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日々のあぶく?

April 8, 2006
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先ほど終了したドラマ「アンフェア」の原作。
秦氏の小説デビューは本作だが、元々劇作家・演出家・シナリオライターとして活躍しているらしい。
代表作にはTVドラマ「天体観測」「ドラゴン桜」等。

ドラマで言えば「推理小説殺人」「募金型誘拐事件」「×マーク殺人事件」の中の「推理小説殺人」の部分が小説化されている。
(正確には小説が先でこれを元にドラマ化されている)
続編の予定もあるらしいが、それはドラマに沿った形になるのか、否か気になるところ。
所々の設定はドラマとは違う。
十分面白いのだが、ドラマの完成度が高かっただけに、原作の方がつたなく、というか、どこかもたついた感じがしてしまう。
何度も読者に解決するとは限らないとか、こういう構成をしているのには意味があると訴えているのだが、そこがどうも押し付けがましく感じてしまった。
…ドラマを見てなくて、こちらを先に読んでたらまた違った感想がもてたかもしれない。

二年前にナイフを持った薬物中毒の17歳の少年を射殺した雪平夏見は警視庁捜査一課の検挙率ナンバーワン女刑事だ。
彼女には離婚した夫との間に娘・美央がいるが、「人殺し」の娘だといじめを受ける美央は夏見との面会を拒んでいるらしい。
彼女とコンビを組む(押し付けられた?)のは新人の安藤刑事である。
ジッポライターの蓋をカチャカチャ言わせる山路課長、
オタク系の科学研究所技官・原口なども登場。

「アンフェアなのは誰か?」と言う栞がつなぐ無差別殺人が起き、それをなぞったような、次の殺人を予告する内容も盛り込んだ推理小説がマスコミ、出版社、警察各所に届く。
次の犠牲者を助けたければ続きを3000万円で買えという要求に応えなかったがために次の犠牲者が出、
また、更なる犠牲者を助けたければ最低落札価格1億円のオークションで続きを落札せよとの要求が届く。
三人目の犠牲者となった編集者・栗山に一番最初に駆け寄った岩崎書房の瀬崎一郎、
売れっ子作家の久留米と関わりのあった平井唯人が捜査線上に浮かぶのだが―

ミステリでよく言われる「アンフェア」「リアリティ」に踏み込んでいるところ(ポイントにしているところ)は面白い。






Last updated  April 8, 2006 12:22:25 PM
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