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カテゴリ:家
日記をつけようと思い立ちました。
2年間の予定で来たドイツにも、早6年半。 その間、息子を出産、また、夫は2回も転職を余儀なくされたり、結構ドラマがありました。 昨年、夫の転職に伴い、田舎に引っ越さなくてはならなくなり、政府からの住宅補助も打ち切られることだし、この際だから、と勢いで、家を買ってしまいました。 昨年12月21日に、下の子を連れて(上の子は、その日が学校が最後の日だったので、休ませるわけにはいかず、お友達の家にお泊りでした)電車で現地に行き、公証人役場で契約書にサインしました。 正確にいうと、ドイツ語ができない人には、ドイツ語の公文書にサインさせることはできない、とのことで、私は、夫の判断を信用します、という内容の文章にサインしたわけです。公証人役場では、まず、身分証明書を出したのですが、私が日本国籍、夫が英国国籍で、結婚したところが香港なのが、問題になってしまいました。 国籍と違う国で結婚した場合、どの法律が適用になるのか、微妙にことなるそうなのです。 でも、幸い、私たちが結婚した時は、香港は、まだ英国領だったということで、一件落着。 その後、あらかじめ用意された契約書の草案を読み進めていったのですが、不動産屋の案内には、土地面積750平米とあったのに、契約書では、673平米になっているのです。 違いを指摘したところ、登記簿をみせられ、673平米が正しいことがわかりました。 もちろん私たちはクレームをつけたのですが、同席していた不動産屋は、「売主から言われた数字を書いたまでです。」というし、売主は、「私たちは、大体750平米ぐらいだと思うと言ったまでで、正確な数字は知らなかった。」とふざけたことを言うのです。 夫が、不動産屋に、「憤慨しています。」と言ったら、「私もです。」とのんきなことを言われました。 さらに価格交渉をするとなると、今日中にサインできないし、そうするといつ引っ越せるかもわからないし、いろいろと面倒なことになるので、結局は、不愉快ながら、そのままで契約書にサインしました。 夫は、まだ試用期間中なので、家を買うのは、”非常識”な行動らしいのですが、正社員になったってクビを切られる時は切られるのだし、次転職したら、法が改正になったので、試用期間は現在の6ヶ月から2年に延長だし、もうこの際、思い切って、買うことに決めました。 不動産屋に払う手数料だけで、10,000ユーロ以上なのですが、この程度の仲介で、そんなに払うなんて、腑に落ちません。 ドイツの不動産屋への手数料は高すぎると思っているのは私だけではないはず。 売主は、地元で開業している歯医者さんです。 2年ほど前に、郊外にプールつきの大きな家を建てたので、賃貸にしていたのですが、テナントが、「家をめちゃめちゃにしてしまった」といってました。 だから売ることにしたらしいのですが、1983年の築で、いろいろな思い出が詰まっているので、息子も売ってくれるなと言っているし、私も手放すのはとても悲しい、といって、サインのあと、奥さんは泣いていました。 家にはいろんな歴史があるんですね。 引越しは、なんと、12月28日で本当に大変でした。 当日は大雪だったし・・・。 中古の家なので、あちこち修繕しないといけないし、北西向きなので、超寒いです。 以前は、75平米のアパート暮らしだったので、光熱費が一挙に3倍以上!! 大打撃です。 早く夏になってー!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年04月14日 18時27分01秒
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