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昼間は日本橋で海外営業をやりながら、芸大卒業目指して課題に追われる毎日。先が見えないながらも生活の質向上を目指して創作に、ラブに、仕事に情熱を燃やす30代です。
カテゴリ:絵
先日まで会社を休んでせっせと絵を描いていた。 今まではモデルを前にして、写実的に描くことに力を注いできたが これからは、構想から全て自分の中で仕上げる課題である。 人物と空間というテーマを与えられ、学生はおのおの自分の考える 絵を頭の中で作り出してゆく。 私の絵は、今までどことなく影のある憂いを帯びた作品が多かったのだが 今回は精神的に多少安定してきたからか、これからの季節をあらわす 静かで暖かな空間を表現しようと試みた。 暖かな日の光を浴びてウトウトと眠りに落ちる女性と、部屋でくつろぐ男性、 二人の間には強い日を浴びて長く伸びる影を描くことで、暖かな関係を表してみた。 まだまだ完成には程遠いのだが、少し画風が変わったという意味で掲載したいと思う。 しかし、頭の中には今まで見てきた素晴らしい景色や情景、人がぐるぐると入れ替わり、 なかなか描きたいシーンがまとまらなかった。 実際に、描き出すときには、まずは筆を走らせ、その後はキャンバスにいる二人に 聞きながらアイテムを徐々に増やしていったという具合だ。 目の前にモチーフが無いことがこんなに難しいとは思わなかった。 影は何色をしているだろう、どこまで伸びるだろう、手は?足は? 全て、日々の生活で目に映るものを大切に観察をしていない結果が 難しさとなった。 日常のワンシーンをきちんと目に映して、生きて行こうと思った授業であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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