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テーマ:小説書きさん!!(622)
カテゴリ:ネットさまざま
「小説X」にタイトルつけて5万円!!
面白い企画が始まっています。 小説X あなたのつけたタイトルが本になる!賞金5万円 期間限定全文無料公開中 小説家・蘇部健一氏が「大傑作ができた!」と書き上げたものの 売れるためのいいタイトルが思いつかず ならば、全文無料公開して 読者からタイトルを募集しちゃおう 採用されたら小学館から5万円あげちゃうよ!という企画です。
なるほど、確かに本が売れないご時世 その中でも売れる本を出すにはタイトルが重要 タイトルが良ければ、中身がどんなのでも売れちゃうこともありますし! 日本タイトルだけ大賞 なんてのもありますしね。 はい、そんなわけで読んでみました。 小説X 特設サイト この方のこれまでの作品、全く読んだことがないのですが 第一印象として 乾くるみの「イニシエーション・ラブ」的な 恋愛小説と見せかけてミステリーな感じ? ただ、非常に気になる点があって 今時、「愛と誠」を会話の中に持ち出す女子大生がいるのか、 ミニーマウスのシャツを着て出歩く女子大生がいるのか、とか なんか、おじさんが必死に考えたような女子大生のイメージが強すぎて ・・・ 最初、これがなんかのトリックなのかと思ったほどです。 実は平成じゃなくて昭和が舞台の話だったんだよ~んとか。 ただ、読み進めると、ツイッターとか出てきて、あ、やっぱり現代なのか? わざとやってんのかなあ・・? と本編に続いて 直撃インタビューを読んで ようやく合点がいきました。 独占インタビュー!ネットで電子書籍で無料で全文公開「小説のタイトル募集します!」『小説X』著者・蘇部健一さんと担当編集者さんが明かす舞台裏!【賞金5万円】(ブブログ通信) いやー、面白い人だなあ。 小説よりこっちのインタビューの方がワタシ好みだったり。 なるほど、売れるための要素をすべてぶち込んだ計算だったのですね。 もしかして女性のモデルは牛丼屋の店長さんだったり・・? 応募される方は、 まず本編を読んでからインタビューをさらに読んでみることをお勧めします。 しかし、この企画、始まったばかりですが、すでに成功しているものと思えます。 ワタシがこの企画を最初に目にしたのは 地元の新聞です。 新聞に本の広告出すと、小さくても数十~数百万とかするんでしょうあ? それを賞金5万円で 全国紙から地方紙まで そしてネットでいろんなところに拡散されるわけですから 賞金を宣伝費として考えれば、恐るべき費用対効果となります。
タイトルが決まって電子書籍されたものが売れるかどうかはわかりませんが・・ すでに電子書籍の予約販売されていますが、どうでしょうね、540円、100冊売れたら賞金分取り戻せますが・・ もしかしたら別のお仕事とか舞い込むかもしれませんしね。 ワタシも、ちょっと気になって以前の作品「六枚のとんかつ」読んでみたくなりましたし。 図書館行って探してこよー(すいません、印税に貢献できなくて) あ、タイトルもなんか思いついたら応募します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年11月19日 23時32分10秒
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