いつかどこかで
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心酔する童画家、初山滋 原画展へ行きました。 会場は練馬区石神井にある いわさきちひろ美術館。 言葉にできません。 画家のあまりの感性と才能に神様の存在を感じずにはいられず、目の奥につんとこみ上げる ものを堪えながら見ました。 大袈裟 ? いえいえ、本当に。 何時間でも見ていられる、と思いました。 ・・・・・ この絵の1枚でもいいから自分のものにできたら、と思わずにはいられませんでした。 物心付いた頃には家にあった、『 岩波のこどもの本 』。 中でも、『 おそばのくきはなぜあかい 』 と 『 ききみみずきん 』 は大、大、大好きでした。 初山氏の手になる挿絵をどれほどの時間眺めたことか。 これらの本は、大人になってもずっと私の宝物です。 しかし初山氏の絵に神様を感じるのは、郷愁とは関係がありません。 幼い頃の思いと繋がっていなくても、初山氏の絵にはどうしようもなく心を揺さぶられます。 以前このブログで 初山滋氏の経歴、作品など紹介 しているので、それも読んで頂けると 嬉しいです。 美術館にあるショップで何冊か本を買うことができました。 初山氏の画集や何冊かの欲しかった絵本。 特に 『 小川未明童話集 』 の挿絵集 ( 上の画像 ) と、『 子ども旧約聖書 』 の挿絵集は とても嬉しいです。 その他、武井武雄の画集と、岡本喜一の画集、それから上に書いた岩波の 『 おそばのくき はなぜあかい 』 と 『 ききみみずきん 』 も持っているのに買いました。 持っているのは、私が子供の頃から読んで読んで読み倒した本でぼろぼろなので、保存版と して綺麗なのをつい欲しくなって。 初山滋展が31日までと終了間近なためか、いわさきちひろに人気があるためか分かりません が、平日日中にも関わらずなかなかの人出でした。
『 九月姫とウグイス 』 武井武雄 July 10, 2007 コメント(2)
『 たなばた 』 初山滋の世界 July 7, 2007 コメント(2)
『 みなまた 海のこえ 』 * 一度は読んで… May 8, 2007 コメント(5)
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からす2007
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