デニス・ホッパー+レクイエム*
デニス・ホッパー:Dennis Hopper*俳優のデニス・ホッパー(享年74)が逝去されました+ハリウッドの反逆児と言われあらゆる面で、アメリカ映画界にとってなくてはならない存在★飲酒や麻薬の問題、映画界との確執などと不遇の時代もありましたが埋もれると事のない才能をハリウッドは見捨てなかった*画家、写真家、彫刻家などと多彩な才能を持ち主演、製作、脚本、監督を手がけ性格俳優として確固たる地位に着きアメリカン・ニューシネマの礎を気付いた人物でもありました*デニス・ホッパー+娘:ゲイレン・グリア・ホッパー*つい先日のトピックスでデニスがハリウッド殿堂入りを果たしたニュースを眼にした際久しぶりに眼にした彼の姿は両サイドに天使のように可愛い女の子達を携えて微笑むデニスの姿は、まるで聖人のように見えてかつてのバットボーイズなイメージはなく「もう長くなにのかなあ~+++」っと心に過ぎりこの時、すでに前立腺癌に侵されて余命わずかと宣告されていた・・・終始* 彼の側で彼に抱きつきキスをする可愛い天使は孫娘かなっと思っていたら彼女は7歳になる娘のゲイレン・グリア・ホッパー*その愛らしい姿にデニスの面影を感じながらも幸せそうに微笑むデニスが印象的に心に残った+++イージー・ライダー+1969*彼の代表作でもある監督、脚本、主演をした「イージー・ライダー」アメリカン・ニューシネマの代表作です★殺伐としたアメリカの自由を追い求める若者の姿を描いたロードムービー+++この映画の持つ、バッド・ボーイズな感じは今の時代にも受けつがれているようにも思えます***音楽にはステッペンウルフの「Born To Be Wild 」多分* この曲はCMなどでも起用されているので皆さんも耳にされた事があるかと思います*この曲はカッコ良くって大好き!!!曲と共に流れる映像は映画* 「イージー・ライダー」のオープニング***ピーター・フォンダとデニス・ポッパー★髭を蓄えた方がデニス*ワイルドな感じ+大好きです***アメリカの友人+1977*でも私が一番大好きなデニスの映画は不遇時代に撮られた、ヴィム・ヴェンダース監督のロードムービー*「アメリカの友人」かつてアラン・ドロンが主演した不屈の名作「太陽がいっぱい」(マット・ディモン主演で「リプリー」でリメイクされている)の主人公のリプレーのその後の話を描いたパトリシア・スミスの小説、「リプレーのゲーム」を映画化したもの*西独、仏合作であるこの映画の映像は、ヨーロッパ特有の青みがかった風景が全体を包み込んだサスペンスなロードムービー***性格俳優であるデニスの存在が映画に大きなエッセンスを加えている★ハリウッドを追われた時代もあったにも関わらずハリウッド殿堂入りを果たしたデニスホッパー***ハリウッドが自身の学校であり、家であると+++そして彼の遺志で「イージー・ライダー」の撮影場所であるニュー・メキシコのタオスに永遠に眠る事となった+++デニス・ホッパー永遠に***御冥福をお祈りします+++***** ***** ***** ***** ***** *****プロフィール★1936年5月17日、米・カンザス州ダッジ・シティー生まれ10代の頃から端役で映画出演、舞台を経て「理由なき反抗」(55)などに出演69年に監督・脚本・主演の「イージー・ライダー」を発表しカンヌ映画祭で新人監督賞を受賞一躍、アメリカン・ニュー・ニューシネマの旗手となるしかし映画会社との衝突、ドラッグやアルコールが原因でハリウッド追放にあうという不遇の時代を過ごす事に86年「勝利への旅立ち」でアカデミー助演男優賞候補となりカムバックする2010年5月29日逝去、享年74+代表作***************(69)イージー・ライダー、(77)アメリカの友人、(79)地獄の黙示録(83)ランブル・フイッシュ、(86)勝利への旅立ち、ブルー・ベルベット(90)パリス・トラウド/静かなる狂気、(93)トゥルー・ロマンス、スーパー・マリオ(94)スピード、(95)ウオーター・ワールド、(96)バスキア(01)沈黙のテロリスト、(05)ランド・オブ・ザ・デッド、(08)エレジー、他+++