カテゴリ:過去のお見合いスト~リ~
私の昔した「お見合い話・パート1」です。
父が持って来た薄紙が真ん中にはさんであるようなA4くらいのいわゆる「お見合い写真」と履歴書。 嫌々ながら開くと、「ゲゲゲッやっぱりな~~~。」 そこに写っていたのは、まさしく「保毛尾田 保毛男(ホモオダホモオ)」くん!(←ほら、昔とんねるずの貴さんがやってたほお骨が出てて色白顔にヒゲを剃っても青く残ってるようなエラ張り顔のおちょぼ口)←今で言えば藤井隆か岩尾くんかみたいな。。。 そのホモオダくんは当時32歳。(なんと私とひと回り違った。) 「絶対嫌だー!」と抵抗しても無駄。。。(v_v) 21歳のうら若き乙女(←私のことです。スミマセン(^-^; )は無理矢理「お見合い」をさせられることになりました。くすん。 仲人さんが段取りをしてくれて、父に連れられてお見合い用のおとなしい服を着てある個室料亭へ。 父と私が並び、テーブルをはさみ、前にはホモオダくんとお母様。2組の間に仲人さん。テーブルには桜茶が。(お見合いに出すらしい) 仲人さんがお互いを紹介してお互いをむちゃくちゃ褒める。(けっ)←当時21でしてぇ(汗) お食事をしながらとにかく仲人さんが世間話から何から何までしゃべるの何のって~。異常にテンションが高い。 「結婚は縁です。ここにこうしているのは何かの縁なのですからね。お見合いは10のうち3良いかと思えたら結婚を決めなさいね。あとの7は結婚したら埋まりますから。」 (何で「10のうち3」で結婚よー!かなり低い確率だわね~。でもその3もないからダメね。マイナスよ、マイナス!ははは!) 1時間くらい話して、仲人さんがお約束の「じゃ、若い人は2人で話したいでしょうから私達は帰りましょーか~。」「そうですね~。」と言いながら父とあちらのお母様と仲人さんがそそくさと立ち上がり出した。 (話したくなんてないのにー!2人になるのは嫌だぁ~~~(((*≧∇≦)) 仲人さんがホモオダくんに「ちゃんとリードしてね。」と微笑んでホモオダくんも小さな声でうわずって「ハ、ハ、ハイ」と答えてた。 2人きりになり、私はわざと何も話さなかった。 。。。。。無言。。。。。。 ホモオダくんは「何か話さないと、、、」と言った様子だけど言葉が出て来ない。 顔がみるみる間に赤くなりモジモジくんだ。(今度はノリさんか!) 。。。。無言。。。。。。 (助けてやらないよぉ~だ。)←当時21の若気の至りです。あしからず。^^; それからやっと少しだけとぎれとぎれに話したが長くは会話続かず。。。 しかも、とぎれとぎれの話の内容が「お母様」のお話。 「ウチの母は料理が上手ですがかれんさんはお料理は如何ですか?」とか、「ウチの母は、、、」「ウチの母は、、、」ばかりで「ウチの母話」ばかりだった。凸(`_') 超マザコン男だ!!!よけい嫌になった。 2時間もそんなやりとりをしてて、私もいい加減嫌になってきて、「そろそろ出ましょうか?」と言い2人で外に出た。 「今日はありがとうございました。」とお辞儀をしてさっさと歩いたら、ホモオダくんが、「あ、あ、あ、、、かれんさんこれ、、」と小さな箱を私に渡しました。 「何ですか?」と聞くと、「母がかれんさんにとカメオのブローチを買いました。」と言うんですぅ~。 (21の小娘にカメオのブローチかい?(v-v)しかも、また母かいっ!) 「ありがとうございます。でも今日は頂かない事にします。また縁があって会えるようならその時に、、」と微笑んでお断りすると、「あ、また会ってくださいっ!渡さないと母に叱られますから。。。(笑)」(また母かいっ!!!!) 微笑みを引きつらせながら会釈して私は逃げるように帰って来た。 もちろんお断りしたのは言うまでもありません。その後、相手側(お母様)からしつこく仲人さんに申し入れがあったらしいですが、私はとっくの昔に当時の住まいの東京へと戻ってしまい、「超マザコン男のホモオダくん」とはそれでめでたくお終いっ♪ (*^∇^)ノ かれん21歳、初めてのお見合いでした。(おわり) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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