カテゴリ:本
「新本格魔法少女りすか 3」から読んでしまったが、基本に戻って(?)1巻から(笑)
佐賀県に住む小学5年生・供犠創貴は学校では優等生で学級委員長を連続で務めている。 が、それは大人の受けを良くし、「使って」もらい、自分の価値を高め、目的に向かう為。 そんな彼が駒として使うのは"魔法の国"長崎県からやってきた転入生・水倉りすか。 彼女は神にして悪魔、665の称号を持つ父を探す目的があった。 魔法が絡んでそうな事件を捜査し、悪徳魔法使いらを裁くりすかは「魔法狩り」と呼ばれていた。 何かが壊れる前のいーちゃんと友の関係の様だよなぁ。 最強なのは27歳のりすかってことで。 創貴のいつもまずは自分が犠牲になる所もいーちゃんっぽい。 ―ネタバレあり― ・第一話 やさしい魔法は使えない。 創貴の目の前でホームから線路に落ち、電車に轢かれて死んだ4人の人間に共通点はなかった。 魔法使いの仕業とよんだ創貴とりすかは捜査を開始。 供犠創貴 ~「魔法使い」使い。半分以上がりすかのものとなっている。 心臓すらもりすかのもの。 だが、頭をやられると再生した時には別人(別記憶)になってしまうらしい。 水倉りすか~属性「水」種類「時間」運命干渉系の魔法を操る。 「赤き時の魔女」父親から受け継いだ称号。 血を流すことで基本的に内側(自分だけ)に作用するが、 創貴との血の相性はよく、同着する事で一緒に時間を飛ばしたりすることができる 死亡するほどの出血をすることにより体内(血)に父親が施した魔方陣が発動。 27歳になり、なんでもありな魔法使いに1分間だけなれる。 高峰幸太郎~属性「風」種類「召喚」で真空を作り出す魔法式を使って事件を起こした運転士(人間) りすかによって消される(退治される)。 ・第二話 影あるところに光あれ。 同級生の少女が攫われる事件が発生。 りすかをおびき出す罠にしか見えなかったが、織絵救出に向かう。 影谷蛇之~「影の王国」「豚歌い」「鷲豚の輪廻」「赤豚紳士」「悪意の天才」の称号を持つ 属性「光」種類「物体操作」念動力、サイコキネシス系 魔道市ナガサキでも少女専門の誘拐犯として有名。 逮捕されていたはずだが、「自分の下に戻るように」という神檎のメッセージを りすかへ伝える命令を受け、佐賀に。 影を光の「矢」で「固定」するのが得意。りすかが消去。 在賀織絵~攫われた同級生。優等生。登校拒否時のりすかのことも気にかけていた。 魔法使いの存在、創貴の目的を知るのがまだ早いと救出寸前、創貴によって殺される りすかの相撲好きが判明。 魔法使いは魔法で「自殺」しないのが基本(防衛本能、精神集中の観点から)だが、 創貴の命令(作戦)で身体を「固定」されたりすかは 舌を噛み切って自殺する(27歳のりすかになる為)。結構壮絶だなぁ。 目的の為には同級生をもあっさり殺す創貴の姿が浮き彫りに。 ・第三話 不幸中の災い。 織絵を殺したのが創貴であることがりすかにばれ、二人は喧嘩する。 そこに訪ねて来たのはりすかの従兄・水倉破記だった。 神檎を追うりすかを心配し、長崎に連れ帰ろうとする彼の頼み(りすかの説得)を断った創貴は 彼の魔法にかかり、次々不幸に見舞われることに。 水倉破記~魔力乏しい落ちこぼれだったが、神檎により「迫害にして博愛の悪魔」、 属性「水」種類「運命」、運命干渉系の魔法により、 記された約束を破る=不運をもたらす 破記のもたらした情報→影谷撃破以後、六人の魔法使いが城門を越えてりすかの元にやってくる。 (その前に長崎にりすかをつれて帰りたかった模様) 最後の最後、破記の攻撃から創貴を守ったのはりすかだった。 死ぬ寸前であっても、「創貴が時間を稼いで→りすかが決める」のは"いつも通り"。 りすかは長崎に帰らず、創貴の罪と嘘を許し共にいることに。 条件は「もう、あんなこと(殺したり)はしない。もう少し私(りすか)の気持ちを創貴は考えること。」 りすかについてきた執事(?)従僕(?)のチェンバリンは手錠を作りはしたらしいが、魔法は使えない魔法使いだとか。 創貴の体がほとんどりすかになったら、創貴も魔法使いになるのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 17, 2007 11:58:28 PM
[本] カテゴリの最新記事
|
|