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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2013年07月21日
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カテゴリ:学校
昨日は恵子の学校の終業式だった。
布団なども含む寮においてあるものをすべて持って帰るので、ものすごい荷物の量。トランクだけでは収まらず、後部座席も荷物の山。

賢浩は、「サッカー選手」として「仕事」をしなくてはいけなかったので、一緒に連れて行くことは出来ず、家に一人で残していくと、テレビばかり見てしまうので、今回は、夫が賢浩の監視役として家に残り、私とニコチャンが迎えに行った。

すごい暑い日で、車の中は、冷房をかけても、日差しが強すぎて、不快指数がMAX。工事中の道路が多くて、迂回で道に迷ったり、渋滞が続いて、片道2時間半。学校に着いただけで、ぐったりしてしまった。

12時から、恵子の担当の先生と話しをする予約をしていた。
30度を超える真夏日だったが、先生はスーツにネクタイ姿だった。
先生は、「何もいうことはありません」と言って、成績表を机の上に置いた。
11年生からは今までと成績のつけ方が変わってくる。
ポイント制で、15が最高点。15、14、13が「Sehr Gut」。12,11,10が「Gut」・・というように記載される。恵子は、全科目「Sehr Gur」で、そのほか、学習態度、生活態度も「Sehr Gut」だった。 「14」点が「1」にあたり、「15」は「1+」、「13」は「1-」。恵子の成績は、「13」が1科目であとは「14」と「15」。平均は、「0.7」。最高得点といわれている平均「1.0」のさらに上を行く。

先生は、「このままでいけば、来年、まず問題なく、どの大学のどの学科でも合格するでしょう。奨学金ももらえるはずです。文句なしの成績です。」と言ってくれた。「アメリカやイギリスの大学に行きたい場合は、11月までに志望大学を決めてください。私は進路担当ではないので、詳しくはわかりませんが、今までケンブリッジやMITに進学した例もあります。学校側が推薦状を書くなど、全面的にサポートします。この成績であれば、どの大学でもいけるでしょう。」とのことだった。

恵子は、「今までで一番いい成績だ」と喜んでいた。恵子はもともと成績の良い子だったが、すべて「Sehr Gut」をとったのは、小学校2年生以来(このときは2教科だけだから、比較にはならないが・・・)。年々進化しているのがすごいと思う。それは、本人が常に向上心を持ち、さらに上を目指して頑張っているからだ。

恵子たちの学校は、比較的新しい。2004年に開校で、開校以来校長を勤めた先生が、今年退職するので、昨日は、そのお別れ会も開かれた。みんな(生徒、保護者、学校関係者)にバラの花(一輪)が配られ、花道を作り、一人ひとりが校長先生にバラの花を渡す。本当に暑い日で、強い日差しの中、待っているのは大変だったが、こういう光景は初めてだったので、感動だった。

その後、講堂で成績表授与。恵子たちの学校では、クラスごとに舞台にあがり、一人ひとり名前を呼ばれて成績表が渡される。その場で、特別表彰などもされる。普通のギムナジウムでは、特に全校生徒が集まってする終業式などないし、成績表も教室で担任から渡されるだけ。やっぱり、いろいろな点で普通の学校とちょっと違うなと思った。しかし、とにかく暑くて、ニコチャンは、「暑い」「汗かいた」「退屈」と愚図りっぱなしだった。

今年は、校長だけではなく、開校以来校長と組んで寮を仕切ってきて先生もその役割から降りることになり、挨拶があった。新校長、新寮長の紹介もあった。

その後、メンザに場所を移し、コーヒータイム。保護者が作ってきたケーキを食べたりした。事前に、「ケーキの寄付をお願いします」とメールが来ていた。ケーキを作ってこれる人は、メールで何のケーキを作るかを返信するように言われていたので、私も返信した。その後、ケーキを作ってくる人の名前とケーキの種類が書かれた表がメールで送付されてきた。そのリストを見たら、ほかの人は、FrauXXX,とか FamilieXXXとなっているのに、わたしだけフルネームで、FrauともFamilieともついてなかったので、複雑な心境になった。たぶん、私は、夫の姓にはしていないので、私のフルネームを見ても、男か女か、どちらが苗字でどちらが名前かわからなかったのだろう。

ケーキを食べている間、各クラスごとに校長先生にプレゼントを渡した。それを見ているだけでも、この校長先生がいかに生徒たちからも愛されていたのかが良くわかった。恵子も、「この校長先生がいてくれたおかげで、今のこの学校があり、この学校があるから、私はいろいろな人と知り合うことが出来た。」と校長先生に感謝をしていた。
寮生活をしていることもあり、他の学校より、先生と生徒の関係が近い。
来賓を呼んでの公式のお別れ会は金曜日に市内の大きなホールであったそうだが、そこでは、別れを悲しんで泣き出した生徒もいたそうだ。

昨日は、午後7時までプログラムがあったが、長距離運転になるし、ニコチャンが愚図るので、4時には学校を出た。出る前に、校長先生に挨拶した。校長は、恵子をハグしながら、これからも頑張ってね。と言ってくれた。在校生みんなの顔と名前だけではなく、どういう生徒かということまで把握してしてくれている。校長先生は、音楽の先生でもあったので、恵子とは音楽を通して接することが多かった。
ちなみに、新校長はラテン語の先生。恵子は、この先生のこともべた褒め。

昨日は、本当に暑くて、長時間運転していたので、腕に日焼けのあとがくっきり。長時間運転はきつかったけど、恵子の学校の様子が知れて良かった。





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最終更新日  2013年07月21日 13時07分16秒
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