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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2012年04月19日
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Logopaedie 33回目の記録

いつもとかわらず、冠詞の練習、複数形の練習、記憶力増強問題、理解力を確認する問題 などをしたとのこと。
しかし、今回はあまりニコチャンにやる気がみられず、「疲れていたのかもしれませんね。」と言われた。ニコチャンの出来不出来は、その当日のニコちゃんのテンションに左右されるようだ。「いつも、同じコンディションではないですからね・・・」と先生は苦笑いをしていた。
ニコチャンを30分以上机に座らせて課題をさせるのは本当に大変なこと。
先生に、「近々、小児科医に、ニコにはErgoterapie(作業療法)が必要だ と話をするつもりです。」と言われた。

Ergoterapieというのが、いまひとつ良くわからない。
恵子が病院で実習をしていたとき、Ergoterapieを見学する機会があったそうだ。脳障害を起こした後のリハビリのためで、鉛筆を持つとか指で細かい作業をするとか、そういうことだったらしい。私も作業療法というと、そういうイメージがある。そういうことを通じて、集中力を養わせるのだろうか???

恵子が幼稚園に通っているとき、同い年の女の子で、ちょっと協調性のない子がいた。みんなで歌を歌うときも、参加しないで、一人、無表情で突っ立ているような子だった。ご両親とも教育熱心なしっかりした人たちで、協調性がないこと以外は、特に問題があるようには見えなかった。でも、幼稚園の先生から、「セラピーに行ったほうがよい。」と言われたらしく、その子のお母さんは、「うちの子に問題があるように言われた。ひどいと思う。」とすごく憤慨していた。私もその話を聞いて、なんで、セラピーが必要なの? と思ったし、そのお母さんにすごく同情した。当時は、セラピーと聞くと、精神的に問題がある イコール 精神が病んでいる イコール 普通じゃない という偏見にも似た発想しかなかった。今考えると、このセラピーって、エルゴテラピーのことだったのかな、と思う。その子は、8月生まれだったので、6歳になる歳に入学させず (当時は、7月から9月生まれの子は、6歳になる年に入学するか7歳になる年に入学するか、選択権があった)、もう1年幼稚園にいるように幼稚園側から勧められていた。結局は、お父さんの海外転勤で、6歳になった9月から現地のインターナショナルスクールに通うことになった。その後のことは知らないのだけど、たぶん、問題なく、学校の成績もよく、過ごしているのだと思う。

子育て3人目なのだけど、ニコちゃんのおかげで、まだまだ未体験ゾーンがたくさんあることに気づかされる。





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最終更新日  2012年04月19日 17時02分17秒
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