青森の郷土料理 いちご煮
今日は、青森の郷土料理の、いちご煮を紹介します。いちご煮とは、「古くから八戸近辺の漁村では、すもぐりで漁をする「かづき」と呼ばれる男たちがいた。夏になると、かづき達はかぜ(ウニ)やあんび(アワビ)をふんだんに採り、海水で煮込み、めっぽうおいしい「いちご煮」を作ったとさ。」八戸地方は、太平洋の豊かな海を背景にして、ウニとアワビがよく採れます。八戸地方の方言で、ウニのことを「カゼ」、アワビを「アンビ」と呼びますが、カゼとアンビは、昔から八戸の漁師たちの貴重な収入源でした。いちご煮のルーツは、漁師の浜料理。カゼとアンビを豪快に盛った煮付け料理だったようです。それが、明治時代に料亭料理として供され、お椀にきれいに盛り付けてお吸い物としていただくようになりました。現在では、晴れの席やお正月には欠かせない一番吸い物として食べられております。また、日本料理の料理人の間では、「いちご煮」の名を知らない人はいないといわれるまでになり、青森県を代表する郷土料理の一つとなっています。いちご煮の名の由来は、いちご煮の名は、お椀に盛り付けた時、乳白色の汁に沈む黄金色のウニの姿が、まるで『朝靄の中に霞む野いちご』のように見えることから名づけられたといわれております。八戸市鮫町の旅館、石田家の主人でもあり、詩人でもあった石田多吉によって付けられた、大変風流な名前です。ウニとアワビを用いた贅沢な潮汁いちご煮お試しセット【2,000円送料・消費税込】【送料無料・税込】ウニとアワビの潮汁 いちご煮2缶入「2月15日は、いちご煮の日」 【0603激安】