三日坊主で終わる日記

DMMTVでの配信で​Dancing☆Star プリキュア(2023年　脚本・演出：ほさかよう)を視聴しました​

​​​DMMTV配信ページ(月額550円 3/20まで見放題)
​『Dancing☆Starプリキュア』The Stage公式サイト(配信サイト紹介)

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​初の素顔の俳優さんメインの舞台作品​

​初の男子高校生主役​

​初の2時間半尺​

​​と初めてが詰まったプリキュアの番外編　ひろプリの実質的な劇場版・「プリキュアオールスターズＦ」の公開後の23年10月末～11月半ばに上演されたようです​​

​ガッチャード・キングオ第二部・ヤツルギ11が始まったタイミングでの上演と書いた方がこのブログらしいか​​​​

​​プリキュアシリーズは戦隊・ライダーのお供にスイート(2011)からリアタイ＆令和に入ってからは飛び飛び視聴という半端者ですが、舞台第2弾に合わせて第1弾も配信が始まってたので視聴してみました​​

​​​​​​特撮ヒーローファンとしては勿論マナカケンゴ/ウルトラマントリガーの前向きさを好演した寺坂頼我さん、知的好奇心を制御しきれない敵研究者ニエルブ・ストマックを演じる滝澤諒さんの出演も興味深く、お二方の演じるキュアカグラ／天弦晃雅、キュアロック／夏目颯斗の立ち位置がそれぞれ厳しく荒々しいスパルタ副部長、迷いを抱える主人公の幼馴染と大きく異なる物で驚きました​​​​​​

俺高校生の頃ヌルいパソコン部で良かった​

​まずは素顔メインの公演​

​スーツアクターと二人三脚で作り上げる特撮ヒーロー作品と異なり、今回の舞台プリキュアは俳優さんが変身前後を両方演じる方式でした​

​去年観に行った舞台ライドカメンズでは脚本を工夫して仮面ライダーへと変身して現地に駆け付けるという流れで生着替えをクリアしていましたが、​DancingStarプリキュアでは変身シーンの際にダンサーが舞い踊り着替えのシーンを盛り上げる真逆の方法を採り入れていました！​​

細かく作られた変身後の衣装をあんな短い時間で着替え終わるのにも驚きましたし、随伴するダンサーの踊りを戦闘エフェクトにも取り入れているのが非現実的な画を強味とする舞台らしい…と素人のイメージで雑語りしてしまいます

​続けて男子高校生メインの青春劇​

​​ダンスやバスケと夢を目指す若人の物語という事からか、はたまた大きなお友達をターゲットにしたからか　意見のぶつかり合いが激しくて(門外漢が言うのも何ですが)プリキュアシリーズとしては新鮮でした​​

​​特に副部長が責任感の強さ、そして性格面の不器用さから後輩を追い詰めてしまう姿に驚きましたし​​、敵陣営に利用されるバスケ部の親友コンビの泥臭いぶつかり合いも大きな見所でした　

​​​(これは他人に寄り添う姿が魅力的だったひろプリ・わんぷりを復習中に観たのも大きいのかも)​​​

​そして2時間半の尺​

​​​​​4クールじっくり掛けられるTVシリーズと異なり5話分の尺で5人の紹介＋ボス戦まで描けるように主役コンビ・​部長​＆副部長コンビ・年下の先輩とチーム分け？　​​​​​

主人公の熱意でギクシャクしていた先輩プリキュア達も噛み合うようになる構成に納得した一方、じっくり作ったと思われるキャラクターの魅力は2時間半では少し描き切れなかった…かも　5人の日常風景も観れるチャンスが有れば助かります

​​先輩2人の背景をもう少し知りたかったと思ったら丁度舞台第2弾で掘り下げるらしく、​部を盛り上げる部長​と実家と関係が悪い副部長　それぞれの出自が気になるところです​​

5人でいる時間が大好き！森田桐矢・寺坂頼我・小辻庵が語る、ぼくプリ第2弾 - ステージナタリー 特集・インタビュー

​​最後に一つ　「妖精の丸焼き」が妥当と感じる妖精が現れるとは思わなかった　事情次第だけど塩漬けにされてしまえオッサン妖精​​

​​​ニコ様&メエメエを始めとする日曜朝の妖精って真っ当だったんだな…​​​