特捜戦隊デカレンジャーwithトンボオージャー(脚本:西駿人 監督:荒川史絵)を視聴!
デカ20th公開も佳境ですがようやく感想書く時間を取れました
デカレンジャーとしては何といっても晴月天/デカピンクその2というアサム・ムギ・塁と様々な後輩刑事の中で、初めてのウメコ達と友好的なキャラクターが描かれたのが嬉しいです!
デカ20thでは僅かな出番でしたが予知夢による操作能力・そして地球署に馴染むノリの良い性格が魅力的でした ホージーやセン、テツとの交流も観てみたかった…
砕けたボスの「イケメン」という言い回しもパワレンSPD視聴中だったのでクルーガー署長(声・稲田徹さん)とのギャップが楽しめました
天の「大切な事なので2回言いました」の言い回しが可愛い
キングオとしても記憶喪失という形で王様という立場と責任を外れたヤンマの素が描かれ、かつ有効的な年上への接し方を堪能出来たのが好感の持てるスピンオフでした
キングオ本編の年上って敵対国・シュゴッダムの重鎮か舐められたら終わるカグラギ、外見年齢が同世代のジェラミーと油断できない相手か同世代っぽい相手ばかりだしな…
正直「辞めましょう!警察」という台詞が観る前は不安だったんだけど記憶喪失かつ惚れた相手にはチャランポランな姿が嚙み合いすぎて笑ってしまった
頭突きで記憶が戻るオチ、その姿に納得するWデカピンクの姿も笑います 令和のデカレンを2本観れる満足感が凄い
デカレン当時を再現した変身シーン、古川登志夫さんの知的なで親しみ易いナレーションとデカレンの面白さとキングオの独自性を気持ちよく組み合わせた番外編だったんですが…ジャッジメントタイム観たかったな!!!! これだけは正直残念でした
とはいえ宇宙警察が関与しないチキューの民なので現地の法に任せるという方針は納得出来るので少し複雑です
ジャスミンが面識の無い「最高裁判長」に言及するのもヤンマをエスパー能力で読心したからという痒い所に手の届く作劇が凄い
キングオ序盤戦・及びデカ20th撮影と同時期だったので時系列が気になるんですが…バグナラクを六王国に迎えた2年間の隙間の話と思った方が良いのかな? 執筆時期のタイミングではキョウリュウコラボの台本とシュゴッド云々の設定固まって無かっただろうし
関西圏のロケが必須だったデカレンとのコラボだったのでバーチャルプロダクションを武器にしたキングオが関西ロケというのもちょっと面白い 太秦映画村の街並みで敢えて電柱が映り込むアングルが巧いな
コメンタリーでの荒川監督(デカレン当時助監督)がキャストの皆さんと和気藹々とした様子も魅力的でした ドゲンジャーズと行って帰ってきたトッキュウも好きなのでまた荒川監督の新作待ってます!
前回のアバレンジャーwithドンブラザーズもTTFC作品の中でも格別お気に入りなんですが、今回も傑作でした
西駿人さんの両作品を気持ちよく嚙合わせる作品が2年続くと次の周年Vシネクストでも現行作品とのコラボ作品にも期待してしまいます…
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