読書日記です。『海上保険』
(中出哲)
この本の内容は要すれば、、
海上保険は冒険だ
でしょうか。
東京海上OBの大学教授による
海上保険の教科書。
実務理論両方に目配りされていて、
読みやすい。
実務経験者ならではのコラムもgood。
海上保険は、
大数の法則をベースとした制度ではなく、
商人の冒険とともにリスクをとり、
商人の貿易を支え、商人の貿易の成功とともに
自らも利益を得る制度ではないか、(P286)
という著者の主張は腹落ちするもの。
海上保険が支えになって
商人は貿易にチャレンジし、
その成功によって
保険者は利益を得(P287)、
(そして株主もその果実を得る)
「神よ 守り給え!」
あと、本書で気になったのは、
保険の歴史。
13世紀、借金苦が大きな社会問題となり、
労働をせずにお金を貸すだけで
利益を得ることに対する
社会的批判が高まり、
冒険貸借が禁止され、
海上保険が産まれたくだり。
国家レベルの借金苦の現代。
お金を投じるだけで利益を得る
資本家への逆風にも注意せねば。
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