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ご飯の支度を始めると、リョウは「マンマンマンマン…」と騒ぎ出す。
テーブルに食器を出そうものなら、うるさくてしょうがない。…というよりも、その食器に手を伸ばしてくれるんだから、目が離せなくなる。 できるだけテーブルの中心に食器を置くようにしているが、近頃は、椅子を退かせてテーブルに近づき、上のものを取る技を習得した。我が家のテーブルは小さいせいもあって、背も少し低め。なので、リョウが背伸びするとテーブルの上のものが大体わかるようである。 今日は豚のみそ漬けを焼いた。付け合わせは千切りキャベツとトマト。もちろん、テーブルに付け合わせをのせた皿を置く。不安は少しあったが、大抵リョウが近づいたところで気が付くので、大丈夫だろうと思っていた。 が、フライパンに肉を入れてほぐしている間にリョウは皿に近づき、ふと見ると、皿の上のトマトが一つなくなっている。しかも、八つ切りにした一切れ分のトマトを一口で食べてモグモグしていた。「食べられるのぉ~?」と叫んだ時には、口の中は殆どなくなっている状態…。 リョウの皿には一口大に切ったトマトがのっかっているというのに…それは取れないところにあったんだから、しょうがない。 リョウを「メッ」と叱って椅子を元に戻し、またコンロに向かった。肉を焼く音で気が付かなかったが、また振り向くと、椅子を退かして皿の上のトマトを食べてる(- -;)。今度は別の皿のトマト。大きなのをまた一口で…。 トマト2切れ食べて、少し落ち着いた様子。それからテレビのあるリビングで大人しく遊んで待っている。 ご飯ができるまで待って、とか、ちゃんと椅子に座って「いただきます」をしてから…、とか、欲望が先行する1歳児には何を言ってもムリである。 でも、ちゃんとわかってくれるまで繰り返し教えなくてはいけない。と思いつつも、この状態がいつまで続くのやら…思わずため息が出てくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004/07/29 06:01:41 PM
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