お稽古事で大切なのは・・・
お教室経営を始めたら絶対にしないと決めている五大原則があります。今までの経験をもとに考えてみました。否定的な「~ない」を使っているのはわかりやすくするためです。一、挨拶が出来ない人には教えない一、素直な気持ちで教えてもらうという心持、貪欲に学びたいという心持の無い人には教えない一、言い訳をする人・和を乱す人には教えない一、お金を払わない人に教えるものは何もない一、教室の目的を理解して活動に協力的で無い人には教えない向上心があって一般的な人には当たり前のことなんですけどね。言い訳がましい人・捻くれている人には、どんな風に映るかな?理由なんて簡単なこと。一、挨拶が出来ない・しようとしない人と一緒に居たらつまらない。もう、この時点で教室の和を乱してます。同じように、「ありがとうございます」の言えない人もNG一、その時間目一杯教えてもらうんだ!と素直に「ハイ!」と返事して、やる・やら無いの選択を迫られたらやる選択をするような貪欲な人でなければ、いくら教えても吸収しない。教えてる私は時間の無駄、習う相手はお金と時間の無駄。一、言い訳する人も含め、雰囲気を悪くする人には教えない。その場にいる全員が共有している時間が無駄になるから。こんな失礼な話があるかい。一、経営ですから、お金が無いと回りません。タダで働いて食べていける人はいません。会社がお金にせこかったり、労働に対して、賃金があまりにも少なければ、仕事の手抜いてやろうかしらって士気が下がりますね?それと一緒。私は、「手を抜いてやろうかしら?」と考えてる時間と「手を抜きながら教える時間」がもったいないので、教えません。教えてもらうことに感謝し「技術と時間」に対価が支払えない人には教えないのは当然です。一、教室の目的を理解しない人は教室にいられない、これ当たり前のこと。会社でもそう。会社の目的に沿った経済活動をしています。それに納得がいかないなら辞めるしかない。お金を払うからと傲慢な態度に出るなら辞めてもらいます。お金をもらった対価として私は教えることをするのですから。これが教える側習う側がどちらも得する関係。どちらか一方だけが気持ちの良い関係なんて続きません。お箏のお稽古はお稽古だけと侮ってもらっちゃ困ります。お稽古を続けてきて私は以下の力が向上したと感じています。忍耐力・洞察力・協調性・行動力・観察力・鈍感力・理解力・想像力・表現力・想像力・集中力・持続力・決断力・組織力・会話力・常識力・・・こんなもんでしょうか。ざっと挙げただけでもこのくらいあります。何も、全ての力が急激に伸びたわけではありませんが、続けるうちに、「○年前と比べて・・・」と気がつかされます。でも、大切なのはやはり習う側の意識。私もなんとなくお稽古していたときにはお稽古にお稽古以外の価値・意義を見出せませんでした。お稽古を重ねていく中でどんな小さな経験にも「この経験にはどんな意味があるのだろう」「この経験を通して学べることはなんだろう」と考えるうち、「もしかしたら、ただ単に演奏技術向上だけじゃもったいないんじゃないだろうか?」と思うようになりました。習う側の意識が大切。これがなきゃ何もならん。私は常日頃対価以上のサービスをと考えていますが、有り余るサービス精神も、この五大原則を「当たり前のことでしょ?」と常識として理解してくれる人の前じゃないと発揮できません。自分の経験を通して、学んだから、上の五大原則。この五大原則はあくまで、私の教室がOPENしたときの運営原則。佳寿美会では、先生のやり方で楽しくなれば良いですね。それにしても思うんです。もっともらしく仕事に忙殺されて「忙しい」だの「時間が無い」だのマイナス言葉吐き散らしながら自分のためだけに生きる生きるつまんない人にだけはなりたくない。お金じゃないって言いながら、お金と自分のことだけ考えて生きてるような冷たい人にはならない。愛もお金も感謝も手に入れて楽しい人生にするんだ!!!あっ!教室OPENはもう少し先だけどね。今は優先すべき事項が2つあるから。