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アサミストの独り言

アサミストの独り言

54 日蓮伝説殺人事件

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作品NO.54 日蓮伝説殺人事件 浅見リスト 34
感想
今回は日蓮の生誕地を事件現場として巡ることで伝説のイメージを作ったような事件設定です。
日蓮宗・身延山の甲府を舞台に地域産業の宝飾を巡る偽造事件です。
簡単に言えば新進の宝飾業者を陥れるため旧勢力が新進の会社の中へ仲間を入れて偽造宝石をばらまいた。そこから起こった新旧の殺し合いが事件として発生したと言うことです。
「日蓮」をテーマに『旅と歴史』のルポを書くことになった浅見ちゃん。
取材の傍ら、山梨の県立博物館を訪れた浅見は、車の接触事故に遭う。
相手の女性は宝石鑑定士伊藤木綿子で、その後、彼女の知り合いの宝石デザイナー白木美奈子が殺され事件に引きずり込まれ、偽造宝石の発覚から起こった殺人事件を解明するストーリー展開です。
最後は日蓮誕生の地、安房小湊の蓮華ケ淵に犯人を追い詰め、主犯笠原政三は転落死して宝石は無事取り戻して終結しました。
あいだで日蓮の生い立ちや鎌倉時代の元寇の話しを交えて伝説の味付けもしています。甲府の「ほうとう」がまずかったという表記で現地からクレームがドッサリ来たという曰わく付きのミステリーでした。
爺っちゃんが食べたときは美味かったよ。



探偵 浅見光彦 
ヒロイン 伊藤木綿子(25歳 宝石鑑定士、ユーキに入社)

被害者  白木美奈子(35歳 宝石デザイナー) 塩野満(宝石鑑定士)

犯人  笠原政三(宝飾業)

終結 転落死


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身延山


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ほうとう




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