クルーズ演ずるオールグレン大尉は、初期の戦闘で勝元側に捕らえられてしまうが、持ち前の探求心と侍への興味で次第に勝元達に惹かれていく。一度は捕虜から解放されるが、大尉は勝元と共に「名誉」のため戦うことを決意する。そして、日本帝国陸軍の総攻撃が始まる・・・・ 美しい日本の山村、壮大なスケールの映像。そして、両軍が対峙し、入り乱れての白兵戦。なんだか、南北戦争を扱った「グローリー」に似ているなと思ったが何のことはない同じ監督なのだね。それだけ、映像的には見応えがあると言える。武士の立ち回りは、謙さんや真田さん、福本さんの名演技で十分なのだが、残念なのはきれいすぎること。もっと泥臭い立ち回りの方がリアルだった。 侍の心は全編を通して良く描かれていると思った。武士道って本当はもっとひねくれた厭世的なものだと思うのだが、そこのところは良いところや綺麗なところだけ取ったって感じ。本当の葉隠れの精神を描いちゃったらもっと暗く幻想的なものになったろうし、テンポが必要なアメリカ映画なので、それはそれでいいと思う。映画として理解できなきゃ成り立たないからね。日本人もこのいいところの精神だけ継承すればいいことだし。 さて、この映画で私が涙したシーンは、ラストで帝国陸軍の中尉以下兵士が自刃した勝元に土下座するシーン。このシーンは日本人でも賛否両論だけど、土下座の誤解も甚だしいという批判には?だな。あの、土下座が何に対してかということを考えれば妥当で極めて感動的だったと思うのですが。あの土下座を謝罪の「すみませんでした」という解釈をしている人も多いようで、すでに侍の心を忘れた日本人も多いのだなと思う。「武士の名誉」と「殿」に対する敬意の土下座であって、皇居前の集団土下座だってそんなに遠い記憶ではないと思うのだが。 あと、映画的にはたか(小雪)がトム・クルーズに甲冑をつけてやって、ついでにチューするシーンと、一番ラストでトム・クルーズが山村に回帰するシーンは不用だなと思う。トムが侍の精神を宿していくというシチュエーションに逆行するので。 最後に、なんべん見ても主役は謙さんだな、この映画。2003 アメリカ 監督:エドワード・ズウィック出演:とむ・ クルーズ、渡辺謙、真田広之、小雪ほか 154分 カラー興奮度★★★★沈痛度★★★★★爽快度★★★感涙度★★★★ラスト サムライ 特別版 【セール洋画0513】
2004年05月17日
デビューしたばかりの頃のトム・クルーズやショーン・ペンが出ている青春群像?もの。トム・クルーズはトップガンや7月4日に生まれて、ペンはシン・レッド・ラインなどの戦争映画に出ていることは良く知られている。 さて、ストーリーは140年の歴史を誇るバンカーヒル陸軍幼年学校が経営者(理事会)の決定により1年後に廃校、マンション用地として売られることとなったことから始まる。校長は歴戦の名士ベイシュ将軍だが、今や時代に遅れた生きた化石状態だ。しかし、生徒達からは慕われ、尊敬の対象となっている。しかし、廃校が決定した矢先に暴徒を止めようとした将軍の銃が暴発して民間人を殺してしまう。事態は急転し、即時廃校となり将軍は急病で重体となる。次年度最上級生で生徒指揮官となるモアゴランド少佐(ハットン)は、廃校を阻止すべく、校内にあった州軍の兵器を確保し籠城する。しかし、世間はこれをテロや下級生への強制(誘拐)と捉え、警察が、そして州軍までが出動する。モアゴランド少佐の父である軍曹や州軍の大佐の説得にもかかわらず、モアゴランド少佐らは「名誉」のため将軍に会わせること、理事会と対話させることなどの条件を曲げない。そのうち、将軍が死亡する。拠り所を失った生徒達は次第に離脱を始めるが、残った生徒達は強硬派のショーン大尉(クルーズ)や穏健派のドワイヤー大尉(ペン)らだ。遂に、最下級生の12歳の少年が撃たれて死亡する。モアゴランド少佐は集結を決めるがショーン大尉が暴徒と化す・・・・ そもそも的に、陸軍幼年学校というものが何なのかわからないので、ちょっとわかりにくい。12歳から18歳まで一貫教育を行う学校であり、あくまでも幼年学校なので、彼らは軍人なの?理事会とか所有者とか言っているので私立ぽいし。ここを卒業するとウエストポイントなどの士官学校に行くこととなるので、厳密には軍人じゃないんじゃないかと思うのだけど。しかも、階級が少佐と言っているけど、学校内だけの話だろうと思う。こういったあたりの知識がないと若干何が起こっているのかわからないですね。 もうひとつ、今の日本人にはわかりにくいのは、軍人の名誉とか死の尊厳と言った理念だ。この映画では、幼年学校生徒の極端な「死の名誉」と「軍人の規律」への固執と、大人世間の「妥協」と「生への執着」との対立としているが、幼年学校生徒の軍人魂というか名誉というものは、軍隊のない日本人には理解しがたい部分だろう。軍隊というものは死に直面するが故に名誉と規律に基づかなければ成り立たない物である反面、妥協と生への執着がなければ生き残れないという現実があるということを示しており、ベイシュ将軍はそれを教えてはくれなかった、軍隊や軍人に対する解釈の幼さということなのである。それだけに、アメリカの軍隊組織では、こういった事態は多かれ少なかれあり得る話であろうし、このような展開意外にももっとほかの解決方法があるのではないか、などと考えながら見てしまった。それ故、なんだかとっても見ていてつらい気持ちになったのでありました。そして、リーダーって責任と義務などつらいなあと改めて感じたのでありました。 ちなみにタップスとは葬送ラッパのことだそうです。1981 アメリカ 監督:ハロルド・ベッカー出演:ティモシー・ハットン、トム・クルーズ、ショーン・ペンほか 127分 カラー興奮度★★★沈痛度★★★★★爽快度★★感涙度★★タップス(期間限定)
2004年05月16日
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新東宝が製作した天皇3部作の第1弾。駄作の第2弾の「天皇・皇后と日清戦争」、良作の第3弾「明治大帝と乃木将軍」の中間のような作品。とはいえ、この作が最も古いので、この渡辺作品が後の2作品の影響を与えているといえる。日本初のカラー・ワイド作品で、新東宝の存続をかけた作品。大ヒットをした。(ちなみに、ワイド版のほかにスタンダード版も撮影されて上映されたそうだ) 何が大ヒットを呼んだ要因なのかわからないが、嵐寛寿郎の明治天皇役は確かにハマリ役ではある。特にストーリーや人間性の脚色をつけずに、淡々と歴史を語っていくこの映画のパターンは、今では決して高い評価は得られないだろうが、この時期に制作された戦史ものとしては十分なものだったのかもしれない。ロシアの極東侵略に対して日露戦争開戦の意志決定から、旅順攻略、ロシアバルチック艦隊との対馬沖での対戦までを描き、明治天皇の平和への希望とやむなき開戦の意志決定をメインにしている。旅順攻略あたりは第3弾の「明治大帝と乃木将軍」と結構かぶる場面も多いが、歴史性を問うならばこの作が優れている。 3部作全体に言えることだが、淡々と歴史を追うあまりだらけた印象があるのは否めない。また、今の映画では信じられないが、要所要所で詩吟が朗詠されるのはちょっと以外だ。天皇の詠まれた詩なのだろうが、時代性を感じさせる手法であり、逆に天皇の存在を際だたせている。今や伝統文化とでも言えようか。 映像的には海戦シーンでミニチュアを多用している。さほど迫力は感じないが、この時代としては納得できるレベル。また、旅順攻略では人海戦術でばったばったと兵士が倒れていくのは圧倒される。後の203高地の映画にも影響を与えているのではなかろうか。1957 新東宝 監督:渡辺邦雄出演:嵐寛寿郎、阿部九州男、宇津井健、高島忠夫ほか 113分 カラー興奮度★★沈痛度★★★爽快度★★感涙度★明治天皇と日露大戦争
2004年05月15日
韓国映画振興公社が国策映画政策推進のため、初めて製作した戦争映画だとか。1968年の青瓦台事件(北朝鮮ゲリラが浸透して大統領官邸近くまで攻撃した事件)があり、さらにちょうどこの映画の放映された1974年には北朝鮮の南進トンネルが発見されるという緊迫の時期でもあり、韓国の意気込を感じさせるスケールだ。爆薬の使用量や兵器や兵士(エキストラ)の登場数はかなり多く、2流の戦争映画とは一線を画する資金力を想像させる。 一応、映画は1950年6月25日の北朝鮮南進から、韓国の女子大生スナと恋人のチャン少尉の3ヶ月間を描くというストーリー仕立てになっている。 1950年の北朝鮮南進の日の平和な韓国ソウルから始まる。主にスナの目を通した展開で、ソウル陥落、韓国軍の混乱、北朝鮮軍と共産党支持者のソウル支配の恐怖、北朝鮮軍の虐殺、北朝鮮支配地からの脱出など次々にエピソードが繰り広げられる。その中で、北朝鮮軍のソ連製Tー34戦車に対して韓国軍が軽兵器しか持たず、恐れおののくシーンや、火炎瓶での肉弾戦、さらに北朝鮮支配地の少年兵の徴兵と鎖に繋がれた徴兵兵などこれまであまり語られることのなかったシーンがしっかりと盛り込まれているのがいい。 朝鮮戦争勃発からの戦史をここまできちんと描いた映画はないので、非常に見応えがある。登場する兵器等に間違いや異論もあるところではあるが、それを補うだけのスケールがあるし、面白いのはやはりベールに包まれた朝鮮戦争の実態(朝鮮人が朝鮮戦争をどう思ったか)が如実に描かれている点だ。我々日本人から見れば朝鮮内乱であり、米ソ、米中の代理戦争でしかないのだが、その内乱時に分断された朝鮮人が何を考えていたのかを垣間見ることが出来て興味深い。 欠点といえば、やはり国策映画と言うことで、事実に反して韓国軍ばかりが頑張っているところ。実際は米軍や後には国連軍が戦っているのだが、韓国軍だけの力で盛り返したような雰囲気となっている。また、この映画では開戦3ヶ月だけを取り上げているが、この後の数ヶ年が本当の朝鮮戦争の泥沼であったことには触れられていない。この当たりを戦史的にきちんと押さえた映画も欲しいところではある。さらに、出てくる兵器類はいささかしょぼい。特に戦闘機などはミニチュアの特撮だが、技術力は乏しい。まあ、映画技術・技法としては3流だが、レアな内容を描いた映画という点で評価しちゃう。 ちなみに、この映画の邦題は「ホワイト・バッジ」となっているが、1992年の映画「ホワイト・バッジ」やその前の「ホワイト・バッジ2」「ホワイト・バッジ3」とは何の関係もない。あちらはベトナム戦争だし。日本の邦題って本当にいい加減だよね。1974 韓国 監督:イム・グォンテク出演:シン・イルリョンほか 120分 カラー興奮度★★★★沈痛度★★★★★爽快度★★感涙度★★
2004年05月14日
エフトイズの315円食玩の「ヘリボーンコレクション」が届きました。ラムネ菓子が一つ入ってこの値段にはただただ驚き。1/144スケールのヘリが8種類+シークレットのこの製品の出来は、素晴らしいです。315円とは到底信じられない、精巧な造りと彩色。しかも、これはローターがくるんぐるん回っちゃう。愉しいです。どうやらプラモメーカーのSWEETが絡んでいるようで納得。若干製作に細かさはありますが、彩色済みなので、1つ15分もあれば完成です。これは絶対に買いです。こちらに画像をupしました。(楽天は画像に限界があるのでさらに別pに飛びますが)ヘリボーンコレクション BOX(取り寄せ)
2004年05月13日
これからやる映画ですが、スカパーの707「日本映画専門チャンネル」で7,8月にどどーんと戦争映画スペシャル企画があるそうです。毎年8月には戦争映画特集をやっていますが、今年は2ヶ月間です。ちなみに、やる映画は以下のとおりです◆まるごとライブラリー 2ヶ月連続「戦争の世紀―日露戦争から100年」7月<第1部 日露戦争~太平洋戦争突入>「明治天皇と日露大戦争」/「明治大帝と乃木将軍」/「日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里」/「日本海大海戦」/「青島要塞爆撃命令」/「激動の昭和史 軍閥」/「トラ トラ トラ!」/「ハワイ・マレー沖海戦」/「ああ陸軍 隼戦闘隊」/「ハワイ・ミッドウェイ大海戦 太平洋の嵐」/「ゼロ・ファイター大空戦」/「ああ海軍」/「軍神山本元帥と連合艦隊」/「五人の突撃隊」8月<第2部 太平洋戦争激化~東京裁判>「南の島に雪が降る」/「ああ特別攻撃隊」/「人間魚雷回天」/「野火」/「海軍特別年少兵」/「太平洋の翼」/「激動の昭和史 沖縄決戦」/「戦艦大和」/「ああ零戦」/「ビルマの竪琴」/「大東亜戦争と国際裁判」/「私は貝になりたい」それぞれDVDを買ったら、相当な金額になりますがこれならDVDレコーダーで取りまくればかなりお得ですね。今からわくわくです。結構レアものありますしね。「ああ」シリーズはテレビでもあまりやらないしね。スカパーの回し者ではないですが、この際にスカパー加入もいいですぞ。あと、戦争系ではヒストリーチャンネル(370)もお勧めです。★クレジットOK!送料無料!★ソニー スカイパーフェクTV!セットSAS-SP5SETDVDレコーダーならこれがお勧め★6月21日発売!★クレジットOK!送料無料!★Panasonic HDD(80GB)&ビデオ付DVDレコーダーDMR-E150V
2004年05月12日
韓国が核兵器を持ったと仮定した架空戦記ものの映画。結論から言っちゃうと、韓国映画に特有な後味の悪い英雄的暗さで終わる典型例だ。しかも、この韓国原潜「幽霊(ユリョン)」が対戦するのが日本軍(自衛隊ね)と来ると見ていて腹も立ってくる。 まあ、冷静に映画として見ると、かわぐちかいじの某漫画に似ているような、某アメリカ原潜映画をパクッたような感じのストーリー。ソ連から密かに譲り受けた原潜(幽霊)の存在が日米にばれて、政府高官の秘密取引によって太平洋上で自爆して証拠隠滅しようとしたが、潜水艦の副官の叛乱により、日本に先制攻撃。日本の原潜秘密基地「沖縄」をはじめ日本各地に核ミサイルを発射寸前に良識ある少佐の自爆によって日本は助かるという話。話の裏は「日米憎し。対日報復」という建国5000年来(?)の怨念からくる強硬派対、「核では何も生み出さない」日本には負けないけど温情で日本を救ってやるよという穏健派の内乱みたいなものですな。これが、1970.80年代に作られたものならともかく、1999年に今更何を言っているのだねという感じですな。核にまつわる話はすでに言い尽くされた感もあるし、対日の話をいくら最後は救ってやったとはいえ、ここまであからさまに喧嘩をふっかけてくるとなると、見ていて不愉快になる。大体、君たちの対する相手はこっちじゃないだろうって。 この幽霊の乗組員は全て過去を消された者ばかりという設定はなかなか面白い。主人公の良識派の少佐も上官(艦長)を射殺した罪で死刑執行を受けた身だ。従って皆名前がなく艦長は000、副官は202、主人公は431などと番号で呼び合うのも奇抜だ。結構緊迫したシーンが続き、潜水艦アクションとしてはそれなりの出来。途中に出てくる腹をかっさばくシーンはちょっとやりすぎ。ただ、潜水艦ものとしては、戦闘シーンが粗末なCGのみでリアル感がないのと、相手国が全く出てこないのは意図的なのだろうが映画としてはお粗末。副官と主人公の緊迫したやりとりは見応えがあるが、最後の展開はやはり韓国映画だなあという後味の悪さ。とにかく、出来以上にケチをつけたくさせる映画でありました。 1999 韓国 監督:ミン・ビョンチョン出演:チェ・ミンスほか 103分 カラー興奮度★★★沈痛度★★★★爽快度★感涙度★ユリョン
2004年05月11日
悔しいけど、結構はまってしまった。近年の韓国映画と言えば、妙にストレートだったり、極度に善人的や感傷的で暗いエンディングというパターンが多くて日本人的にはちょっと「痛い」映画が多いのだが、この映画ももちろんそういう傾向はあるのだが、それ以上に香港カンフー映画的なドタバタ的なノリがあって楽しめる。日本映画では「フランキー・プーチャン」ものに近いが、それほど喜劇ではなくて、香港映画的なぶきっちょな真面目さが可笑しかったり、ストレートなギャグがいいのだ。 話は一応朝鮮戦争時(1952)が舞台となっており、北朝鮮軍との戦いで壊滅的打撃を受けた韓国軍海兵隊中隊の生き残りが特命を受けて北朝鮮陣内に乗り込むというアクションもの。特命作戦は、北朝鮮の細菌兵器開発を止めるべく、北朝鮮内の秘密工場を、現地のゲリラと共同して爆破するというもので、元中隊の少佐が隊長となり、元中隊兵士8名と死刑囚の爆破専門家、金庫破りの名人が加わる。特殊任務の厳しい再訓練を経て北朝鮮に乗り込み、無事に爆破に成功するが、北朝鮮軍の追撃を受け、部隊とゲリラは・・・・ 最後は韓国映画特有の暗いエンディングとなるが、細菌兵器だとか、死刑囚を組み入れるなどの設定は面白いし、再訓練の場面では結構笑える。ストーリー全体としては比較的単純ではあるが、香港カンフーものっぽいテンポの良さと物悲しさで引きつける物がある。日本映画にはない楽しさを感じさせてくれるという点で評価できる。ちょっとシリアス的な暗さも随所にあるが、そこはあくまでアクション映画と割り切って楽しみたい。どうせならもっとドタバタにしてしまえば面白かったかも知れないが。 ちなみに、兵器らしい兵器は出てこない。哨戒艇とヘリが少し出て来るのみ。お金はあんまりかかってないでしょう。DVDは売っていないです。ビデオが出ていますが、手には入りにくいでしょう。スカパー!あたりでやるかもしれません。1994 韓国 監督:イ・ビョンジュ出演:ユ・ヨング、キム・ヨンイルほか 101分 カラー【VIDEOのみ発売】特命作戦K-27/細菌兵器を阻止せよ!税抜\3900 税込 \4095 発売元:J.V.D.興奮度★★★沈痛度★★★爽快度★★感涙度★★
2004年05月10日
ファミリーマートではすでに姿を消した傑作機ですが、最近はサークルKで出始めましたね。あと楽天でも取り扱いを始めたようです。間に合わなかった傑作機 コレクションフィギュア BOX(取り寄せ)出来栄えは、チョコエッグの戦闘機シリーズ第3弾並で、スケールが1/144である点がいいですね。ユージンのファイターコレクションよりも組み合わせがしっかりしているのもいいです。ただ、若干彩色に弱さがあるのが欠点といえます。あと、ディスプレースタンドがベアリング式を利用した可動式というのは今までにない素晴らしい試みですね。ただ、はめ込みがちょっと甘いのですぐに脱落するのはいただけないが。こちらのページを参照
2004年05月09日
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あのマイクロワールド 世界の艦船シリーズが完成品で復活。これまでレアアイテムでしかついていなかった水中モーターがついてくる。アイテムは海自「うずしお」「いそしお」、米原潜「ノーチラス」マッドブラック塗装版&グレー塗装版、日本海軍「海龍」黒色塗装版&セイル迷彩版、深海探査艇「しんかい6500」×2ケの8種類だそうで、\1300×8個で販売するらしい。しかし、限定生産なので売り切れは確実。前回はコンプリートできなかったが、これはどうしても欲しいぞお。"動くサブマリン コンプリートモデルセット BOX(予約)ちなみに、世界の艦船シリーズはこちら
2004年05月08日
1972年のベトナムが舞台となる、航空機アクション映画。主人公は空母勤務の爆撃機パイロットのジェイク大尉。爆撃隊は南ベトナムに点在する北ベトナム軍の補給地やミサイルを爆撃する任務についているが、危険を伴う割に戦果の乏しい任務に嫌気がさしている。さらに、爆撃任務の際に同乗の爆撃手を失ってしまい、ますます戦意を失っていく。そんな中、やはりパイロットの夫を失った女性と知り合い、心を慰められる。そして、新しい爆撃手のコール少佐とペアを組むことになる。コール少佐は、一匹狼タイプで勇敢な兵士だ。二人は、次々に撃墜される同僚たちの報復と称して、禁じられている北ベトナムミサイル基地の爆撃を行ってしまう。これによって、和平交渉は断絶し、北ベトナムの全面爆撃が開始される。この危険な爆撃作戦で飛行隊長のカンパレリ大佐が撃墜され、敵陣に孤立する。二人は救援に向かうが・・・・ 映画に登場する爆撃機はA-6 イントルーダーだ。A-6は艦載型中型ジェット攻撃機で、超音速ではなく低空での侵入能力に重点が置かれている。機首に鈎状のレーダーが付いているのが特徴。映画中では爆撃機として用いられている。通常は爆弾を投下しているが、一度攻撃機としてのA-6に搭乗するシーンがあり「計器が違うだけだ」とのコメントが挿入されている。空母の離発着シーンは本物の映像っぽい。空中シーンはCG及びミニチュアだが、対空砲の飛び交う中の飛行シーンはそこそこ迫力がある。といっても、最近の映画ほどリアルではないのが残念。このほか、ミグに対抗してF-105戦闘機がほんの一瞬出てくる。あと、レシプロのA-1スカイレーダーが対地攻撃機として後半に出てくる。 ストーリーとしては、アクション系が強く、ヒューマンドラマにはなっていない。しかし、エピソードに若干女性がからんだり、パイロットの心理的な部分も挿入されており、全体として中途半端な感じ。盛り上がりもどこに焦点を置こうとしているのかちとわからない。また、時代背景がわかりづらいこと、敵兵がほとんど出てこない点など、あまりリアリティに引き込まれないのはいただけない。航空機アクションとして見るにとどめておけばいい作品か。1990 アメリカ 監督:ジョン・ミリアス出演:ブラッド・ジョンソン、ウィレム・デフォーほか 115分 カラー興奮度★★★沈痛度★★★爽快度★★★感涙度★イントルーダー/怒りの翼
2004年05月07日
ケングルーヴのDVD戦場ロマンシリーズ独編 第3弾のひとつ「鮫と小魚」。題名からは読みとりにくいが、海戦及びUボートもの。戦後西ドイツでベストセラーになったヴォルフガング・オットの長編小説「鮫と小魚」(訳桜井正寅 角川書店 昭33) の映画化である。監督はフランク・ウィスパーで「グストロフ号の悲劇」「壮烈第六軍最後の戦線」の監督でもあり、登場人物の精神的描写が実にうまく、それを利用した場面の転換がテンポよく見せる名監督である。 映画は、1940年、海軍兵学校を卒業したばかりの少尉候補生タイヒマン(フェルミー)を主人公に進む。タイヒマンは、他の少尉候補生3人とともに最初の勤務船、掃海艇アルバトロス号に乗るが、それはボロ船のうえに、先任士官のパウリ中尉はことあるごとに嫌がらせをしてくる。ただでさえ、跳ね返りのタイヒマンはたびたび問題を起こす。そんな中、部隊司令官ヴェーグナー中佐の妻に恋をするが、これはかなわぬ恋。そして、部隊はフランスへ移動するが、その途中連合軍航空機の攻撃を受け、アルバトロス号は撃沈される。友人の一人は死に、タイヒマンも負傷するが海中で瀕死のヴェーグナー中佐を助ける。怪我の癒えたタイヒマンは、ヴェーグナー中佐の友人であるリュテケ中佐のUボートに配属される。しかし、リュテケ艦長はタイヒマンに冷たく当たり、毛嫌いする。その一方でタイヒマンは怪我のため盲目となったヴェーグナー中佐の妻への愛を募らせていくが、どうにもならない。さらに、友人の一人が父親がユダヤ人として処刑されたことを苦に自殺してしまう。思うように事が進まないうえ、自分の無力さにいらだちを覚えるタイヒマン。「俺達は鮫に食われる小魚だ」と。 連合軍は最新式のレーダー探知機を導入し、次第にUボートは劣勢となっていく。そして、ついに撃沈されてしまう。水面下40mに着底したUボートから脱出を図る艦長以下。。。 とにかく、タイヒマンを巡る人間関係はうまくいかない。初めは血気盛んな若者も次第に、この戦争や海軍ではちっぽけな小魚でしかないことに気づいていく。タイヒマンの心理描写から人的消耗が75%にも達したUボート乗りの苦悩と無力感が伝わってくる。また、映像的には潜水艦内部や航行シーンがリアルである。特に、着低したUボートからの脱出シーンは見物だ。というのも、この映画作成には当時の海軍中佐が監修にあたったそうで、いささかもいんちき臭い部分がないのは素晴らしい。 取り上げたテーマ的にはさほど大したことはなく、エンディングも「ふーん」といったところで、盛り上がりもないのだが、やはりこの監督が得意な心理描写で最後まで画面に釘付けになった。登場人物一人一人が重すぎず、かといって無意味でなく、さらりとした会話や絡みで意味深いストーリーを形成しているあたりは無駄がない。1957 西ドイツ 監督:フランク・ウィスパー出演:ハンスイェルク・フェルミー、ザビネ・ベトマンほか 119分 モノクロ興奮度★★★★沈痛度★★★爽快度★★感涙度★★鮫と小魚
2004年05月06日
ケングルーヴのDVD戦場ロマンシリーズ独編 第3弾のひとつ「U47出撃せよ」。Uボートもののひとつであるが比較的マイナーな映画である。配役もぱっとする役者はいない。 映画は限りなく史実に基づいて描かれている。Uボートの名艦長プリーン大尉(のちに少佐)をメインに描いている。プリーン艦長はイギリス海軍の主要停泊地「スカパーフロー」(入り江が狭く、沈没船などの障害が多く、加えて潮流が早いため潜水艦の潜入が極めて困難とされている場所)に潜入してイギリス戦艦等を撃沈したことで一躍有名になった艦長である。スカパーフロー攻撃は1939年10月13,14日に行われ、戦艦「ロイヤル・オーク」を撃沈、戦艦「レパレス」を大破させた。この作戦成功でプリーンはドイツの英雄扱いとなり、1941年5月に行方不明により戦死扱いになるまで多くの戦功をあげている。 本作品は、英独の国際問題に発展した「アセニア号事件」から、プリーンが潜水艦隊司令官デーニッツからスカパーフロー泊地攻撃命令を受け出撃するところ、そして1941年の戦死までを物語としている。ほとんどは史実に沿っているが、最後の戦死のシーンは脚色のようだ。同時期に名艦長クレッチュマーが捕虜となり、シュプケが戦死しているが、プリーンの場合の最後は知られていないのである。 題材としては面白いものを取り上げているのだが、潜水艦の戦闘シーンはあまり細かく描かれていない点や、U47のスカパーフロー潜入にあたっての苦難と策略などに緊迫感があまり感じられないのが残念。とはいえ、時折入る実写?、艦橋から映像などの迫力はなかなかいい。あと、途中、プリーンの旧友の牧師が人助けを頼みに来るシーンがあるが、このあたりが史実ならもっと詳しく描くべきだし、そうでなければ無意味なシーンのような気がする。プリーンの精神性を描こうとしてるのかもしれないがちと中途半端だ。せっかくいいネタなので、いい監督でリメイクしてほしいなあ。1958 西ドイツ 監督:ハラルド・ラインル出演:ディーター・エップラー、ザビーナ・ゼッセルマンほか 91分 モノクロ興奮度★★★沈痛度★★★爽快度★★感涙度★U47出撃せよ
2004年05月05日
ケングルーヴが出したDVD戦場ロマンシリーズ独編 第3弾のひとつ「グストロフ号の悲劇」。一般的にはガストロフ号と言っているが、このDVDではグストロフ号となっている。このガストロフ号はナチス党員ガストロフ(暗殺された)にちなんで名付けられたドイツ民族の象徴として建造された客船で、ナチ党支持者であれば格安の費用で平等に船旅が楽しめるという国家意識高揚の宣伝でもあった。1945年の1月にはソ連軍の侵攻から逃れようとする東プロイセンの難民を大量に乗せてドイツ本国に向けて出港するが、ソ連潜水艦によって撃沈され多くの市民が死んでいったという史実に基づいて製作されている。映画中では乗客は6000名となっているが、後の調査で10000人は乗っていたとされているそうだ。 さて、この映画はベルリンの美貌の女性アナウンサー「マリア」を主人公としている。マリアが同僚の婚約者クルトと戦前の1939年に豪華客船グストロフ号でクルーズしている場面から始まる。まだ、戦前でのどかな時代だ。しかし、対連合軍、対ソ連と戦争が始まり、結婚したクルトも戦地に赴いてしまう。マリアはクルトの両親とベルリンに住むが、毎夜の空襲などに精神共々疲れ、ふとした隙に友人の従兄弟ハンス(海軍中尉)と寝てしまい、子供を身ごもってしまう。マリアは罪の意識にさいなまれ、東プロイセンのラスヴェーゼンに疎開している友人宅に身を寄せ、子供を産む。しかし、東プロイセンもソ連軍に侵攻され、負傷した夫クルトと出会い、ともに海路で東プロイセンから脱出を図るが、これが奇遇にもあのグストロフ号であり、乗船している船員はあのハンスだった。そして、運命の潜水艦雷撃。 とにかく、いろいろな事象が複雑に絡んでいる。しかし、話の筋にあるのものは、戦争に翻弄されるマリアの姿である。銃後を守る女性の苦しさ、つらさ、そして甘さ。戦争さえなければ狂うことなかった人生を描いている。気丈にふるまうマリアを演ずるソニヤの演技力も素晴らしい。また、疎開先で世話を受けるロイス男爵夫人も名演技である。毅然としたプロイセン貴族らしさを見事に演じている。このほか、様々な女性を登場させ、銃後の女性の混乱をひとつの戦争背景として浮き彫りにする。そして、グストロフ号の悲劇が悲惨さに輪をかける。たしか、ロイス男爵夫人の台詞だったと思うが、「この戦争の責任は女にもある。男どもを勇敢だの名誉だのとはやし立てて送り出したのは女だからだ」というような内容の台詞がある。この映画に見事にマッチした見事な台詞である。1959 西ドイツ 監督:フランク・ヴィスバール出演:ソニヤ・ズィーマン、エリック・シューマンほか 97分 モノクロ興奮度★★★沈痛度★★★★爽快度★★感涙度★★ガストロフ号の悲劇
2004年05月04日
エフトイズの昭和情景博物館ですが、コンビニでは建物が全て「抜かれて(持った重さで判別すること)」いて、市電しかなかったので、仕方なく建物はオークションで探すことにしました。建物3体で800円のものがありましたので、早速落札し、ようやく届きました。しかし、かなり出来がいいですね。ほぼ同値段の「私の生まれた街」シリーズよりも大きさも精巧さも桁違いです。315円でこの内容ならばお得ですね。ましてやオークションで落とせたのはラッキーでした。下は郵便局、散髪屋、電器屋の画像。 これに私の生まれた街の建物を加え、バスコレクション、ワールドタンクミュージアムと一緒に写したのが下です。 ちなみに、次回作はこちら昭和情景博物館 金魚鉢の光 BOX(予約)
2004年05月03日
(有)キャンバス制作のカプセル入りの玩具「間に合わなかった傑作機」をコンビニで集めていますが、ようやくひととおりの機種が揃いました。といっても12種類全部ではなくて、烈風とか震電とかの6タイプのこと。大体つくりは一緒なので、コンプしなくてもいいやということです。さこの中で出来がいいと思うのは、試作高速戦闘機キ64かな。格好いいです。橘花も捨てがたいけど。 試作高速戦闘機キ64 なお、このシリーズの入れ物カプセルの底には小さい穴が開いています。実は良くみると中身が分からないことはない。解説書が穴を塞いでいることも多いけど、色が特徴的な機種(試作閃電、試製秋水、キ64)は中身が分かってしまうことがあります。自分も試製閃電の黄色い色が見えていたのですぐに中身がわかりましたよ。他の緑色系はちょっと難しいですね。 局地戦闘機試製閃電
2004年05月02日
ミリタリー系AVIREXの福袋が10000円で出ています。中身はMA-1ジャケット(37,500円相当)、パーカー(6,090円相当)、スエット(4,000円相当)、半袖ポロシャツ、タンクトップ、バッグが入っているようです。かなりお得ですね。AVIREX春の福袋楽天市場7周年ありがとうセール参加商品
2004年05月01日