2015/03/14(土)08:56
大淀町の古墳=その2=
保久良古墳から南へ歩いていくと・・・今木正福寺の参道が有ります
(案内表示がちっちゃい・・・)
登っていくと・・・左手の畑が有るので
横切らせていただくと・・・木立の中に・・・
石材が露出した古墳が有ります
これが・・・正福寺古墳です
初めての人は、見つけにくいと思います
参道の右手に、斜めに上っていく道が有って、墓地に出ます
その背後に古墳が有ります
これは違いますよ~
比較的大きな石が露出していて、上には祠が有ります
ここは中野家の土地だそうで、下草も刈られて祀っておられます
石室内を覗いて見ると・・・
奥壁にも大きな石材が有って、石郭のような石室構造のようです
> 奥壁側と羨道側
保久良古墳とは造りが違うので
(石室の幅・高さが狭く低い点は同じですが・・・)
比較しながら見学すると良いですね
築造は7世紀後半ころでしょうか?
(発掘調査はされていないようです)
正福寺古墳墳丘と露出石材
◎墳丘規模は径11.5mの円墳とされています
(封土はほとんど流失してしまって、高さは???)
◎横穴式石室は、全長が約5.5m、幅1.1~1.2m、高さ約1.15m
南300mの所にはジヲウ古墳が有ります
坂合黒彦皇子墓
径14.8mの円墳だそうです
宮内庁が「坂合黒彦皇子墓」に治定しているので、埋葬施設など不明です
安政年間(1854~59)に今木字ジヲウの地に比定されたそうです