〈再読〉死神の精度・伊坂幸太郎
最初に読んだ感想はこちら再読のためにまた図書館に予約。それはひとえに重力ピエロの春がどこに出ていたか確認したかったから。死神の特徴1.CDショップに異常に入りびたる2.名字に町や市の名前が使われている3.受け答えが微妙にずれている4.素手で人に触ろうとしない5.いつも雨にたたられている←これは主人公の死神・千葉だけかもしれないちなみに、調査対象者は調査中には死なない。さてさて、春はどこに出ているかというと"旅路を死神・Death on Road"で人を殺して逃亡する森岡(調査対象)が千葉と共に立ち寄った仙台で壁に落書きをしている青年が彼である。以下ネタバレ。死神の精度・異例なことながら「見送り」の決定をする千葉。藤木一恵はその後、歌手としてデビューしたことを老女と死神で知ることになる。死神と藤田・手下の阿久津を助けに向かう藤田。栗木には同僚(死神)の調査が入っていた。吹雪に死神・男をもてあそぶ女に復讐するために聡江達は集まっていた。他の死神の調査も入っていたため、連続殺人事件が起きる。恋愛で死神・古川朝美と心を通わせるも、彼女のストーカーに教われて荻原は死ぬ。旅路を死神・誘拐された事のある森岡、一味と思っていた奥入瀬にいる男・深津を襲おうと千葉を運転手に移動。だが、深津も実は誘拐された男で、幼い頃の森岡を安心させるために犯人の振り(力のある側の振り)をしていた。死神対老女・老女の頼みは2日後、若者を客に呼ぶこと。見たことのない孫がその日訪ねてきてくれることになっていたのだった。(老女は恋愛で死神の古川朝美だった)