第九章 夢四つ葉のくろーばー。それを手に入れたときは、 幸せになれる――――――― 四つ葉のくろーばー 第九章 夢 「四つ葉の、くろーばー・・・」 幽は、くろーばーをじぃっと見つめた。 自分の意志で物事を決めていたこと、今までに一度も無かったのかも。 友達ができたのも、初めてのことだったのかも。 争う相手がいるのも、自分が生きているから・・・ それが、「幸せ」 「ありがとう!」 幽は、煮物4世たちに向かって思いっきり叫んだ。 まつのきたちがいなかったら、自分は気づかなかったから。 今の自分は、幸せなんだって事に、ずっと気づかなかったから。 友達がいること、 争う相手がいること。 自分の意志を自分で表現できること。 過ちを犯しても、 罪は償えること。 そういうことすべてが、幸せだったなんて。 幸せは、身近なところにあるだけで、自分も気づかなかったんだ。 「幸せ」に気づかしてくれたのは、 ここにいる全員。 もちろん、PCの前に座っているあなたも。 あなたの身近なところに、幸運はありますか? 無いと答えた人。 もう一度考えてみて! 幸せは、身近なところにあるものだから。 ―END― 後書き うわぁぁぁ!終わっちゃった!?((爆 でも、まだ第二幕に続くもんだから、楽しみにしといてねー! ふははははは((謎 |