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カテゴリ:がっこう
ご心配おかけしましたが、学校に通っております。 先週ある日、担任から電話がはいり、 「クラスの一人ずつと面接をして、(キョロに対するいやがらせについて) 知っていることを話してもらうようにしています」 とのことでした。正直、なんじゃそら?と思いました。 ま、でも、そのときは何かおかしい、と思っただけで、 どうおかしいかきちんと説明できそうになかったので、 はい、はい、と話を聞きました。
「証拠がないと子供に注意することもできないのかな?」というのが 私が抱いた違和感でした。 だってすでにキョロが「○○さんが意地悪なことを言ってくる」 と言っていてそのことをはっきりと伝えてあるのに。
で、極めつけが 「キョロさん(仮名)に、僕もがんばるので、 一緒に乗り越えていきましょう」 と。
「先生、乗り越えるのはうちの子じゃありません。 気に入らない子がいたら意地悪をしてやろうと考え、 行動するお子さんのほうが問題なのではないですか?」 と、ちょっと迫りました。あ、でも怒鳴ってません。 低音で。ベースで。はは。
先生 「はあ、そうですね」
相手には話したのか、親には話したのか 聞くと、本人とは話したが、親には話していない、とのこと。 しかし既に本人とは過去の別件でもいろいろと話しをされているとのこと。 けっきょく、先生の言うことなんかスルーなわけです。
なので、参考までに 「お母さんに話されてはいかがでしょう? そのお子さんに唯一救いの可能性があるとしたら、 お母さんが悲しむ姿ではないでしょうか? また親としても、私は自分の娘がそうであったら、 ぜひ知りたいと思います」 と言いました。えらそうか? えらそうだな。 差し出がましいですな。
また別の日、私が留守のときに再び学校から電話が。 テンドンのみ在宅だったため、ビシっと先生に 話をしたそうです。←怒るとこわいテンドン。いいぞいいぞテンドン
そんな一連のやりとりが効いたのかどうかわかりませんが、 キョロが通学を始めると、いじめていたお子さんが 声をかけてくるようになったり、ひとりでいると 「一緒に話そうよ」と言ってくれる子がでてきたそうです。 で、今はそこそこ楽しげに学校へ行っています。
キョロは 「あの子は変わらないと思う。私には謝ってきたけど、 変わらないんじゃないかな。でも、謝ってきたから いいよ、って言った」 と言いました。
「許す?」 と私が聞くと 「うん。謝ってきたし。変わらなくてもいいよ、もう」 と言ってました。
よかったです。私は許しませんが(笑)、 キョロは許すって言ってくれて、よかった。 キョロのほうがえらい!
キョロが「変わらない」と思っていることが おそらくそうなんだろうな、と思いながら、 やっぱりそういう感じというのは、中学生ながらに わかるものなんだなあ、と思いました。
そんなこんなで。この記事を書こうかどうか 迷ったんですが、みなさんへの事後報告もあるし、 いじめや仲間はずれで困っている人が見てくれたらな、 と思って書きました。
働きかけようによっては、子供が少しは学校へ 行きやすい環境がうまれることもあるようです。
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