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日々のあぶく?

June 20, 2006
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明治の文豪・夏目漱石の孫であり、マンガ批評家でもある著者が祖父・漱石の残した名作の批評に挑む!?

著者と父・純一との関わり、祖父・漱石へのコンプレックス、祖母・鏡子の話などの導入部。
教科書に載る漱石と博士号を辞退したり、留学、神経衰弱に悩まされた話などの環境と共に時代を追って作品を紹介・作者なりの批評(コメント)を添えてある。
結構ざっくばらんに語っているのもあり、分かりやすくて面白い。

教科書に載っていたため、授業や読書感想文の課題図書として漱石の作品に触れたことはあるが、
全部読んだ記憶があるのって(読書感想文で選んだ)「三四郎」くらいかも。
授業では「それから」「こころ」「門」の一部をやったような記憶が。
「吾輩は猫である」は全部読んだ記憶ない。
「草枕」も途中までは読んだけど、読了してない…
有名なだけに何となくあらすじは知っていても読んでない(「坊ちゃん」など)作品ばかりだと再確認。
案外読んでないものなんだな。

文学論の実践として書いた小説、神経衰弱から来る疑惑、女性憎悪(?)の視点が大患後に変わったこと、
文学論を通して、かなりシビアに世の流れを見ていたということ、
漱石の子供達でも「怖い」という記憶があるものとない者がいること、
祖母の偉大さ、著者自身、漱石にコンプレックスと親近感があることなどと一緒に読んでいくうちに興味が高まり、
漱石作品をあらためて読もうかという気になってきた。

そういえば、以前、本木雅弘主演で夏目漱石の物語やったのみたなぁ。
ハチャメチャで、側にいる人は大変だったろうけど、ドラマ見てる分には面白かったような記憶が…
確か、鏡子夫人役は宮沢りえだった。
→2005.1 ドラマ夏目家の食卓

以下メモ
ホトトギス時代・
「坊ちゃん」「吾輩は猫である」「草枕」
朝日新聞入社時代・
「夢十夜」「三四郎」「それから」「門」
修善寺の大患後・
「思い出す事など」「行人」「こころ」
晩年・
「私の個人主義」「硝子戸の中」「道草」「明暗」

文学論、手紙、鏡子夫人・
「文学論」「漱石書簡集」「漱石の思い出」

*「明暗」は未完。

個人的には"夢"を描いたという「夢十夜」から読んでみたいと思う。






Last updated  June 22, 2006 01:50:32 PM
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