2007/03/16(金)22:30
文学刑事サーズディ・ネクスト 3 誰がゴドーを殺したの?上・下 ジャスパー・フォード 田村源二 訳
The Mell of Lost Plots
シリーズ第3弾。
もう、何がなんやら、どんどん要素や登場人物、設定が増えて、はじめがどこだったか(笑)
なのに面白いときたもんだ!
今回は本の世界でも大活躍のネクスト。
こんな風に私たちの目に映る本(物語)が出来てたら面白いという設定が盛りだくさん。
本好きな人に是非!とお勧めしたい。
文学刑事サーズデイ・ネクスト 1・メモ 2・メモ1・メモ2
ネタバレありの登場人物紹介→コチラ
各種設定など→コチラ
イングランドで暮らす一介の「文学刑事」だったネクストは、卑劣な巨大企業ゴライアス社と対決したことと引き換えに夫・ランデンを根絶させられてしまう。
しかも、彼女が倒した凶悪犯アシュロン・ヘイディーズの妹で記憶を操る(メモノモーフの)エイオーニスが彼女の記憶の中に住み着き、復讐の機会を狙っていた。
ランデンの子を妊娠中のネクストは現実世界の危険を回避する為、の中の怪しげな未完の小説の中に身を隠すことに。
のんびりするはずが、豪快なブックジャンパーでネクストの師でもあるミス・ハビシャムに叱咤を浴びながら、本の世界の取り締まり役・ジュリスフィクションの一員となる。
ブックワールドでは小説OSのアップグレードを巡る陰謀、次々にジュリスフィクションの仲間達が襲われる。
犯人は仲間の中に!?
黒幕探しと共に、ランデンを記憶から消そうとするエイオーニスとの攻防もつづき、ネクストの戦いはヒートアップ。