テーマ:愛・地球博(446)
カテゴリ:ひとりごと
ここへ来て、早朝からず~っと突っ走ってきた疲れがドッと出てきた私。
「疲れた時には甘い物」 こういう時にだけ気が合う私と父は、ほぼ同時に同じ事を考えていたようです。 父:「さっき美味しそうなもん見つけたんや。六甲牧場の…」 私:「牛乳ソフト!」 父:「何や、おまえもか…」 ホテルオークラの中華料理屋さんの真ん前、 ピザーラの入口横に、そのソフトクリーム屋さんはあります。 すぐに注文! 私と父はもちろん牛乳ソフト。 母と旦那様、娘はチョコレートソフトです。 チョコも美味しかったそうですが、 牛乳ソフトは最高!! 牛乳というだけあって、あっさりしててクリーミー。 こりゃあいくつでも食べられる! …んだけど、この量の少なさは何だ!? もっと高く高く巻いてほしかった…(泣) 腰痛持ちの父のため、ここからはトラムで移動することにしました。 トラムとは会場内をグルッと一周するグローバル・ループ上を 1編成3両で移動する低速のバスのような乗り物です。 半周で500円もするので、私達3人だけなら 絶対に乗らなかったと思いますが、 実際に乗ってみると景色をゆっくりと見られて気持良く、 車内の案内アナウンスも使える情報が多かったので、 万博に入場してすぐにこれに乗ってもいいんじゃないかと思いました。 そして、トラムはグローバル・コモン3に到着。 ここはヨーロッパのパビリオンが集まるゾーンです。 並ばずに入れるボスニア・ヘルツェゴビナ館、チュニジア館、トルコ館、 そして死海の浮遊体験の出来るヨルダン館、モロッコ館、 ギリシャ、クロアチア、ブルガリア、と次々に見ていきます。 そして、このヨーロッパゾーンで私が一番好きだったのはイタリア館。 1988年にイタリアのシチリア島沖で漁船によって引き揚げられた、 古代ギリシャのブロンズ像「踊るサテュロス」に出会えたからです。 サテュロスはギリシャ・ロ-マ神話に登場する森の精。 この素晴らしい美術品が国外に運ばれ展示されるのは、 これが最初で最後になるかもしれない、ということでした。 その展示の仕方も良かったと思うんですが、 薄暗い球体の部屋の真ん中で、 サテュロスだけがボーッと照明で浮かび上がっているんです。 BGMのクラシックも神秘的で、何だかここだけ違う空間のように思えました。 何度でも観てみたい。そう思わせてくれます。 イタリア館を出ると、当たりはもうすっかり夜色です。 あ~、もう夢も終わりか、という感じでした。 簡単な夕食を食べ、娘と一緒にお土産を買ったら、それですべて終了です。 最初は両親のため、という気持ちが強かった愛・地球博。 でも、終わってみたら、私達親子3人が一番興奮し、笑い、走り回ってました。 連れて行ってくれた両親に感謝。 愛・地球博に感謝、です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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