松山出張2日目
昨日は帰ってきたのが11時半だったので、道後温泉はしまっていました。ホテルのお風呂が大好きな私は、それでものんびり1時間くらい入っていたのですが、やっぱり松山まできたら温泉に入らなくては!というわけで、8時に起きて温泉へ。ある人に「道後温泉なんて『小屋』だよ」といわれていたのですが、由緒がある・歴史がある、というのは素敵で、単純な私はそれだけでひかれてしまいます。道後温泉はお湯は無色透明なのですが、建物に使われている木がなんともいえない色を出していて、なんて牛乳ビンが似合う温泉なんだろう、と妙な印象を抱いてしまいました。それにしても、ここで夏目漱石やら正岡子規やらがのんびりと暮らしていたのか、と思うと不思議な感じ。今回の松山出張で1冊の本を買いました。司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」という明治維新後に活躍した松山出身の人々にフォーカスをあてた小説です。松山は見るところといっても数箇所しかなくて、市内なども3時間もあれば全て見終わってしまうくらいだったので、立ち止まるたびにこの本を30分くらい読んで、次へ行く、ということを繰り返していました。それにしても、一緒に行った宮城さんが「松山は文学の似合う街だよ」とおっしゃっていたのがよくわかりました。松山弁(伊予弁)ってなんてゆったりしてるんだろう!まったく雑音に聞こえないから不思議です。しかも絶対α波を発してる~!おかげで1冊全部、読み終わってしまいました。こんなのんびりとした気候、気質だったからこそ、偉大な人がたくさん生まれたんでしょう。人ってどこかに余裕をもたないといけないんだろうな、となんとなく感じた旅でした。道後温泉はもちろん、松山城などの写真も撮ってきたのでそのうちUPしたいな~♪