のもゆみ日記

2012/08/17(金)07:36

【わたしの母となってはたらく物語】その3 番外編 ハナジョブ×マドレの井戸端会議に参加して

母となってはたらく(19)

【わたしの母となってはたらく物語】、たくさんの方に読んで頂けてうれしいです!!今日はちょっと番外編。ハナジョブ×マドレの大井戸端会議!~ワークライフバランスについて本当に話したいことに参加してから、ずっと胃が痛い(笑)ので、そのことを書きたいと思います。 このイベントで、大手企業の人事担当の方の生の声を聴くことが出来たのですが・・・「楽な部署ばかり希望する!」「朝は遅く来て、夜は早く帰る」「会社はなにもしてくれない!と騒ぐばかりで仕事しない」と、まあまあ、ワーキングマザーの評判の悪いこと!!!もうなんだかぐったりして発言できなくなってしまったのですが・・・。 人事部側の「ワーキングマザーは権利ばかり主張して役に立たない」、ワーキングマザー側の「会社は何もしてくれない」「会社は頑張っても認めてくれない」という思い込みがある以上、話は平行線をたどってしまうなあと。 問題の本質をかんがえる「鳥の目(俯瞰)」と、「人事部」「ワーキングマザー」と一絡げで見るんじゃなく、一個人としてとらえる「虫の目」の両輪が必要。加害者VS被害者ではなく、全員が「当事者」として考える。そのためには、何よりディスコミュニケーションの解消が不可欠だよねえ。と、なんだか、評論家みたいなことを書いてしまいましたが。。。 私が胃が痛くなるほどこのテーマに反応するのは、会社員WM時代のコミュニケーションの欠如に対する自戒があるからなのです。 退職の送別会の時、後輩に言われたひとこと・・・「野本さんは、いつも近くにいたけど、何を考えているかわからなかった」 (涙) 育休復帰してからの私は、「母になっても、いや、母になったからこその価値を会社に認めさせたい!」そのことばかりに躍起になっていました。当時の部署で、はたらく母は私一人。あとは、はたらく父と、独身20代の後輩が半分。私は残業もできないし、突発休みもあるけど、とにかく結果を出すことで認めてもらおうと、必死でした。今思うと、この「想い」の部分をもっと共有すればよかったんだけど・・・誰もわかってくれない!わかるわけない!ってかたくなになっていたんだと思います。 退職を決めたときも、本当の理由は、ごく一部の同期にしか言えなかった。  私は本当に【謎の人】だったと思います。自分のことばっかり考えて、部署や、会社の立場に立って考える余裕がなかったんですね。 ああ、振り返るだけでも、涙が出てきます。そして、イタイ。。。 (部署のみんなも、その他支えてくれた方々も、本当によくしてくださったことは、あの時も、今でも本当に感謝しています。今でも前職が大好きだし、会社を離れたからこその愛情?も感じております。恨んでないよ!) そんなイタイ経験をした私だからこそ、あとに続くWMにも、WMではない方々にも、もっと「健全な」働き方をしてほしいなと、思います。みんないろんな事情を抱えて生きていますが、そんな中でも「自分らしく」働きたい、生きたいという方の応援をしたいな、という想いが、また湧き上がってきました。会社も社会も最小単位は「自分(個)」。まずは「自分がどうしたいのか」、がないことには、争いはなくならない。自分軸で、充実した人生を歩みたい人の伴走がしたいなあ、だから「ライフキャリアコンサルタント」になったんだ、と。 書いていてまた胃が痛くなってきましたが(笑)感情の動くことには必ず大事にしたいことが隠れてる、それを改めて実感した、井戸端会議でした! 【私の母となってはたらく物語】の連載をJustGivingでチャンレンジしています! いまさら聞けない!冠婚葬祭マナー講座 5月28日(月)10:30~ @Cococi CoworkingSpece は こちら から

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