わがまま天使

芸術

今日は、津の県美術館へ行ってきた。
小川容明氏の伊勢型紙との２人展に。

最後の作品に見入っていると　傍らに　さりげなく紳士が・・・・

この更紗はね！　　１００枚位の型紙から作られていてね、切ったものがバラバラにならないように、裏にてぐすを何本もたてに張ってつけてから一枚まず、切っていくという作業を約１００枚。
それをかさねてね。　　一枚にしたとき初めて、空間に現れたそのてぐすを最後に切って完成させる。と教えてくれた。
ため息がでる作業である。　　　職人さんは、すごすぎ！！！！

そして、それを、染める職人もすごいらしい！
ふんふん、と聞いていたら　　又　その紳士話し始めて・・・

この作品を染めに出すのに人を探したら、今では、東京に一人いるらしい。と
電話で交渉、大丈夫ですかな？などときいてみたらしい。、
数日後、東京までの電車のチッケットが２枚送られてきたそうで。　　

とにかく、わしの腕を見に来い！ということらしい。
で、染をみていたら、丁寧に図柄のあわしの印を、見極めるでもなし、どんどん　染めていく。
お互いすごい、職人同士なのに・・・・どうして寸分ちがわずこんなに・・・
染めしさんは、言ったそうです。　わたしは、長年の染で　染め台から移動する場所までを　歩数が知っている。と言ったそうです。

はー！ほー！　　話し聞かせてもらって　作品見たら、胸が熱くなった。　日本！ばんざーい！！
グラフィックも確かに便利だが、人間の限りない技もすごい！

今日は、いいもの見る機会を創ってくれた　小川氏のお孫さんに　感謝する。
そうそう、小川氏にもお会いできた。　　いかにも　職人という風格で・・・　　藍染のさむいに身を包んでらした。
がお孫さんは、素直な人で　・・・こんなこと書いていいのかな？　あくまでも　私の主観と言う事で・・・　　
もし、彼が　ジャニーズ事務所にいたら、ファンクラブにいれてほしい。と
今日行った友が　ジャニーズのキンキのファンなので　　思わず思った。　　
帰り、キンキの話が、面白かったので、感化されたかな？
そうそう、　今日は、家庭の日　とかで入場料が￥０だった！　　重ねて　ラッキーな日だった！　　えへ！！！　　終


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