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カテゴリ:読書のこと
読書日記です。
『人生と仕事の原則』(レイ・ダリオ) 当代最高の投資家とも謂われる 米国の著名なヘッジファンドマネージャー、 レイ・ダリオによる成功のレシピ。 手に取ると、、、厚い。。 590ページ。 読み始めるのに躊躇しますが、 PARTIの私の生い立ち、が非常に面白く、 引き込まれました。 今に至るまで様々な失敗をしていて、 著名な投資家でも一筋縄ではいかないのが 投資なんだなぁーと改めて感じいったり。 「私は丸暗記が下手で、他の人の指示を 受けるのが好きでなかった。だが、自分 自身で物事を考えるのは大好きだった。」 そうですが、ちょっと似てるかも。 個人的に印象に残ったところは以下です。 1.並外れた成果を上げるには、極限 まで自分を追い込まなければならない。 極限までいくと、失敗する。 そして、とてつもなく傷つく。 失敗したと思う。だが、 諦めない限りそれは失敗ではない。 信じられないかもしれないが、 痛みは徐々に消え、他に多くの チャンスがやってくる。そのとき にはそうは考えられないと思うが。 重要なのは、その失敗から得られた 教訓を積み重ね、謙虚さを身につけ、 徹底的にオープンになること。 それで成功のチャンスは増す。 そして突き進めばいい。(P55) ⇒反省しつつ、歩を進めることが 重要です。 2.一生懸命、創意工夫をこらして 働けば、ほとんどのことは手に入る。 だが、すべてではない。もっと 素晴らしいことを追求するために、 素晴らしい機会を見送る能力、 それが成熟ということだ。(P67 ) ⇒残りの人生では、 トレードオフをより意識したい。 以下人生の原則から 3.ものはたんに撒き餌でしかない。 それを追い求めることで私たちは 進化する。見返りが重要なのでは なく、進化こそが私たちにとって 重要なのだ。ということは、 成功とは可能な限り上手に悪戦苦闘し 進化することだ。すなわち迅速に 自分や自分の環境について学び、 改善しようとして変わっていく ことだ。(P173) ⇒内外環境をふまえて、 変わっていきたいですね。 4.自分の弱みに直面したとき、 4つの選択肢がある。 1.否定する(多くの人がやることだ) 2.受け入れてそれを強みに変える よう努力する (変わるかどうかは能力次第だが) 3.弱みを受け入れ、それを回避する 方法を探す 4.あるいは、追求する目標を 変更する(P182) ⇒著者も書いてますが、第三の道が、 いちばん容易で通常もっとも 実行可能でしょうか。 5.効果的な意思決定のために、 足元の状況を統合する。 c.近くで見れば何でも大きく見える。 d.新しいものは、素晴らしいもの より過大評価されている。(P264) 6.効果的な意思決定のために、 時系列に状況を統合する。 d.変化率とレベル、そして その関係を心にとめよう。 容認できるレベルを上回り、 適切なペースでよい方向に 向かう軌道に乗っているか。 (変化率が低いと、容認できる レベルに達しない)(P270) 7.上手に決めるために、期待値の 計算をして決定する。 間違ったときのコストが無視 できるほどで、わずかなチャンスでも 成功したときの報酬が大きければ、 勝率が低くても賭けるほうが 賢明なこともある。 諺にもあるだろう。 「聞くのはただ」。(P278 ) 8.人生の原則まとめ 1.現実を受け入れて対応しよう (夢+現実+固い決意=人生で成功) 2.人生で欲しいものを手に入れる ために5ステップのプロセスを 使おう(明確な目標、問題を 放置しない、診断、計画、実行) 3.徹底的にオープンになろう 4.人の頭の配線はそれぞれもの すごく違う 5.効果的な意思決定の方法を学ぼう 以下仕事の原則から 9.たいていの会社で社員は2つの 仕事をする。実際の仕事と、他人に どういう印象をもたれるかを管理する 仕事だ、と。(P338) ⇒テレワークが普及するとどうなるの でしょうか? 劇的に生産性が上がるのか。 10.居場所のない人がいたら、 もっと適したポジションが社内に ないか、あるいは社外に求めて もらうか考えよう。(P470) 11.心配していないのなら、心配する 必要がある。心配しているのなら、 心配する必要はない。(P506) 12.自然界では「洗浄嵐」は頻繁には 起きないが大きな出来事で、 よい時代に蓄積した大きくなり すぎたものを根こそぎ洗い流して くれる。森の保全のためには、 この種の嵐が必要だ。 さもなければ、弱い木が増え、 育ちすぎた木々が他の成長を 阻止する。 5.6.7.11.12とかは 投資の格言とも読めます。 とても厚いですが、おススメです。 ★楽天市場でザクザクポイント貯めましょう↓↓。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.06.04 08:29:52
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