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カテゴリ:ニコちゃんの言語発達
昨日、ニコチャンを幼稚園に迎えに行ったら、一人、別の部屋に座らされていた。
お友達の手に噛み付いたので、「隔離」されていたのだ。 「なんで、噛み付いたの?」と聞いたら、「XX君は、僕と手をつながないの・・・」と言った。ニコチャンは、XX君と手をつなぎたかったのに、「嫌だ」と拒否されたので、噛んでしまった・・ということ。しかし、先生には、「ニコは、XX君と手をつなぎたくなかったので、噛んだんです。」と説明された。いったい、どっちの理由が正しいのかわからないのだけど、ニコチャンが友達の手を噛んだのは事実。もう、こんなことばっかりで、悲しい。 幼稚園の先生に、「ニコは、3ヶ月ほどLogopaedieに通っているのですが、言語面で何か進展を感じますか?」と聞いてみた。先生二人は、顔を合わせ、互いに首をかしげながら、「うーん・・・・」と言葉に詰まっていた。「週1回だけじゃ、そんなに直ぐに効果は出ないんじゃないですか・・・」と言われた。それでも、「前は、質問してもまったく返事が返ってこなかったけど、今は、少し返事をするようになった。」と言われた。でも、それって、Logopaedieの成果とはいいづらいような.... まあ、とにかく、言語面もいまひとつ、行動面もいまひとつ・・・・。もし、ニコチャンしか私に子供がいなかったら、今頃私は、子育てノイローゼになっていたかもしれない。 昨日の午後は、小児科で、Logopaedieの成果とテラピーがさらに必要かを診断してもらうための面談があった。追加10回分の処方箋はすでにもらっていたが、本来は、追加処方箋を書いてもらう前に行われる面談。予約が取れなかったので、今回は順序が逆になった。 まず、絵を見てその中のものを描写するテスト。ニコチャンは何もいえなかった。説明能力ゼロ。 その次は、カードの絵を見て単語を言うテスト。 ドイツ人は、「Ein Hund」一匹の犬 とか、「Eine Katze」一匹の猫 と言う風に、普通、不定冠詞をつけて、単語を言うが、ニコチャンは、ことごとく冠詞を無視して、単語の羅列。 フォークとナイフと人形がいえなかった。フォークとナイフは、ドイツ語でGabelとMesserだが、我が家では、フォークとナイフと言っているので、知っている単語だとは思うけど、普段は使わないので、度忘れしたのだろう。人形という単語も、幼稚園の教室には、「Puppenecke」といコーナーがあるから知っているはずだけど、やはり、とっさにでてこなかったのだろう。ニコチャンには、「わかっているけど、定着していない言葉」がたくさんある。 雲の絵をみて、「Himmel」(空)と答えていた。屋根をみて、「家」、教会を見て、「騎士」と答えた。教会が中世の騎士の住む「城」に見えたのだろう。 医者からは、「テレビを見せないように。特にアニメはダメです。毎日、幼児向けの絵本ではなく、ちゃんとしたストーリーのある本を10分でいいので、読み聞かせる習慣を付けてください。」と注文された。「一日1時間テレビを見せている。」(実はこれでも、少なめに申告したのだけど)と言ったら、怒られた。 でも、どうしても、テレビに子守りをさせてしまうことはある。賢浩の勉強を見てやっているときとか、自分自身がゆっくりしたいときとか、テレビを見せておくのが一番楽。それに、本人も見たがるから、「これができたら、みてもいいよ。」とご褒美的に見せることもある。 いけないことはわかっていても、私はそこまで「スーパーママ」にはなれない。テレビに頼らないで、しっかり子供に付き合ってあげている人って、すごいなーと尊敬する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月22日 16時47分21秒
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