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カテゴリ:子供
今日から9月。でも昨日から寒い。
ニコちゃんは昨日の昼にクリス君の家から電話をかけてきた。 「もう少しここで遊んでもいいか?」と聞かれた。 そんなに長くいたら流石に迷惑だろうと思って「クリス君と遊びたいなら今度はうちに来て遊びなさい。ニコちゃんの部屋でLEGOで遊べば?」と言ったのだが、「クリスの家のほうが面白い」と言われてしまった。うちにはTV/PCゲームの類がないので、たぶんクリス君の家でPSとかで遊ぶほうが楽しいのだろう。 夕方6時過ぎに戻ってきた。ニコちゃんはクリス君に借りたのか、長袖のTシャツを来ていた。前日までかなり暑い日が続いたので、ニコちゃんには半袖短パンの着替えしか持たせていなかった。 ニコちゃんは「ママ、僕のジャケットは?あときれいな靴下もとってきて」と言った。 「なんでジャケットが必要なの?」 「外は雨が降っているから」 「でも、ニコちゃんはもううちに帰ってきたんだよ」 「これからみんなでスーパーに買い物に行くから」 「???」 そこにクリス君のパパが来て、「これからみんなで飲み物とか買いに行くんですよ。そのあと散歩したりするかもしれないので、ジャケットがあったほうがいいです。」と言われた。私は意味がわからなかったが、もう少し一緒にいたいのかな?と思って、ジャケットと靴下をニコちゃんに渡した。 するとクリス君のパパは私に「じゃあ、また明日」と言ったので、びっくりした。 「あした?」と聞き返すと、「ニコはもう一日うちに泊まってもいいですよね?今日の夜はピザを自分たちで作ろうって話しているんです。一緒に生地をこねて伸ばして、自分たちでトッピングをするつもりなんですけど、問題ありますか?」と聞かれた。 「さすがに2泊は多いですよね?本当に迷惑ではないんですか?」と聞くと「私は今週休みを取っているので、時間があります。全然構いません。」と言った。 ちょっと気がひけるけど、子どもたちも横で「お願い!」と大合唱しているし、先方がそのつもりであればこちらに反対する理由はない。3日前にあったばかりなのに、こんなに仲良しになるなんて、縁とは不思議なものだと思った。 昨日の夜中恵子がスイスから戻ってきた。 本当は水曜日に戻ってくる予定だったが直前に「荷造りが間に合わない」と言われたので、1日伸ばした。お昼過ぎに「これからパパが迎えに行くよ」と電話をしたら「えー、いまから?まだ何にもしてないよ。もっと遅くに来て」と言われた。その後「これから役所に行って転出届も出してこないといけないし、荷造りも全くしてないから、午後8時頃に来て欲しい」と連絡があった。 「たくさん荷物があるから、車には1回で乗り切らないかもしれない。今日は半分もって帰ってもらって、明日また来てもらうことになるかも」と言われた。それならもっと早くに第一弾の荷物を取りに行くこともできたのに・・。確かに月曜日まで試験で、荷造りの時間はあまりなかったかもしれないが、それにしても引越し準備が全然整っていなくて、呆れてしまった。 家具付きの寮だったので大型の荷物はあまりないのだが、やはり3年間住んでいたので、細々したものがかなりある。キッチン用品がやたら多い。鍋や食器は共有キッチンにあるのだが、自分でもホットプレートとかフォンデューセットとか友達とパーティーをするためにかなり買ったようだ。お菓子作りが趣味なので、ケーキ型とか絞り器とか細々いろいろ。大半は既にドイツにもって帰ってきたが、スイスで買った電化製品はドイツとプラグの形が違うので、ここで使うには不便だ。 恵子と夫は昨日の夜遅くに帰ってきたので、私は寝ていた。朝ガレージの車をみたら、トランクと後部座席は荷物でいっぱいだった。これを家に運びいれるのかと思うと面倒くさい。夫も恵子もまだ寝ているので、今日またスイスに取りに行かないといけないのか、全部荷物を載せることができたのか、その辺の事情はわからない。やっぱり引っ越しは大変だ。家具付きの下宿だったからまだましだったけど、東京では恵子は下宿じゃなくて良かったと思った。 明後日の早朝恵子は日本に向けて出発する。 もちろん荷造りなんて何にもしてない。 最悪パスポートと航空券さえ持っていれば路頭に迷うことはないが、恵子が半年間「海外留学」するのとニコちゃんが友達の家にお泊まりに行くのが同じような感覚なのがなんだか変だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年09月01日 15時48分00秒
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