王様戦隊キングオージャー(2023)第一章の簡易感想
地球ならぬチキューの世界観を演出する為に既存のリアルタイム合成だけでなく、LEDウォールも活用した事で30分の映像ほぼ全てをCG背景で構成出来るのが今年の魅力
例年ならトウフは第4話のように関東圏の時代劇が撮れる施設でのロケになるし、ゴッカンに至っては実現不可能
それがLEDウォールのお陰でハウステンボスや北海道と日本全国の名所を使った合成背景、キュウレン・ドンブラでも用いられた実景への加工(マットペイント)が6つの王国を魅力的に描いている
ビデオサロンのLEDウォール解説・インタビュー
ゴッカンの雪景色裏側第10話東映公式
下絵撮影北海道第11話東映公式
下絵撮影九州・ハウステンボス第12話東映公式
下絵撮影本州&ゴッカン詳細第13話東映公式
キュウレンジャー1話東映公式(マット画紹介)
ドンブラザーズ2話東映公式(脳人レイヤー)
一方でスタジオ内の撮影が中心だから例年よりキャラクターの居る場所が狭いのがちょっと残念
国民が密集するカットは問題ないんだけど、戦闘シーンは春映画みたいに広々としたアクションがそろそろ観てみたい
ロボ戦に比重を置いた結果、怪ジームとの決着が等身大戦であまり楽しめないのは寂しいんだけどドラマパートの充実感は好みに合う
国王それぞれも他国民も迷わず救う善良さと自国の利益を求める貪欲さが矛盾しないキャラクターが好み
ギラが自称王様のまま理解者が増えない序盤は歯痒かったけれど、臣下ドゥーガの加入や正式なシュゴッダム国王就任にホッとした
ンコソパに求められる王の素質が示される第2話
ヒメノとジェラミーの誤解と和解の第14話
バグナラクとの和平に成功した第26話
が好みのエピソードだった
冷静な問題解決スキルとヤンキーの悪戯心を併せ持つヤンマ・ガスト
品性とワガママを両立させた女王、ヒメノ・ラン
人類とバグナラクの共存の為に奔走しつつも空回りしてしまうジェラミー・ブラシエリ
の3人が特に好みだったり
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