第三章 逃亡 (月の雫 第三章)・・・雫!・・・・・・・・ここから出してよ ・・・・・・・・・・・・・・・出せ! 四つ葉のくろーばー 第三章 逃亡 「やだ。」 雫はにやっと笑うと、 「一度自由になったんだもん。もう、自由は離さない。ぜったいに。」 と、言った。 「いたぞーっ!!」 まつのきのこえがひびく。 雫はまつのきを思いっきりにらむと、 「/storm まつのき」 と、唱えた。 「う、わわわわわわわ~~~~~」 竜巻の中心でぐるぐる回っているまつのきを背に、雫はまた逃げ出した。 「/move パーク建設予定地ブルー」 ・・・この場所。 ・・・・・・・・・忌まわしい思い出が眠る、この地。 ・・・・・・・・・・・・・・自殺リヴの死体。 「あと3秒で起床w」 モンスターハンターたちのうれしそうな声が響く。 「/storm ローズウッド」 「/thunder ローズウッド」 「/thunder ローズウッド」 「/thunder ローズウッド」 「/thunder ローズウッド」 「なんだよ、そんなちまちました攻撃しかできないの?」 雫はくすっと笑うと、 「/shain ローズウッド」 と、唱えた。 天空から光の玉が降ってきて、 ローズウッドに直撃する。 「終了w」 雫はそういうと、もう一つの『自殺スポット』へ、駆け出した。 「ウォーターグリフォンパーク・・・」 |