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カテゴリ:PCその他
Kapperです。
今回はたまたま目に付きましたこのニュースをネタにします。 色々関連ニュースをあさっていますと、 ネット犯罪?としても奥の深い話でもありそうです。 警察側と弁護側の攻防もこれからです。 ●事件概要 まず下記の参考サイトをご確認ください。 特に痛いニュースのタイトル(2ch?)は挑発的ですなw このセンスには痺れますw 突っ込み所多数ですね。 【衝撃事件の核心】思い出のファイルがイカやタコに! 続々登場の脅威ウイルスからPCを守るには… Winnyで日常的にアニメをDLしていた無職男性(37)、イカタコウイルスに感染→被害届提出→ウイルス作者逮捕 まあ被害者の事情はさておきw 当初よりマークしていたイカタコウィルス作者に対し、 被害届けをもとにようやく立件、逮捕が現状でしょうか。 作者は京大の半導体レーザ研究の学生さん。 いやー、親近感少しだけ沸きましたw この作者は原田ウィルスの作者としても有罪判決の過去があります。 前回逮捕の理由がアニメ画像盗用による著作権保護違反なので、 今回は作者がキャラクターから画像まで自作しております。 なかなか素晴らしいセンスの持ち主ですね。 確かにHDD、ファイルを破壊するウィルスは効果絶大で 企業や公の機関まで繋がると大ダメージになりえます。 実被害例はありませんが。 社会がクラウド化したらどうなるのか想像したくありません。 通常被害者が自己のプライバシー保護と著作物ダウンロード行為の是非があり 自己責任の業界なので訴える事は無いのですが。 にしても情けない理由ですなw ●事件背景の想像 焦点はソフトウェア作者の犯罪性(被害焦点)と警察側の対応に絞れます。 警察側もサイバーテロ犯罪対策チームがある様ですが、 見た所、如何せん少数。摘発対象を絞り込みしているのが現状でしょう。 実際小さい小物など相手にしている余裕がないのでしょう。 もちろん法律未整備の課題もあるのでしょうが。 通常犯罪行為と言うと著作権物の配布(アップロード)、 各種クラッキング行為、スパマー等の迷惑行為が当てはまります。 Winny作者の金子氏の時もそうでしたがソフトウェアの製作自体については 法整備がされておらずまだ犯罪行為とはみなされておりません。 ソフトウェア使用による被害総額はまったく想定できません。 ソフトウェアの著作物ダウンロードについても同様。 今後の焦点になるかもしれませんね。 ●2chでの反響? 痛いニュースを見て頂ければ十分かと思いますが、 まず被害者に争点が当たっておりますw ここでのコメントはあえて避けますが、まあ気持ちは良く分かりますw お前も犯罪者だろ!って突っ込みも一応法整備次第。 むしろ作者がハッカー気取りの義賊っぽく見られています。 「前回の逮捕から自分のプログラミング技術がどれほど高まったのか試したかった」 「ファイル共有ソフトでデータを違法DLしている人間を懲らしめようと思った」 上のコメントからすると確かに義賊ハッカーっぽく聞こえます。 江戸時代の義賊と呼ばれていた方々もこんな感じだったんでしょうか。 でも本件が犯罪行為にあたるかどうかは司法次第ですけどね。 誤解の無い様。 まあ被害者もよい年齢なんで、 日本の景気と将来の為にしっかり働いてお金を使って購入して欲しいです。 作るほうにも売るほうにも生活がありますからねぇ。 悪貨が良貨を駆逐するのは寂しい限りです。 それでは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 16, 2010 02:08:18 PM
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