母の望みは、ただ1つ
集団的自衛権のことが、あまり騒がれてはいないけど、世の人達は、これについてどう思っているんだろう?他人事のように、傍観しているんだろうか?この集団的自衛権、憲法の解釈を変えることを許すと、後々、とんでもないことになると思う。先に可決されてしまった、特定秘密保護法案と組み合わさると、下手をすれば、国民にはまったく知らされることなく、戦争への道を進むことになるかもしれない危険がある。そして、国民がそれに気付いた時には、もう戻れない所まで来てしまっていて、そこで、「何で国民には知らせなかった!!」と怒っても、「特定秘密保護法案があったんで、教えることが出来ませんでした」と言われて終わってしまうという・・・。この特定秘密保護法案は、それが出来る大義名分となる。今の安倍総理にはそのつもりがなくても、これから先の総理大臣にもずっと、戦争をする気が無いとは限らない。そういった意味でも、この集団的自衛権は、慎重になる必要がある。確かに、最近の中国は様子がおかしいし、攻められても自衛出来ないというのは痛いとは思う。でも、それでも、「戦争」自体が、やってはいけないことなのだ。先の大戦から、まだたかだか69年しか経っていない。戦争経験者が死に絶えたワケでもない。そういった方達から、如何に戦争というものが悲惨で非人道的なことであるのかを、もう1度聞いておく必要があるのでは・・・と思う。ウチにも息子が2人居る。私は、この子達を戦争に行かせたくはない。子どもを行かせるくらいなら、自分が行くくらいだ。世界各国の母親で、国の為なら我が子が死んでもいいわ~なんて言う人は、極少数だと思うんだけどなぁ。各国の首相、大統領には、もっと自国の「母親」の意見を聞いて欲しいと思う。母の望みは、ただ1つ。それは我が子の幸せのみ。それは、平和な世の中であることが、大前提だと思うのだが・・・。邪馬台国がそうであったように、女性がトップに居る方が、平和なのかもしれないな・・・。