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日々のあぶく?

August 24, 2006
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The Hon-Sui Committee

第1回ボイルドエッグ新人賞受賞作。
第4回受賞作 「鴨川ホルモー」とはまた一味違う。(当たり前だが)。
舞台が大学(鴨川ホルモー)か、高校(+小学校)かというのもあるのだろうが、本作の方がより漫画ちっくなキャラクターと状況設定という感あり。
でも、どちらもなんだかすんなり読めてしまえて、なんだか楽しかったという感想を持つ。

ちなみにボイルドエッグ新人賞は
1 新世紀にふさわしい、まったく新しい才能、類例のない面白さに満ちた作品を募集します。
2 選考委員の作家(三浦しをんなど)はすべて20代半ば。前例のない若さの選考委員たちが、討議を重ね、受賞作を選びます。~(以下略)

~というだけあって、受賞作品も若々しい、というのかな?

また、募集対象とするのは
  A ジャンルを問わない清新なフィクション(長編、作品集等)
  B ジャンルを問わない清新なノンフィクション(エッセイも含む)
清新な:すがすがしく新鮮なさま。爽やかで新しさにあふれているさま。

小中高一貫のマンモス校木ノ花学園を舞台に、新設された「本格推理委員会」のメンバーが古い校舎で起きた幽霊事件の謎に挑む、青春学園ミステリ。
高校に(エスカレーター式で)入学した修と椎は理事長から「本格推理委員会」に任命される。
他のメンバーは上級生の鈴音と菜摘。
小学生の間で流行る音楽室に出ると噂の怪談の真相を探るのが初任務となるのだが―


城崎修・ごく普通の(?)高校生。強面なのに面倒見のいい兄貴というのが特徴。家事を一手に取り仕切る。本格推理委員会の使いっぱしりに?
城崎カンナ・生活能力0点の母。引きこもり&人見知り。高い評価を受ける硬派な(歴史)作家。夫は世界を駆け巡るアルピニスト(登山家)。
ミア・世界一の大道芸人を目指す修の妹。小学部。

木下椎・二軒隣の料理屋に住む幼なじみ。勘がおそろしくいい。寝坊・遅刻常習犯、授業中はほとんど寝ているため学力は低レベル。勘の良さを買われ、本格推理委員会メンバーにされる。
木下梢・椎のクールな妹。中等部。

木ノ花あざみ・学園理事長兼保健医。本格推理委員会立案者。
桜森鈴音・調理部部長、本格推理委員会委員長。
鏑木菜摘・空手部エース、本格推理委員会メンバー。

風間虎之助・顔はいいのにエロトークで女子に引かれる修の友人。
菊池響・クールかつ頭脳明晰の修の友人。

森川早苗・音楽教師。小学部(音楽室のある)風見鶏にて幽霊を見る?
藤井美咲・小学部6年C組。幽霊を信じ、捜査している。
一之瀬杏子・同。美咲の親友で彼女と行動をともにする。
管原雅・同。数年前に来たが、クラスに馴染まず、転校生と呼ばれる。


以下ネタバレあり

過去の事件がきっかけで推理をすることから逃げる修だったが、事件解決とリンクして自分のトラウマとも向き会う事になる。
小学生にも、高校生にも、先生にもいろいろな過去、悩みがあり、それがさらけ出され、その上で乗り越えるという分かりやすい仕組み。
”探偵は推理したすべてを明らかにすることが正しいとは限らない”と言う修。
彼の過去がそう言わせているのだが、巷にあるいろいろな探偵小説に当て嵌めて考えると納得したり。

本格推理とは、ラストの解決までにすべてのヒントが出されてなければいけないというが、
音楽室の隠し扉などは急に提示されたような気がする。それってちょっとアンフェアになのでは?
まぁ、そんなところ気にするほどではないけれど、本格推理とタイトルでどどーんとハッタリかましているので言ってみた(笑)






Last updated  August 26, 2006 12:44:37 AM
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