からまつそう

裏軒の兄ちゃん、峰君登場！
登場はLesson1の千秋の「下手、下手・・・」と同様、「平凡、平凡、皆平凡」と言いながら。

エレキバイオリンを弾く峰。学園祭にバンドで何を演奏するか思案中。
しかし、その前に来週のバイオリンの試験。合格しなければ留年。
バンド仲間が紹介してくれた伴奏者は千秋。「へたくそ、不愉快だ、帰る」と逃げられた。
テクがあって、柔軟で、芸術家肌の人間で無いと・・・千秋への怒りをバイオリンにぶつける峰。が、途中から音が鳴らない。誰が廊下の延長コードを抜いた？
廊下には食べかけのおにぎりとコードに足を取られ倒れたのだめ。
具まで後一口だったのに～と叫んでいるのは耳に入らなかったのか？振り向いたのだめをかわいいと思う峰。見た目は普通に可愛いんですよね、のだめって。
のだめがピアノ科学生だと知り伴奏を頼む峰。

夕飯の調理中の千秋。料理も音楽、最終楽章に差し掛かったところでピンポ～ン、隣の晩御飯！と、茶碗に箸を持ったのだめ。
二週間前、千秋に手料理をと炭になったアジを持ってきたのだめに手料理なら・・・と見本作って食べさせた千秋。
のだめに料理の腕をべた誉めされて（のだめ曰く呪文料理）以来、のだめを餌付け。食後はピアノをレッスン。
千秋、のだめのことをしっかりしてるとか言っている割に料理は二人分作っているし、レッスンをお願いされて微笑んでいるし。”結婚生活”は否定しても煽てられるのは満更でもない様子。それにしてもこの千秋、すごく優しく見えるのですが・・・レッスンが始まれば鬼に変貌。

峰とのだめのアンサンブル。弾きたいように弾いて峰は満足。最高のパートナーが見つかった！試験はこれで大丈夫？

帰り道、夕飯のおかずに迷う千秋。今の旬は・・・と聞こえてくる奇声。裏軒にのだめが。
息子のため腕を振るう峰父。龍太郎のためなら・・・と峰父の親バカぶりは幸せそうだから大好きです。
強烈なへたくそ同士せいぜい頑張れば・・・と言いながら峰に餌付けされたのだめを思いだす。
買った弁当を広げる千秋。マズ！餌をもらえれば誰でも良いのか？と食事もそこそこ。
そこで久しぶりの静かな夜をヴィエラ先生の新作を聞き、過ごすがぴんぽ～ん。
のだめだと思った千秋は「めくそ！」とドアを開けるが立っていたのは彩子。
新しい彼女の名前かと聞かれ否定している時にタイミング悪く、裏軒の岡持ちを持って帰ってきたのだめ。
「センパ～イ、彼女いたんですか？」前回はのだめの声が少し高いなあと感じたのですがこのどよ～んとした言い方はのだめらしい。

ピアノを前にしても使い物にならないのだめ。原因を問い詰める峰。
原因は・・・紫の薔薇の人・・・薔薇は美しく散り・・・恋に敗れたため？試験は来週なのに・・・
昨夜の彩子は千秋のところで宿泊。朝二人で出かけるところを見て益々ショックののだめ。
俺がくっつけてやると峰。のだめの好きな相手は？のだめが指差す先にいたのは千秋。その上ライバルが多賀谷彩子であると知りあきらめろと峰。
追い討ちを受け益々使えないのだめ。

しかし千秋の家に泊まっていったと思われた彩子は主役を思わぬ相手に奪われて延々朝まで愚痴っていただけだった。
千秋にヨリを戻そうと誘う彩子だが、前回彩子から捨てられた千秋があの時の彩子と同様「負け犬は嫌いだ」と立ち去る。今の彩子の姿にちょっと前までの自分を見ても反省する千秋。

のだめの部屋。もうお前にはピアノしかない！と必死の峰。先輩に会いたい、先輩の料理食べたいと鼻水をすするのだめ。
キライな女のために料理は作らないから脈があると峰。
奪い取れ、女の武器を使えと峰。そこで「だっちゅーの！」をするが「古い！キモい!」
もっと色っぽい服で化粧をして・・・だがおてもやんな化粧ののだめ。その上こすってオバケのような状態に。
峰曰くむっつりすけべの千秋はナチュラルなのが好みだろうとのだめに代わって化粧してやるが・・・
そこに入ってくる千秋。来てくれたと飛びつくのだめを近くのダンボールでかわし（今週のDグレのリナリーがアレンに同じようなことをしていたけど印象が全然違うなあ）、試験の練習をやってたんじゃないのか？と千秋。
お前のせいで使い物にならなくなったと峰。せっかく俺のセンスについてこれてたのにと詰る。本気で自分がうまいと思っているのかと千秋。峰のバイオリンを借りて演奏。はっとする峰。
全国ジュニアコンクール三位の峰だったが千秋はウィーンのジュニアコンクール優勝の腕前。
少しなら教えてやってもいいが・・・と言われたが、一箇所も間違うことが出来ない、楽譜通りに弾かねばならないクラシックなんて嫌いだと毒づく。

峰が帰った後、CDを聞き、峰と合わせた演奏と比べるのだめ。千秋にバイオリンをお願いしピアノを弾くのだめ。
「一回CD聞いただけでこれだ。怖ろしい奴」と千秋に思わせるほどののだめのピアノ。
峰の時とは違い千秋と気持ちよく弾くことが出来たのだめ。峰は気持ちよく演奏できたと言っていたが・・・

翌日、峰にアドバイスするのだめ。（実は千秋のアドバイス）
独りよがりで、アンサンブルが分かってなくて、ピアノの音を聞いてなく、テクに走った演奏だからその四点に注意と。
「バカにするな、ピアノ科でバイオリンもあんなにうまいなんてインチキだ・・・」と泣き始める峰（千秋のアドバイスだと分かっていたのですね）
しかし下手とは言ってない千秋。表現が面白い、アンサンブルはだめだけどソロはいいと誉めていたらしい。（本人に直接言ってあげればいいのに）
ちゃんと弾けると気持ちのいい曲だとのだめ。春のお花畑のような・・・でも峰のイメージは光る青春の喜びと稲妻。
その様子を外からそっと見守る千秋。

試験当日、お色気作戦で薄着を続けたために熱を出したのだめ。毛布に来るんで峰に渡そうとする千秋。荷物のように運んではいるけどマンションから抱っこで持ってきたのでしょうか？
死んだ芋虫のようなのだめでは使えないと峰。峰になにやら告げるのだめ。「王子様がキスしてくれれば治る」
頭を抱える千秋は「もういい、分かった。峰のピアノは俺が弾く！」思わぬ展開に「そんなあ～」と二人。

試験会場の外からこいつもへたくそと批評する千秋。良いよな、努力無しに出来る奴は・・・と峰。
しかし千秋のバイオリンは血反吐を吐くほどの努力の賜物。大学は苦手だったピアノ克服のためにピアノ科で真剣にやったからトップになった。
結局何が言いたいんだと言う峰に結局指揮者になりたいのだと答える千秋。色々勉強しているがまだ何一つ報われていないのだと。

峰の試験。テクニックを気にするな、俺のピアノの音は聞け、でも適当に好きに弾いて良いからと千秋。
好きにして良いと言われた途端、春なのに力強い演奏を始める峰。でも合わせて見せると千秋。
来て欲しい時に来てくれる千秋の伴奏に安心感を覚える峰。千秋はピアノで指揮する。お花畑を思い描く峰。

試験は合格。バンド仲間が練習に誘いに来てもバンドを解散してクラシック一本で生きていくと宣言する峰。

出前で～すと千秋の部屋に岡持ちをもってやってきた峰、三人で食べよう。ちゃっかり千秋の部屋のソファに寝ているのだめ。卵スープ持って来たぞと声を掛ける峰。二人が三人になりましたね。


某アニメの感想でも原作からあれやこれやが削られていたと愚痴っておりますが原作の長さに比べ放送期間が短いアニメの宿命かのだめも随分削られています。

それでも気にならないのは何故でしょう？
原作を読み返そうと思っても子どもの友達の間をずっと巡回していて読めないから？
決して原作に無駄が多かったとは思わないんですけどね。

でも無くて残念だったのは峰のバイオリンの試験で試験管を勤めていた先生方（主に女性）が千秋と峰のイケメンコンビで売り出したら・・・と言うところ。（せりふ違っていたかも？違っていたらごめんなさい）まあここが無くても全然支障は無いのですが・・・

千秋の「好きに演奏していいから」にはすごい力があります。
レッスンには厳しい千秋だからこそこうした言葉も効果があるのでしょうね。常に好きなままだと以前の峰君のように独り善がりな演奏になってしまいますから。

それにしても千秋の才能。バイオリン、ピアノ、料理・・・努力した結果とは言えうらやましい限りです。


次回、Lessonn3。次回は真澄ちゃん登場のようですね。


　　今年の幼稚園の運動会などで使われるかもしれませんね。