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日々のあぶく?

July 20, 2007
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生粋のいじめられっ子・蓮見亮太は周囲の進路を調査し、同じ高校からの進学者が誰もいない大学に入学。
晴れて生まれ変わった気持ちで大学デビュー!
したはずだったが、入学した大学でいじめっ子の主犯格・畠田に再会。
毅然と対応しようとし、ボコボコにされかけたその時、
助ける代わりにボディーガード料を払えというボクシングでインターハイ三連覇したという学生・桐生友一が現れる。
今度は彼の言いなりになるのかと思いきや、彼は亮太のことを友達といい―

トモイチに連れられ、「飛鳥大学学生親睦会・正義の味方研究部」に入部した亮太。
不条理な関係、暴力、レイプ、リンチ、酒のゴタゴタ、セクハラなど部活(サークル)をはじめ、学内での問題、
目安箱への投書を調べ、しかるべき対処をするこの研究部には部員の推薦、承認がなければ入れない。
いじめられ、殴られ続けたお陰(?)で身についた動態視力をトモイチに買われたのだ。
他の部員は紅一点で美人の先輩(文学部三年)・西城優姫、
トモイチと同じように格闘技に長けているらしい大黒一馬(経済学部三年)、
父親は弁護士という理論派・室井亘(法学部三年)、
静かに鎮座する部長・佐山崇(法学部四年・引き継ぐべき部長がいないことから留年三回目)。

時に臨時部員(剣道部・空手部・サッカー部)の手を借りながら問題を処理していくが、
底辺から這い上がろうと悪事に手を染めた学生らを完全に悪いと言い切れない思いから亮太は揺れ始める。


ただの勧善懲悪ではなく、痛みを知るからこそ、やみくもに悪いものを「切り倒す」だけでない方法を求める亮太の心の揺れが描かれる。

同じいじめられっ子だったからこそ痛みが分かると言っていた佐山が、「正義の味方」であることを疑問に想う亮太を(自己否定されたと感じ)蹴る場面は、同じ境遇ならば理解し合えるとは限らず、同じだからこそ、共有できない思いは否定となり、反撥、憎しみにつながっていくという怖さも伝えてくれる。






Last updated  July 20, 2007 08:47:13 PM
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