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今まで
流れのままにここまで来たように思う。 4、5年ぐらい前から 塾の名前もちょっと知られるようになった。 たくさんの大手が軒を並べる隅っこで 「へ~そんな塾があったんや」 そんな言葉が流れるようになった。 それから… 「教えてもらったんですけど・・・・」 「紹介してもらったんですけど・・・・」 そんな感じで、小学生が少しずつ増えてきた。 そして、3年前。 子どもが中学に入るのを機に、近所の地域の会館を借りて 教室を外に出した。 教室の場所は、影に隠れているので、判りにくい。 幸いにも、小児科がすぐ前にあるので、その病院の名前を出せば 教室の場所は、分かってもらえた。 自宅の6畳でやっていた時は、1学年6人までがキャパ。 それが、教室を借りた事によって、取り合えず、キャパは広がった。 でも・・・ 塾を大きくしよう、、とか、、俗に言う、戦略、、とか言う部分では 全く抜け落ちていた。 自宅でやっていた時と全く同じ感覚だった。 と、言うか、教えることが楽しくて楽しくて、 夢中になって、そこまで考える余裕もなかった。 広告・・・思ってもみなかった。 そして、それから、今度は 中学生が、中学生を連れて来てくれるようになった。 中学生のお母さんが、他のお母さんを連れて来てくれるようになった。 そんなこんなで、塾の中の人の数が増えていった。 賑やかになった。 でも、そうなって行く反面 子ども達からは、ブーイングが出始めた。 「もう、誰も入れんといてや~。 せんせーと話す時間が少なくなるやん。」 この言葉が、ココロに響いた。 子ども達一人ひとりとの時間をずっと大切にしてきている。 他愛もない話の中にも、子ども達との信頼関係を築いてきている。 私は、ずっと『塾の先生』をやっていきたい。 でも その思いだけでは、続かないことも判っている。 どんな思いを持っていても その思いを出せるのは、子ども達が、目の前にいてこそだ。 子どもが好きで、好きで仕方がない。 嫌な事があっても、子ども達の中にいると ココロが和む。 子ども達の中にいる自分が一番好きな「私」だ。 バタバタとさよならした子どもの空いていた席が 他のお母さんからの紹介で 気がつけば、新しい仲間で埋まっていた。 学年末が終わった。 来週から新学年のスタートだ。 子ども達が安心して、落ち着いて勉強できる そんな空間をどんどん創っていこうと思う。 もちろん、3年生の受験もまだ終わっていない。 「始まり」と「終わり」を同時に迎える3月。 ココロ静かに、しっかりとこれからに向かっていこう。。 子ども達のココロを大切に、そして、私しか創れない塾を大切に… 輝愛、、輝く愛、で、いっぱいにしていこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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