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日々のあぶく?

October 2, 2005
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死ぬと気に人は誰を想い、何を願うのだろうか―

「僕」が掃除夫のバイトをする病院にはある伝説があった。
長期入院患者に伝わるといわれるもので、死ぬ前に一つ願いを叶えてくれる仕事人がいるというのだ。

ACT.1 FACE:
ある老婆の最期の願いを叶えた事から仕事人は黒衣の男から鼠色の作業着の掃除夫に姿を変えた。
老女の残した多額の報酬の代わりに4回分の仕事を(ほぼ無報酬で)引き受ける事にした僕。
そんな僕のところに来たのは三枝老人だった。
彼は自分が戦時中に殺した男の家族のことを知りたがった。
その男の家族(息子の家庭)に近づく僕。しかし、そこには崩壊の足音が近づいていた。
三枝老人の本当の狙いを知った僕は鬼を見る。

ACT.2 WISH:
心臓病に冒された14歳・今井好子の願いは修学旅行時に親切にしてくれたお兄さんを探し出す事。
ただ写真を渡し、会いたいという願いの裏には復讐が隠されていた。

ACT.3 FIREFLY(蛍):
癌が再発した孤独な女性・上田さんにはそっと電話で病状を伝える相手がいるらしい。
しかし、彼女の願いは電話の向こうにいるはずの人に会うことではなく…。

THE FINAL ACT MOMENT:
特別室に入院中の有馬さんは多額の借金があり追い詰められていた。
そんな彼の前に本来の仕事人・黒衣の男が現れたらしい。
黒衣の男のかなえる願いは2択しかなかった。
本当の仕事に気付いた僕はそれを阻止しようとする。

ぶっきらぼうな幼なじみで葬儀屋を継いだ森野(女性)の存在がなんともいえず良い。
死を前にした人間の願いは表面の奥に隠されたものがあった。
それに触れるうちに流れ着く先にあるものとは、そんな事をしみじみ感じる物語。






Last updated  October 2, 2005 12:22:56 PM
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