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☆へっぽこノベリストの部屋☆

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第三章 逃亡 (月の雫 第三章)

・・・雫!


・・・・・・・・ここから出してよ


・・・・・・・・・・・・・・・出せ!



四つ葉のくろーばー 第三章 逃亡

「やだ。」
雫はにやっと笑うと、


「一度自由になったんだもん。もう、自由は離さない。ぜったいに。」



と、言った。





「いたぞーっ!!」

まつのきのこえがひびく。




雫はまつのきを思いっきりにらむと、
「/storm まつのき」
と、唱えた。



「う、わわわわわわわ~~~~~」



竜巻の中心でぐるぐる回っているまつのきを背に、雫はまた逃げ出した。



「/move パーク建設予定地ブルー」




・・・この場所。


・・・・・・・・・忌まわしい思い出が眠る、この地。



・・・・・・・・・・・・・・自殺リヴの死体。





「あと3秒で起床w」





モンスターハンターたちのうれしそうな声が響く。




「/storm ローズウッド」





「/thunder ローズウッド」

「/thunder ローズウッド」

「/thunder ローズウッド」

「/thunder ローズウッド」




「なんだよ、そんなちまちました攻撃しかできないの?」













雫はくすっと笑うと、






「/shain ローズウッド」






と、唱えた。






天空から光の玉が降ってきて、

ローズウッドに直撃する。




「終了w」



雫はそういうと、もう一つの『自殺スポット』へ、駆け出した。














「ウォーターグリフォンパーク・・・」







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