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カテゴリ:日々雑感
![]() 両腕を耳につけ、空に向かって真っ直ぐに伸ばそうとすると、右腕はそれができないのである。風呂で背中を洗うときとか、上着を脱ぎ着するのもひと苦労。それどころか、仰向けに寝ていて、肩の位置が自然に下がってくるだけで痛いのである。寝返りを打っても同様で、それで夜中に目が覚めることもある。 最悪なのは、例えば横から何か飛んできて、とっさにそれを振り払うような動きをしたとき。肩から腕の先っぽまで激痛が走り、その場にうずくまってしまうくらい痛い。 これは今に始まったことではなく、6月くらいからすでに違和感に気づいていた。 だんだんひどくなってきたのが秋くらいで、ピークは11月くらいだったか。夜中によく目が覚めた。その後軽快したというわけではなく、単にその痛みに慣れてきたようなことである。 そして、それでも正月までには一度病院に行って様子を確認しておこうと思い立ったのが、実は昨日なのである。 どうも、程度の悪い「五十肩」らしい。 長期間放っておいたせいで、肩の周囲の筋肉が固まってしまい、可動域が極度に小さくなっているようである。今後は、注射と服薬による治療とリハビリに取り組んでいかなければならない。 「五十肩は放っておけばそのうち治る」という俗説を信じた私がばかだった。まあ、肩を回したりひねったりさえしなければ、普通に生活はもちろん、サッカーだってできていたくらいだから(ただしスローインはだめ)、病院に行くのが面倒といえば面倒だったのもある。 いろいろ原因をあたってみると、まず1日6~7時間は下らないだろうというパソコンの作業(こんなもの書いている場合ではないのだ)、首からぶら下げるテナーサックス、姿勢の悪さなど、日常生活のあらゆる場面に思い当たるのであるが、もうひとつ興味深い指摘を受けた。 肩を痛める前に、何か大きなケガをしなかったかと。 そう、以前このブログでも書いたが、肩を痛めるおよそ2ヶ月前の4月13日の金曜日に転倒して右膝を痛めている。 そこも未だに痛むのであるが、どうも、そんなこんなで痛めたところをかばったりしていると、知らず知らずのうちに身体のバランスを失し意外な場所の筋肉に負荷がかかって、今度はそこを痛めてしまうという悪循環の図式があるらしいのである。 なーるほど、そうだったのか。なんだか、急にわかったような気がする。今までぼんやりしていたものが一挙にビシっと合焦したような感じだ。いずれにせよ、治癒するまでには相当時間がかかりそうである。 やっぱり早期発見、早期治療が大切なんだなと改めて思い知らされる年の瀬である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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