カテゴリ:ひとりごと
昨日、以前近所に住んでいた子育て友達と久しぶりに会った。
お互い子供は一人っ子、同い年で女の子なもんだから、 赤ちゃんの時からそれぞれの家に行ったり来たりで、 悩み事も何でも言い合える仲だった。 歳は私の方が上で、キャラクター的にも彼女は妹っぽいので、 大体は私がいつも彼女の相談に乗ってあげている、という感じだった。 真面目で何に対しても一生懸命。 よく気が付き、誰にでもすごく優しい彼女の笑顔が大好きだった。 引越しで離れてしまってからも電話やメールでよく話をしていたし、 子供が小学校に入学してからは、 夏休みや冬休みなどの長期の休みには必ず会っていたが、 そんな彼女との会話に、何となく違和感を覚えるようになったのは、 彼女と旦那様との仲がおかしくなってからだと思う。 前から子育てに全く参加しない、 いつも自分だけ独身のように身なりに気を付けて、 家族を放りっぱなしにしているご主人に対する不満を聞いてきたが、 彼の浮気の発覚などで完全に二人の仲が冷めてしまってから 彼女の言動が少しづつ変わっていっているのに、私はうすうす気付いていた。 そして昨日。 彼女の娘がもう長く続けている習い事の話を聞いた。 その習い事をさせているお母さん方の中で派閥があり、彼女は一番の古株で、 一番力を持っているグループのリーダー的な存在なようだった。 そして、新しく入ってきた生徒のお母さんの態度がデカイ、と怒っていた。 今はいろんな母親がいるので、腹が立つこともあるのは当たり前だけど、 彼女はただ怒るだけではなく、その新人の母親に対して、 「除け者にする」とか「みんなで無視する」という行動に出ているらしい。 笑いながらその「いじめ」を私に披露する彼女を見ながら、 私はどんどん気が滅入っていった。 聞きたくない、こんな話。 「あなたのしてる事はおかしいよ」 と言う事すら嫌だった。 言ったところで無駄だろうし。 どうしてこんなになっちゃったんだろう。 何が彼女をここまで変えたんだろう。 私が経験したことの無い悲しみやつらさを彼女は経験して、 その結果気持ちがささくれ立っているのかもしれない。 本当はこんな事出来るような人じゃないかもしれない。 でも、私の中ではもう結論は出ていた。 多分、私から連絡することはもうない。 子供たちは、前と変わらず、すごく仲良く楽しげに遊んでいるだけに、 余計につらい一日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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