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2009年07月30日
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カテゴリ:アニメ
(契約は果たされたのか?過去は変えられたのか?)
左目の辺りから血が流れる白い髪の少年(ブレイク?)が仰向けに倒れている
「こっちです!早く来て下さい。人が血だらけで倒れているんです」少女の声
「お待ちくださいシャロン様」
「ああ…」
少年を見降ろす少女と男
(…子ども!?)


Hello my sisiter! 懐旧の旋律


「なんだって!?シャロンちゃんが誘拐された?」着替えるオズ
「ええ」ブレイク
「それで?それでシャロンちゃんは?」
「ご安心あれ!無事ですよ。犯人との交渉が成立しましたから」
「交渉って、どんな?犯人は誰だったんだ?」
「ひ・み・つ!君が知る必要はありませんよ。まあこの手のごたごたは良くあることですから」
シャロンの部屋にオズを案内するブレイク
ベッド上で座るシャロン
「あ」
「シャロンお嬢様、お目ざめになりましたか?」
「ブレイク」
微笑むシャロンに微笑み返すブレイクだが…
いきなり平手打ちにするシャロン
「この!大バカモノ!何が無事ですか!?ちっとも良くないわよー!」
枕を掴んでばしばしとブレイクをしばく
呆気にとられるオズ
しばく手が止まると涙ぐみ睨むシャロン
微笑んだまま見つめるブレイク


「お嬢様は無事なんでしょうね?ヴィンセント=ナイトレイ」
「大丈夫だよ?言ったでしょう?殺したりしてないって」
ヴィンセントがドアを開けると玩具が散乱した部屋の中、苦しそうに喘ぐシャロンが
「お嬢様!?」駆け寄りシャロンを支えたブレイクはヴィンセントを睨む
「君と少しでも早く分かりあえるようにタイムリミットを設けてあげたんだ」
ヴィンセントがベランダへの窓を開けるとそこにはシャロンと同じ様に苦しげに喘ぐエコーが!?
「毒の収集を趣味にしている友人がいてね、珍しい物を分けて貰ったから二人に試してみたんだよ」
「何故、エコー君にまで?」
「この解毒剤、効くかどうか分からなければ僕の話を聞いてくれないでしょう?」
瓶を開けエコーの頬にポタリポタリと垂らすヴィンセント
「帽子屋さん?僕はこの鈴が欲しいと言ったけど別に手に入れたい訳ではないんだ。僕はこれを、消して欲しいんだよ」
ハッとするブレイク
「100年前の事なんて、誰も知らなくてイイ。知る必要はないんだ!」
今までとはうって変わって恐ろしい形相で睨むヴィンセント
「その鈴はアリスの記憶が、アヴィスの力を以てその形を為している。つまりね、普通のやり方じゃ壊せないんだ」
瓶の中身を口に含みエコーを上向かせ飲ませてやるヴィンセント
咳込みながらもようやく息を付ける様になるエコー
「消して!アヴィスの力を否定して消滅させる事が出来る君のマッドハッター。消してみて!この鈴を。今すぐ」
瓶をベランダの手摺に置くヴィンセント


「私には理由が必要なんです。今もなお生き続けるための…だから、確かめに行きたい。100年前の真実を。お許しいただけますか?…シェリー様」
シャロンに良く似た風貌の女性に跪き申し出るブレイク


悔しげなブレイクが鈴を手にすると
「バカな真似は止めなさい!」
シャロンが手を掴み止めようとする
「ブレイク、私なら」
「お嬢様」
「言いなりになる必要はありません。それはあなたがずっと探し求めていた100年前の真実。貴方が生き続けるための理由」
シャロンの頭に口づけ
「良い子だ」
一瞬、頬が赤くなるシャロンだが…
ハッとシャロンが顔を上げると背後にマッドハッターが現れ、その赤い目の様な物を開く
鈴を持つ掌を開くブレイク
「あ!ダメです!!」
途端に鈴が砕け散り消える
「これで満足か?ヴィンセント=ナイトレイ」
「うん!ありがとう、帽子屋さん」
「さあ、早くその薬を!」
「良い人だね?帽子屋さんは。だから僕はね、そんな君が大好きだよ」
瓶を手摺の外に離すヴィンセント
「ああっ!」
瓶を追って駆けだそうとするブレイクだがあわやという所でエコーが掴む
エコーを打とうとするヴィンセントだがさっとエコーを引き抱え、瓶を持つブレイク
「おやおや?ヴィンセント様。そういう目をするとギルバートお兄様にソックリですね?」


「今回の事は自分の身すら守れなかった私の弱さに責任があるのです」
「ねえ!一体何があったの?」
ブレイクの後ろをちょろちょろとしてシャロンに尋ねるオズだが…
「それなのにあなたは…私のために…あんな格好つけるのも大概にしなさい!」
ハリセンでびしばしブレイクを叩く
笑いだすブレイク
「うぬぼれないでくださいお嬢様。貴方のため?違いますよ。私は何時だって自分のためにしか生きられない人間です。私が君を助けたのは自分の命が惜しかったから」
「あ…」
「君に何かあったら、シェリー様に、君のお母様に殺されてしまうからね」
「そんなの…しないです。私はザクス兄さんの役に立ちたくてここにいるのに…」涙ぐみ俯くシャロン
「ザクス、兄さん?」
「なのに…」声をあげ泣きだしたシャロンがそのままブレイクの胸に凭れ泣き伏す
と、ドアが開きオズの手を引くレイムがしーっ!と唇に指を立てる
廊下に出るオズ
「どうされました?オズ様」
「シャロンちゃん、ブレイクの事をザクス兄さんって…」
「ああ!昔はそうお呼びになっていたんですよ。もちろん本当の兄弟ではありませんが兄の様に慕っていらっしゃるのでしょう」
オズの背をポンと叩いて去ろうとするレイムだが
「へえ!けど何で知ってるの?二人の昔の事」
「ああ!これは申し遅れました。私はレイム・ルネットと申します。レインズワース家にはしばしばお邪魔しザークシーズとの付き合いも彼是10年以上に」
「へえ!ブレイクにもいたんだ!友達が」
「友達…友達…ですかね?」困惑気味なレイム
「ブレイクって変わってるよねえ。昔からあんな感じだったの?」
「まさか?とんでもない!昔はもっと不愛想でしたよ。何があってもニコリとも笑わない奴で…」


窓辺に座る昔のブレイク
廊下から見かけたレイム
「おいおい、見たか?例の」
「ああ。死にかけの所をシャロン様に発見された奴だろう?」
「薄気味悪いなあ。あんな怪しい男を客人としてもてなすのか?」
とブレイクが包帯の上から左目に手をやり…血が滴っている!
「おい!止めろ。そんな事したら…」
止めようとしたレイムを払いのけるブレイク
「うるさい!…私に構うな。近寄るな。私を…私を見るな!!」


「まさに、手負いの獣と言った感じでした。そんなあの男を変えたのは、シェリー様。シャロン様の母君にあらせられます」


ブレイクに払いのけられて落としたレイムの眼鏡を拾い渡すシェリーはブレイクに近づく
小さなシャロンも一緒に…

母の手を引きながら木の下に佇むブレイクに花を渡すシャロンに微笑みを見せる様になったブレイク


「シェリー様のその大らかな人柄に感化されたのでしょう。ザークシーズも少しずつ心を開いて行き、今ではちゃんと笑えるようになったのですよ」

「ね、シャロン。君はチェシャ猫の顔を見たかい?」優しく問いかけるブレイク
「え?」
「あれは私の目だった。嘗て、アヴィスの意志によって奪われた私の左目だった。お陰で昔の事を沢山思い出せたよ」穏やかに話すブレイク

一人廊下を歩くオズ
(ブレイクは100年前の真実を探し求めている)
ドアを開けるとギルが髪を拭い、アリスはベランダで食事にぱくついている
(アリスも又、自分の記憶を…じゃあ、俺は?)
オズに気付き口を止めるアリスに微笑むオズだが…突然ドアが開き思いっきりオズを跳ね飛ばす
「大変だー!」
「オスカーおじさん!?如何したの?」
「皆!皆!力を貸してくれ!!」
おじさん滂沱の涙
「え?」


CM


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最終更新日  2009年07月30日 23時12分06秒
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